思い出の旅(12)ジュネーヴ
 昔は時計産業で栄え、今や永世中立国家として独自の発展を遂げているスイスの首都ジュネーヴは緑に囲まれた美しい街でした。
 スイスへはパリからフランスの誇る新幹線TGVで行きました。短時間のうちに三日月形のレマン湖、それを緑の濃い山地が囲む絶好の環境のジュネーブに到着です。世界中からのバカンス客が多いのも納得しました。
 ここがジュネーヴの駅構内です。美しい地元の花が我々を迎えてくれました。右写真はジュネーヴ駅の建物です。駅前は静かな雰囲気に包まれていました。
 駅の近くからレマン湖が広がっていました。一歩街へ出てみると静かな中にも活気が感じられました。本当に素晴らしいところです。
 レマン湖には沢山のヨットが浮かんでいました。のどかな風景がこの国の豊かさを物語っているようです。
 早朝のレマン湖の風景です。心が洗われるような湖水の清澄さと周りの静けさに、しばし旅の疲れを癒されました。
 街の中は都市整備が行き届いており、実に整然としていました。右写真は一般住宅です。
 レマン湖名物の大噴水が市内のどこからでも見えます。レマン湖の岸辺には庭園が造られバラの花が沢山植えられていました。
 湖畔沿いの通りにはカフェテラスが沢山ありますので、人々はのんびりとバカンスを楽しんでいました。
 ここが商店街です。私たちは地元のレストランでスイス名物フォンジュを楽しみました。フォンジュとは溶かしたチーズに具材をつけて食べるスイス独特の料理ですが、現在日本のレストランでも出すところが多くなりました。
 レストランを一歩出るとまた、大噴水です。高さが140メートルもありますので、相当馬力の強いポンプを使っているのでしょう。ジュネーヴ上空では、高度6000メートルの飛行機の窓からもこの大噴水が見えます。正にジュネーヴのシンボルです。
 スイスには手頃な値段のお土産を売っている店が余り見当たらないので、お土産はスーパーマーケットで買いました。安い値段で手頃なお土産を手に入れることができたので助かりました。