今年は暖冬と言われていますが、桜井の綱敷天満宮の梅の開花は例年より少し遅いようです。恒例の観梅茶会に行きました。

 
 

観梅茶会は今年も盛況で、大勢の参加者で賑わいました。家元の佐々木先生を始め、社中の皆さんの努力の賜物でしょう。

 
 

まず、お菓子が出て、お点前が始まりました。地元の中学1年生も頑張っていました。将来が期待されます。

 
 

今治市長の管氏、参議院議員の山本氏の姿も見えました。お二人ともお席ではすっかり常連になりました。お席での話題は、新型コロナ・ウイルスです。お茶席にはいささか、そぐわない話題ですが、時節柄已む得ないでしょう。

 
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主客の卓上には春を告げる蕗の薹が飾られていました。お床の花は春の到来を祈念して花器一杯に様々な花が踊っていました。

 
 

軸は令和の年号に因んで万葉集巻五、梅花の歌三十二首の序文「初春の令月にして、気よく風和らぎ、、梅は鏡前の粉をひらき、蘭は、はい後の香を薫らす」でした。「はい」は腰に付けた玉です。点前座にも注目が集まりました。