北欧の旅(1)チボリ公園
1998年7月に北欧の4カ国を旅しました。8日間の駆け足旅行でしたが、十分楽しめました。未公開画像を使っての旅日記です、お楽しみいただければ幸せです。まずは、ヨーロッパの北の玄関フィンランドのヘルシンキです。
 関空からの出発です。機体にムーミンを描いたフィンランド航空の飛行機に乗りました。機内にはいると、北の国への期待がふくらんできました。フライトアテンダントはアルバイトのフィンランド大学の学生さんでした。日本の航空会社ではお客様の安全の責任が持てないと頑固に正社員だけで運航していた時代です。
 8時間余りでヘルシンキ空港に着きました。さすが工芸の国を自負するだけあって空港内のディスプレイも度肝を抜くような巨大なレリーフが沢山ありました。
 空港内で若い女性に声をかけられました。交換留学生として1年間石川県で過ごしたベルギー人でした。母親が日本人です。「長良川の鵜飼い」の菅笠を大切そうに被っていました。日本での沢山の思い出を胸に彼女は帰国の途中でした。私達もデンマーク行きの飛行機でコペンハーゲンへ行きました。右写真はコペンハーゲンの市内の様子です。
 デンマークの首都コペンハーゲン駅の近くに世界的に有名なチボリ公園があります。左写真が公園の入口です。右写真が入場券売り場です。年間の入園者が350万人で、いつも賑わっていました
 中へ入ってみると、その敷地の広大さに驚きました。敷地面積は85、000平方メートルです。デンマークには四季があり園内の各所には季節の花が植えられていました。彫刻作品も沢山ありました。
 4月から9月までの営業で、東京ディズニーランドのモデルになった公園です。他の公園と比べると、ややレトロな感じはしますが、ここの風土にはぴったしの感じがします。
 ライブができる小劇場があり入場者の人気を集めていました。右写真の奥の白い建物はホテルです。バカンスシーズンには宿泊しながら、公園を楽しむ人が多いそうです。
 夜は11時まで営業していました。白夜のため、電灯が点いても夜になった気がしませんでした。本当にファンタジックな雰囲気でした。