ボタンをクリックするとYoutubeにアップロードした本機の受信音を聞くことができます。
*)写真左が陸軍仕様のBC-312、写真右が空軍仕様のBC-348です。
*)大きさは、BCー312 約470mm(幅)×250(高さ)×200(奥行)、BC-348 約460mm×260×260程です。
回路の基本設計のみならず大きさも似通っているようです。
*)目方の方は、BC312 約20kg、BC348約11kg程度で、飛行機に搭載するため空軍仕様機が約半分になっています。
(この差は、フレーム、シャーシーやケースの差にあるようです。)
雑談
改造概要
改造内容は、別途紹介した陸軍ご用達短波受信機BCー312と同様の改造内容で遊びました。
本機はメタル管で構成された高周波増幅2段、中間周波増幅3段のシングルスーパーヘテロダイン受信機です。
受信周波数は。200~500KHzと1.5~18MHzを6バンドで切り替えます。
Band 1 200~500KHz
Band 2 1.5~3.5MHz
Band 3 3.5~6.0MHz
Band 4 6.0~9.5MHz
Band 5 9.5~13.5MHz
Band 6 13.5~18.0MHz
中間周波数は915KHzの設計になっています。
オリジナルの電源は28Vのバッテリで駆動され、ダイナモで直流高電圧(約200V)を得る仕組みです。
第二次世界大戦において日本を焼け野が原にしたB29爆撃機に搭載されていた短波受信機です。
第二次大戦中の米国陸海空軍ご用達の短波受信機
空軍の爆撃機に搭載されたBC-348
暇つぶしとボケ防止を兼ねてアメリカ製ビンテージラジオで遊んでいます。
American Vintage Radio