平成28年9月22日愛媛県いけばな芸術協会東予支部の研修旅行で、高知県安芸市のモネの庭へ行ってきました。

   

午前7時に今治を出発し、黄金色に色ずいた稲田に沿って秋色の高知道を走り、10時半に高知県安芸市北川村の「モネの庭」に着きました。周囲は秋の山野草が咲き乱れ秋の雰囲気に溢れていました。

   

モネの庭はフランスの印象派の巨匠クロード・モネが自宅に造成した庭園です。それを日本では唯一北川村が許可を得て当地に再現したものです。「花の庭」、「水の庭」、「光の庭」があります。そのほか、滑り台や遊具を備えた子供用の「遊びの森」や森林の中を散策できる「自然の森」もあります。

   

モネの代表作「スイレン」のモデルとなった庭は「光の庭」に再現されています。ここにモネが見た風景がありました。珍しい紫色の花のスイレンもあり、池全体に幽玄な雰囲気が漂っていました。

   

ガイドさんに連れられ草花の名前などを教えてもらいながら、園内を散策しました。右写真はアトリエをモチーフにしたギャラリーです。名画の複製などが展示されており、美術愛好家の個展会場にもなるようです。散策の後で一休みする人のためのカフェテリアもありました。

   

散策の後はお楽しみの食事の時間です。近くのホテルで、奈半利港で水揚げされた新鮮なマグロ料理をいただきました。その後帰途に着きましたが、途中南国市で西島園芸団地へ寄りました。スイカとメロンをいただいた後、施設内を見学しました。

   

これはノウゼン桂の一種です。まさに花のトンネルです。日本では珍しい赤色で長い房の花も見ました。(右写真)
心配した雨にも降られず、おかげで、有意義な研修になりました。