入院生活 その2 H11,7,9

 6/4金曜日。3度目とはいえ、やはり手術はちょっといやだ。とはいうものの、今回は腰椎麻酔の痛みもそれほどでなく、1時の手術開始後、午後1:35無事女児出産、約2時間で手術も無事終了した。
  <手術までの当日の行動>
     朝食  : 前日の夜9時以降飲食禁止
    8:00 : 浣腸
    8:30 : シャワー
    9:00 : 手術のための血液検査(耳たぶを切って、止まるまでの時間を測定)
    9:30 : 部屋の移動(それまでは、2人部屋だったが、手術後は個室へ)
   10:00 : 剃毛
   10:30 : 手術部の看護婦さんから手術の説明
   12:00 : 麻酔をききやすくするための注射
   12:30 : 膣洗浄、尿の管を入れ、手術室へ
 何が痛かったって、それは、手術でも、傷でもなく「後腹(あとばら)」・・・(出産後、大きくなっていた子宮が元に戻ろうと収縮するし、点滴の中にもそれを促す薬が入っている。)これが痛いのなんのって。忘れていたけれど、そういえば2人目の時もかなり痛かったのを思い出した。1日目の夜中は、一晩中うめいていた。
 2日目、昼食からおもゆがでる。夕方には、尿の管も抜かれてしまい、トイレにも自力で行かなければならない。ここでありがたいのが、電動ベッドである。ベッドをあげていって体を起こすと、とても楽だった。このころとってもつらいのが、「痰(たん)」である。普段何気なく過ごしていると、痰を出すことに腹筋を使っていることなど気がつかない。傷が痛くて、咳やくしゃみを思い切ってできず、結構苦しい。
 7日目、むくみはどうにかなくなったものの、血圧が下がらない。薬を使えばすぐに下がるけれど、薬を飲んだら母乳はあげられない。即断できず、もう2・3日様子を見ることにする。上2人がミルクだったので、母乳で育てられるか不安だったけれど、おまじないくらいでもでているうちは、飲ませてやりたいなと思っていた。3日後、完全ではないけれど少し下がってきたので、どうにか薬のお世話にならずにすみそうだ。とはいうものの、通常術後12日で退院するところを、結局16日間もお世話になってしまった。
 妊娠中毒症により、 3週間入院 → 3週間自宅療養 → 3週間入院 という長い長い入院生活は、このような経過をたどり、無事(?)終了・・・・・

 

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