令和5年6月25日(日)今治市の大西公民館でいけばな池坊巡廻講座が開催され、大勢の会員が受講しました。

 
 

本日の講師は池坊中央研修学院研究員の桑葉(くわば)なゆこ先生です。今治支部の大谷圭重支部長より講師の紹介がありました。全米派遣講師として米国各地で指導に活躍されている元気発らつの若手指導者です。大きな期待をもって受講者から迎えられました。

 
 

講習は1部、2部の2本立てです。まず1部では、立花・生花・自由花の見本の提示がありました。ナツハゼを主材に使ってそれぞれの違いを明らかにしました。これは立花正風体です。

 
 

次は生花です。ナツハゼとカキツバタを使った水陸2種生けです。

 
 

最後は自由花です。ナツハゼを中心にケムリ草と地元の花材で見事な作品になりました。

 
 

2部からは、自由花を中心のデモンストレーションです。暮らしを彩る自由花を中心にご紹介いただきました。

 
 

暮らしの花には、手軽に入手できる地元の花材が沢山使われました。アジサイの鮮やかなブルーに会場から嘆声が上がりました。

 
 

花器も簡単に入手できる物の紹介がありました。左は竹筒、右はプラスチック製の小箱です。なんでも花器になります。

 
 

最後に花器としてステンレス製の煙突を用いた作品の提示がありました。煙突の花が講師の立つ舞台を華やかに飾りました。わかりやすく、本当に役に立つ講習会でした。