思い出の旅(9)ロンドン散策
 旅程の中に一日の自由行動がありましたので、ぶらりとロンドン市内の散策に出かけました。さすが世界的な大都市だけあって沢山見所がありました。
 まず、街路樹の大きさに驚きました。どの木も直径が2mは越えていました。二階建てのバスにロンドンらしい雰囲気を感じます人口が750万人、近郊を合せると都市圏全体として1250万人の、世界的な大都市で、ヨーロッパの金融センターです。
 赤信号でも平気で交差点を渡る人が大勢いるのには驚かされました。添乗員の方から「絶対に現地人のまねはしないで」と厳しく言われました。コンビニもありました(右写真です)。
 イギリスの大衆文化ともいえる「パブ」店の前です。国全体で5万数千軒もあるそうです。日本人に人気があるのは「シャーロック・ホームズ」です。コナンドイルの推理小説の中に出てくる架空の探偵と同名のパブです。中にはいると金髪の美女がお酒を楽しんでいました。
 私もグラス片手に店内を隅々まで探偵してきました。店内の壁面にはコナンドイルの小説に関する資料が飾られていました。右写真の女性が添乗員です。彼女のおかげで楽しい旅行ができました。
 店の外にも大勢のお客さんがいました。なま暖かい夜風に吹かれてコナンドイルの小説の世界にしばし遊ぶことができました。機会があればもう一度訪ねたい場所になりました。
 テムズ川クルーズで船上から市内観光をしました。ビッグベンの近くの船着き場から乗船しましたが想像していたような感動はありませんでし。料金が安いからこんなものでしょう。
 イギリスの名所旧跡は自分の足でガイドブックを頼りに訪ね歩くのが一番良いと思いました。左写真はロンドン橋で、右写真がロンドン塔です。塔は、1078年国王ウイリアムによって要塞兼宮殿として建てられたものです。建設当時はヨーロッパ最大の城でしたが後年罪人の監獄として使われました。
 宮殿前を歩いていると、、衛兵交替のセレモニーに出会いました。熊の毛皮の帽子を被った衛兵がおもちゃの兵隊さんのように整然と行進する姿に感動しました。宮殿前では衛兵による儀式が行われていました。
 宮殿から少し離れたところにあるハイドパークです。きれいに整備されていました。市民がベンチで静かに読書したり、散策したりで、広大な公園にはのんびりした雰囲気が漂っていました。王立の公園らしいよい雰囲気です。