神秘的な「つちぼたる」の光に感動しました。

   

日本では初夏の風物詩として知られている蛍ですが、ここでは季節に関係なく、洞窟の中で見られました。実は、蛍と言っても、正体は、ヒカリキノコバエの幼虫です。この幼虫は粘液で洞窟の天井から30センチほどぶら下がり、青白い光を発するのです。

   

幼虫の出す光に寄ってくる昆虫を補食するのです。古代には各地の洞窟にいたのですが、古代人が洞窟の中に住み、火を使うようになり、ほとんど絶滅しニュージーランドでも数カ所の洞窟で見られるのみになりました。この蛍光を鑑賞するには色々マナーがあることをガイドから説明がありました。折角の素晴らしい光景も撮影禁止でお見せできないのが残念です。

   

真っ暗闇の蛍ショーの後、地上に出てくると、つちぼたるの毒気に当てられたのか、世界が変わったように思えました。オークランドの最大の観光スポット、イーデン山展望台へ行きました。市内が一望できる素晴らしい場所です

   

「一緒に写真には入ってくれませんか。」お誘いすると気楽に承諾してくれる気の良い人たちでした。

   

ワーキングホリデーの日本人の女子大生に会いました。楽な仕事をして給料をもらいながら語学研修が出来ると思っていたら、給料が余りに安いので缶ジュースを売るアルバイトをしていました。観光天国の裏側を見た感じでした。