
| 上幕の図は、新居浜市の起源とも云える別子銅山にまつわるものとなっています。 銅山峰(あかがね之峰之図)、 |
| 鉱山夫(歓喜抗之図)、製錬夫(精錬之図)、採掘銅運搬夫(口屋松之図)と、新居浜発展の礎であった銅山に携わっ |
| た銅山に携わった先人達の想いが再現されています。 |
| 特筆すべき点は、幕刺繍には色糸を多用した乱刺繍、風景、人物を取り上げ、これまで新居浜太鼓台には見られ |
| なかった構図を採用しているところです。さらに、"歓喜抗之図"には銅版そのものを組み込み、新しい試みを行っ |
| ています。そして、すべての刺繍金糸は、銅をイメージした銅色に近いものを選択し使用しています。 |