サボット弾を安く作るには、弾頭をいかに安く手に入れるかが問題となります。弾頭だけを個人輸入で手に入れるのも一つの方法ですが、鉛のインゴットから弾頭を作る事(キャスト)ができれば一番安価でサボット弾ができます。 |
左から順に Lee Drive Key Slug 7/8 OZ Lee Drive Key Slug 1 OZ LYMAN Sabot Slug 525gr LYMAN Slug 475gr(フォスター) SLUG BRENNEKE CLASSIC BRENNEKE GOLD |
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弾頭を底から見た写真 Lee Drive Key Slugでは弾頭が潰れ(変形し)ないようにお尻の空洞部に鉛のスリットが入るようになっています。 これで強度を増しています。 |
左から4つは私が鉛からキャストしたもので、3つ目迄はサボット弾、4つめがフォスター(坊主)タイプの弾頭です。 右から2つのBRENNEKE弾頭は国内の銃砲店(注1)で市販されています。 筆者が持っている弾頭でサボット弾頭としてワッヅに挟み込んで使用できるのはLee Drive Key Slug (2種類)とLYMAN Sabot Slugの左から3つです。 各弾頭の飛行と銃の組み合わせに付いてQ&Aに詳細を載せていますので参考にしてください。 |
(注1) |
2.キャスト器具
鉛のインゴット スクラップ屋で安く譲ってもらっています。 POTで鉛を溶かすので、POT内に入るように、あらかじめでっかい容器で溶かして小さなインゴットに整形してます。 (左側の塊は空き缶で作ったインゴットです) |
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LEE 電気POT 電気POTを購入しました。 ハンドルを下げると溶けた鉛が下の穴から出てきます。 利点) 鉛は比重が重いので下から溶けた鉛を出すと、不純物が混ざりません。 120V仕様ですが100Vで問題なく利用できています。 |
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左側:鉛を溶かすためのPOT 真中:DIPPER(ひしゃく) 右側:不純物取り(自作) どうしてもスクラップ屋の鉛は不純物が入っているので浮いてきた不純物をこれで取り除きます。 |
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Lee Drive Key Slug Mould | |
左:Lee Drive Key Slug 7/8 OZ 右:Lee Drive Key Slug 1 OZ |
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LYMAN Sabot Slug 525gr | |
LYMAN Slug 475gr (フォスター弾頭)
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手袋 鉛の融点は327.5℃です やけどを防ぐ為にも必需品です |
これには載せていませんが鉛を溶かすためのコンロが必要です。 鉛は溶かす時に酸化鉛となり蒸気を発生します。重金属ですのでそれを吸い込み体内に入ると蓄積され100%健康を害します。キャストは換気の良い場所で行ってください。 |
キャスティングは自己責任で行ってください。 |