思い出の旅(7)ロマンチック街道
 ドイツ観光の中心、ロマンチック街道には中世のヨーロッパの面影が至る所に溢れていました。
 ロマンチック街道とはドイツのヴェルツブルグからフュッセンまでの366キロの古い街道のことです。街道沿いには中世都市、美しい古城、宗教建築、ワイン、魚料理、工芸品など見所いっぱいの観光ルートです。
 ロマンティック街道の最大の見所はローテンブルグです。左写真は市役所です。石畳歩いて街並みを散策していると中世にタイムスリップした感じがします。民家の窓辺には季節の花が飾られていました。観光客を快く迎えようという地元の人々の配慮がよく分かりました。
 ここはマルクト広場です。ローテンブルグで一番観光客が集まる場所です。正面建物の3階にある「からくり時計」は人気があります。大酒飲みの市長が街を破壊から守ったという故事に因んで、グラスを手にしたからくり人形が出てきます。
 観光客から離れたところでは着ぐるみのマスコットが子供相手に一休みしていました。バックパックで観光している人も結構沢山いました。右写真はドイツで最古のホテルといわれている「ツムリッター」のフロントです。私達はここで昼食を取りました。
 バスの窓から見た風景ですが、左の写真はドイツの典型的な田舎の住宅風景です。右写真は資源ゴミの分別収集の様子です。当時、日本では分別収集はしていませんでした。
 観光地でよく見かけた大道芸人です。地元の民謡などを演奏していました。右写真は大司教の館で、「レジデンス」と呼ばれています。キリスト教がいかに大きな権力を持っていたかを知ると共に、ロマンチック街道がローマへの巡礼の道であることの意味もよく分かりました。
 ミュンヘン市内の最大のビール店「ホフブラインハウス」です。アルプス地方で有名な木製の長いホルンを吹いて私たちを歓迎してくれました。
 アルプス地方の服装で踊りを御披露いただきました。その後は司会者の名調子に誘われて私達の踊りが始まりました。遠慮が美徳の日本人はなかなか盛り上がらなかったのですが一人の男性がドイツ人を相手に見事なステップを披露したので、それにつられて我々も大いに盛り上がりました。