令和5年10月28日(土)29日(日) 第41回今治文化芸術祭が今治中央公民館を中心に市内の各会場で、バレー・合唱・日本舞踊・和太鼓演奏・生け花・お茶などの各種の文化活動が披露され、大勢の市民が参加し、好天の秋空の下『栄えよ今治 咲かせよ文化』の意気込みを感じました

 
 

ここは中央公民館3階のお茶席です。淡交会今治支部の担当です。お床の軸は「且座喫茶」、かつざ きっさ、『ちょと座って、茶でも飲んで行きなさい』の意味です。隣の部屋では、光輝流の煎茶の茶席がありました。こちらも盛況でした。

 
 

ここは総合福祉センター(愛ランド今治)多目的ホールのいけばな展の会場です。市内の生け花10団体よる花の競演です。9時30分の開場と同時に、大勢のいけばな愛好家が押し寄せました。

 
 

ここからは、池坊東予支所会員の出品作品をご紹介します。左は立花正風体です。立花正風体は生ける人が少なく、本展にはこれ以外に池坊今治支部の作品1点があるのみでした。右作品は自由花です。

 
 

左右の作品とも自由花です。左はオレンジのピンクッションが、右はピンクのバラが作品を引き立てています。

 
 

次も自由花です。アレカヤシが作品を引き立てています。未来への飛翔を予感させる作品です。

 
 

左は蔓を使って躍動感を表した自由花の作品です。右は黄の糸菊を用いた生花です。秋の風情を感じさせる作品です。

 
 

2作品は愛らしさの中にほのぼのとした秋の風情を感じさせる作品です。次に、東予支所以外の作品の一部をを紹介します。

 
 

左は圧倒的な量感の作品で有名な流派の作品です。今回は作風をがらりと変えており、発想力の豊かさに驚きました。右は秋の山野の風情を表した作品です。大勢の見学者が足を止めていました。

 
 

左は柿を主材にした作品です。右は秋を求めて山野巡りをしてほっと一息入れた風情がよく出ています。共に心に残る作品です。