令和6年9月23日(月)愛媛県いけばな芸術協会東予支部の研修旅行で高知市の高知県立牧野富太郎植物園へ行きました。

                       

 
 

        

左は植物園の本館入口です。立派な造りに驚きました。この植物園が大きな施設を多数有していることを知り今回の研修の成果が期待されました。案内はイヤホーン通じて行なわれるため園内は静かな雰囲気に包まれていました。後ろを振り向くと、珍しい白花のクズが満開でした。普通に見られるクズの花は赤か紫の花が多いようです。

 
 

                       

当地では見たことのない植物が我々を迎えてくれました。左は高山植物のようでした。案内人は博識の人で、色々なことを沢山教えていただきました

 
 

通路には高知県と日本各地の珍しい植物が植えられていました東洋一の大規模植物園を目指して、施設の拡充に取り組んでいる姿に感動しました。NHKの朝ドラ「らんまんで入場者が急増したそうです

 
 

{こんこん山広場}や{ふむふむ広場}からは高知平野の緑が美しかったです。右がふむふむ広場です。

 
 

左はオジギソウです。以前は道端にも、たくさん生えていました。右は牧野博士の奥さんの名前を付けた【スエコササ】です。

 
 

左は横倉の木です。牧野博士が故郷の横倉山で発見し新種として「ヨコグラノキ}と命名しましたが、後日各地にあることが指摘され博士が、横倉山に生えている横倉の木を根こそぎ伐採したという話が伝わっています。しかし、この一事をもって1500種以上の新種の植物を発見した博士の業績に傷が付くことはありません。右は展示館です。

 
 

左は研究中の博士の蝋人形です。右は博士の書です。【何ぞ憎たらし人目の関が近い二人を遠くする】、最初の奥さん「なお}さんのことを暗示しているように思えました。