ノーベル賞で有名なスウエーデンは1人当たりの国民所得がEUの中で上位にあり、高度の生活水準を保つ福祉国家です。世界大戦中は中立を堅持していたため都市は、中世や近世の建物が沢山残っており、すばらしい街でした。ストックホルム見物に出かけました。

 ベルゲンを発ってオスロで飛行機を乗り継ぎ、ストックホルムへ到着しました。ストックホルムはメーラレン湖を臨むきれいな街でした。ここから観光船も出ていました。メーラレン湖とバルト海に囲まれた北欧の「水の都」 と呼ばれています。

 市内の様子です。右写真は市庁舎です。ヨーロッパでは市庁舎が市の中心的な存在です。

 ここは市庁舎の内部です。有名なノーベル賞の授与式も行われています。右写真は市庁舎を建てた建築家の像です。ヨーロッパでは建築家の名誉を顕彰をするのが普通です。

 スエーデン国王の宮殿です。現在は立憲君主制で、国王は元首で国家の象徴であり儀礼的職務のみを行っています。日本の天皇制とほぼ同じです。

 ここはストックホルム中央駅です。駅の右側の建物は今治のランドマークタワーに似ていますね。右写真は大聖堂です。

 旧市内は観光ルートになっています。市内の要所にはカフェテラスが作られており、市民がのんびりと憩いの時間を過ごしていました。この町の豊かさを感じました。

 旧市内で一番狭い路地として有名な場所です。ここを通るための順番取りの列がありました。中に入ってみる単なる狭い道でした。中世のある時期に都市防衛のため作られたものではないかと思われます。バルト3国では似たような路地が沢山作られていました。

 旧市内の中心地の様子です。何となく心の安らぎを感じるたたずまいです。

 中世から近世にかけて作られた街角に地元の人たちの善意で季節の花が見られました。本当にすばらしい街でした。