思い出の旅シリーズ(1)ヴェルサイユ宮殿

1996年の夏、家内と10日間のヨーロッパ旅行に行きました。宮殿内部の素晴らしさに圧倒されました。昔のアルバムを出して思い出の世界に遊んでいます。

 世界中から観光客が押し寄せています。中世さながらの石畳を踏みしめていると、ヨーロッパの歴史の重みをヒシヒシと感じます。
 宮殿の裏側の広大な庭園です。庭園の端の方は霞んで見えませんでした。庭園内を散策していると、ポーランド人の母子に会いました。ポーランド人を含めて旧ソ連の衛星国の人たちは日本人に好意的でした。日露戦争で日本が勝利したため自国が独立できたことに感謝しているようです。
 宮殿内部の様子です。当宮殿で一番有名な「鏡の間」です。いろいろな歴史的な会議等で使われたところです。絶対君主制の権威の程が感じられました。
 殿内部の壁面は巨大な絵画で埋め尽くされていました。この絵はナポレオンの雄姿を描いたものだと思います。日本の画家がヨーロパへ勉強に来た理由が分かりました。
 宮殿近くの中華料理店のショ-ウィンドーの中に全て食材で出来た龍の飾りが置かれていました。その見事さと職人さんの腕前に感嘆しました。近くに,日本の老舗デパート三越が進出していました。日本企業の海外進出は今では珍しくありませんが、当時は評判でした