第53回池坊全四国連合花展
 平成26年2月25日(水)~3月2日(月)池坊全四国連合花展が松山市の「いよてつ高島屋」で開催されました。お家元のテープカットでいけばなの祭典が始まり、連日大勢の来場者で賑わいました。会場を入った場所に置かれた「砂物」の大作は来場者の話題になりました。
 
 作品の正面からも後ろ側からも鑑賞できるように設定されています。松と満開の桜の対比に春の風情が感じられます。会場内の各所に大作が配され、見る人をいけばなの奥深い幽玄の世界に誘い込んでいました。。
   

 左が45世家元専永宗匠、右が池坊森部隆教授の作品です。

   

 左は池坊龍徹准教授、右は松山支部長池田泰治氏の作品です

   

 25日午前中、お家元の巡視があり一人一人の作品に適切なアドバイスがありました。スカイドーム(大ホール)ではコンクール入賞者の表賞式が行われました。他県の参加者の活躍が目立ちました。

   

 25日午後2時から懇親会があり、余興に落語家林家染丸さんの落語・紙切り・玉すだれの芸に場内が沸き返りました。それを契機に、お家元と門弟たちの気楽な懇親も始まりました。

   

 東予支所からは7名が出瓶しました。それらをご紹介します。

   

 いずれも力作で、展示場所が会場入り口に近かったため、多くの入場者に見ていただくことができました。

   

 左はコンクール出品作です。「池坊の花は日々進化します」、明日はどんな姿を見せるのでしょうか。場内は終日大勢の生け花愛好家で賑わいました。