四国路に春の兆しを届けると言われている第62回華道家元池坊愛媛県連合支部花展が今年も平成28年1月27日(水)より2月1日(月)まで、いよてつ高島屋で開催されます。池坊松山支部以外の愛媛県下8支部・支所の展観は27・28日(木)の両日でした。

   

27日の午前9時30分より開展式が行われました。県内の著名人が参集して花展の開催を祝福していただきました。まず、松山支部長池田泰治氏より開展の挨拶があり、続いて塩崎厚労大臣の令夫人等よりご祝辞をいただきました。

   

ご来賓の方々のテープカットがあり、花展がオープンしました。待ち構えていたお花の愛好者で会場は瞬く間に埋まりました。この花展に対する期待の大きさを感じました。

   

「いけばな」の名は海外でも知られています。海外御出身の方も大勢お見えになりました。池坊の海外支部が100を超えている現状の反映でしょうか。

   

今回の花展の目玉は何と言っても、池坊550年の歴史を今に伝える「古典席」と「大作席」でしょう。大勢の参会者を引き留めていました。

   

参会者のためにお茶席も設けられていました。こちらも盛況でした。参会者とお花との対話はいつまで続いていました。