思い出の旅(3)ロンドンの市内観光
歴史と現代が混然と一体化した街、ロンドンは尽きせぬ魅力がいっぱいで、旅人を飽きさせません。今回もいろんな人との出会いがありました。
 市内観光のバスから降ろされたのは、ロンドンのシンボルといえるビッグベンがきれいに見えるテムズ川の堤防でした。
 堤防沿いには絵が立てかけられて安い値段で売られていました。余りに安いので、よく見ると単なる塗り絵でした。印刷された塗り絵本に水彩絵の具で色付けしたものでした。右の写真はバッキンガム宮殿です。
 宮殿入口近くにはライオンを連れた兵士のブロンズ像がありました。宮殿を守るためにライオンの像がにらみを利かしているみたいです。実は、この像はトラファルガー広場の中心にあります。ここは英仏戦争の時の救国の英雄ネルソン提督を記念して宮殿前に造られたものです。右の写真は彼が勝利に導いた大海戦の様子を描いたレリーフをはめ込んだネルソン記念柱です。
 夏休みの自由研究で、ロンドンの歴史を調べている小学生とその母親に会いました。もう20年経ちますから、この小学生も母親になり、子供を連れて歴史研究に来ているかなと想像しているうちに、またロンドンへ行きたくなりました
 イギリス民謡で有名な「ロンドン橋」です。観光で歩き疲れた人たちが大勢休憩していました。右の写真はヨーロッパ最大の中華街です。中国人はイギリスのど真ん中まで進出してきているのかと驚かされました。
 ゴシック建築は12世紀後半から15世紀に盛んに造られました。ロンドン市内にはゴシック建築の建物が各所に残っており、さすがイギリスといわせるものがありました。