令和5年3月8日(水)~13日(月)松山市のいよてつ高島屋9階ローズホールで、第56回池坊全四国連合花展が盛大に開催され、大勢の生け花愛好者で賑わいました。

 
 

花展は1次から3次まであり、これは3月10日(金)・11日(土)の2次の会場の様子です。主として愛媛県関係者の出瓶者の作品が展示されました。

 
 

会場中央部の家元席には次期家元池坊専好様の作品が、その近くの教授席には池坊華道会派遣教授の中村福宏先生の作品が並び、伊予路に春の息吹をもたらしていただきました。

 
 

左も教授席で池坊華道会派遣准教授の村上謙治先生の作品です。右は全四国連合支部長の松山支部中村彊子先生の作品です。春の素晴らしい雰囲気を感じさせてくれました。

 
 

左は松山中央支部の塩谷恵子先生他3名による立花正風体の作品です。右は松山支部の池田泰治先生他2名による自由花の作品です。

 
 

これら以外の作品の一部を紹介します。左右の作品は池坊東予支所の作品です。左は立花正風体、右は自由花です、。

 
 

左は池坊新居浜支部の立花新風体の作品です。右は池坊新居浜橘支所のメルヘン的な作品で、参観者の注目を集めました。

 
 

左は松山中央支部の立花新風体の作品です。右は松山支部の作品ですが、花器が変わっていて面白いと評判でした。

 
 

その他に斬新な作品が沢山ありました。参観者は異口同音に「今回は意欲的な作品が多い」と満足された様子で会場を後にされました。12日からは3次の展観が始まります。どんな作品に出合えるか楽しみです