思い出の旅(16)パリの散策
 セーヌ河と共に世界に人々に親しまれている世界都市パリは見所が沢山ありました人口は都市周辺部を合わせると1000万人。芸術の都、音楽、流行の中心地です。
 ここはパリの玄関ともいえるパリ駅構内です。国際列車、フランス国鉄TGV、近郊列車、地下鉄が入っていますので、構内は大勢の人で混雑しています。私達が訪れたときには、観光客のために構内にカフェテラスを設営していました。さすがフランスらしい粋な計らいです。
 右写真はパリ駅の近くのリヨン駅の駅舎です。左写真は駅前の風景です。さすが花の都の玄関口です、風情がありました。
 リヨン駅前の街路樹です。木の種類はプラタナスのようでした。ヨーロッパ的な風情が感じられます。
 ここは地下鉄の乗り場です。大都市の地下鉄は落書きがあり不潔な印象があるところが多いのですが、ここの地下鉄は明るくて清潔な感じで安心して利用できました。右写真はパリの中心にある日本人街の様子です。「ひぐま」という看板を掲げた日本食のレストランです。
 この店の近くにオペラ座がありました。1875年の創建の由緒ある劇場です。元は王家の宮殿として建てられた物です。
 ノートルダム寺院です。ゴシック建築を代表する建物で、ユネスコの世界遺産に登録されています。1163年に着工され1225年に完成しました。
 寺院の周辺では、例の塗り絵が至る所で販売されていました。買う人はあまりいなかったようです。右写真は寺院を横から撮った写真です。こちらから見た景色もなかな良いと思いました。
 寺院入口のレリーフです。さすが芸術の都だけあって、細密な彫刻が施されていました。堂内にはいると厳かな雰囲気が漂っていました。
 堂内の中心部には聖母マリヤ像が安置されていました。異教徒の私達もこの像の前では敬虔な気持ちになりました。
 1889年の第4回万国博覧会の時、フランス革命100周年を記念して建設され、総工費は650万フランであった。鋼鉄製の鉄塔で高さは312メートルです。右写真は同じくパリの象徴的な名所の凱旋門です。
 凱旋門通りは広く、片側4車線です。近くのカフェテラスでパリの雰囲気を味わいながら、一休みしました。
 ミロのヴィーナスや名画モナリザなどの収蔵で知られるルーブル美術館へ行きました。夜の9時くらいまで開館していました。白夜のため、夜の9時でも外は明るいのには驚かされました。フランスの少年と知り合いになりました。
 ここが展示室の入口です。所蔵品は30数万点といわれるだけあって、見応えのある美術品に沢山出会いました。世界最大級で、ヨーロッパ最古の美術館であるいわれる値打ちはありました。