令和2年11月29日(日)池坊全国巡回講座(今治会場)が市内大西町の大西公民館で開催されました。
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駐車場・会場共に広く、快適でした。コロナ禍のため開会は12時30分です。何もかも異例ずくめの咋今ですが、冒頭の「池坊の歌」の斉唱も「心の中で」との指示がありました。
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講師は柿沢正一氏(東広島市、45歳)です。若手男性生け花グループ(通称、イケメンボーイズ)のアドバイザーです。イケメンボーイズは2016年に創設され、全国各地の生け花イベント等で活躍されています。最初のオープニング・デモで講師の技術の高さに感動しました。
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これが完成された作品です。イケメンボーイズはコロナ禍の後の生け花再興を目指し活発な活動をしています。ありふれた花材に、新しい花材を加え、新感覚の作品を目指しています。
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ガーベラも品種改良され色々な色があるようです。当地ではほとんど見ない花材が色々紹介され、大いに参考になりました。
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生花が得意で細かなコツを沢山御披露されました。立花もその起源の「立て花」から現在の立花新風体に至る過程の丁寧な説明がありました。
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当日のデモ作品の一部をお見せします。左は立花正風体です。右は立花新風体です。
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左は生花二重立ち昇りで、ボケと椿(初嵐)の絶妙なマッチングが見どころです。右は初嵐を主材に使った自由花で、ヤマコウバシが珍しいです。
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左は生育途中で茎が変形したストレチアを生かした生花新風体です。その他、見応えのある作例を見せていただきました。