思い出の旅(4)オックスフォード
 タウン(町)とガウン(学生)の都市オックスフォードを訪ねました。世界最古の学園都市として、有名です。
 ロンドンの地下鉄でパディグトン駅まで行きました。ここからオックスフォードまでは1時間ほどでした。駅前は予想に反してやや清閑な田舎の佇まいでした。
 駅前には観光バスが待機していましたので、これに乗って観光に出掛けました。右の写真はクライストチャーチ大聖堂の入口風景です。ここは大学と教会が一体化しておりどこからどこまでが大学か区別がありません。
 ここがクライストチャーチカレッジの正面です。英国首相13名が学んだという名門で、日本の皇太子や雅子様もここで学ばれています。世界の大学ランキングで常にトップを保持しています。 
 由緒あるステンドグラスに観光客が集まっていました。右写真は教授と学生が一緒に食事をする大食堂です。「日本人だろう。短時間なら入ってもいいよ。」と親日家のウエイターが私達を招き入れてくれました。通常は、配膳中と食事中は観光客は立ち入り禁止です。
 左写真の中央の塔は「トムタワー」で、午後9時5分に101回鐘を鳴らすそうです。101というのは大学創立当時の学生数だそうです。校舎の空き地にはいわゆる「イングリッシュ・ガーデン」が造られていました。
 ルイスキャロルがここを舞台にした「不思議の国のアリス」を書きましたが、物語にぴったしの雰囲気です。右写真は教職員の住宅です。