ヘルシンキの街をブラブラ歩いてみました。この町の美しいところや、この街が抱えている問題点も見えてきました。

 
 

突然、大通りに横断幕が若者の手によって張られました。見れば、「歩行者天国」のようです。しばらくすると、どこからともなく、若者が集まって来て、大きな集団ができました。

 
 

若い男の子はリュックやシャツに日本の漢字を書いた布きれを付けていました。多いのは「革(ひらく)」とか「愛」のようでした。彼らの気持ちが分かるような気がしました。路上に座り込んで、ビールをラッパ飲みしている若者もいました。

 
 

側を通る一般の人は全くの無関心で、足早に通り過ぎていました。若者に息抜きの場を与えているようです。しばらくすると歩行者天国の横断幕は取り払われ、若者たちの姿は見えなくなり元の街の姿に戻りました。

 
 

これは国会議事堂です。側へ行ってみると、建物の周りにはきれいに花が植えられていました。

 
 

1951年当地で開催された夏期オリンッピックのメイン会場です。オリンピックで活躍したフィンランドの英雄ヌルミの銅像です。彼は1920年~80年オリンピックで合計9個の金メダルを取りました。

 
 

フィンランドの作曲家を顕彰したシベリュウス公園です。右写真のアルミの長短の棒はメロディーを表現しているようです。

 
 

ヘルシンキを臨むトーロ湾です。湾に沿ってきれいな遊歩道が作られていました。

 
 

観光客や地元の人たちの格好の散歩コースになっています。騎馬警官の姿もこの風景に合っています。右写真はオペラハウスです。