本機における中波放送受信の様子です。(左のボタンをクリック)
・一度現物を触ってみたいと思っていたPWダイヤルと大型バリコンとギヤ連結機構と3.50MHz~7.30MHz帯プラグインコイル
(7MHzバンドスプレッド機能付き)が入手できたので、これらを利用して同じような自作ラジオを作ってみました。
・PWダイヤルは直径11.5cm位の大型でダイヤル1回転で0~50目盛りが変化します。ダイヤル10回転でバンド全体をカバーし、
0~500目盛りが表示される仕組みになっています。そしてチャートで周波数を読み取る仕組みです。
・また市販のデジタル表示周波数カウンターを取り付けて受信周波数を表示させてみました。
・0.9MHz~0.205MHz帯のプラグインコイルが手に入ったので、メタル管によるRF部をオリジナルに真似て、その他の回路は
ソリッド化した自作ラジオを作って遊んでみました。
・日本のAM放送や近場の国の強力な放送ががよく聞こえています。
ラジオの自作遊び その2
ラジオの自作遊び その1
・プラグインシステムと大きなPWダイヤルがが特徴です。シンプルな回路構成やイージーメンテナンス性などが好まれて、世界で多くの国が
軍用無線機の手本にしていたようです。(詳細は知りませんが、我帝国軍隊の受信機もそうであったようです。右端の写真参照)
・回路構成、高周波増幅2段、中間周波増幅2段の構成で、Qを高くとるための大きなプラグインコイルシステムや大型バリコンなどなど、
その構造や配置が工夫されていると思いました。
・米国海軍仕様機は低い周波数帯での電信通信に比重が置かれ、中間周波数は175KHzに設計されています。(その他の機種は
456KHzです。)
第二次大戦中の米国陸海空軍ご用達の短波受信機
海軍で使用されたNational社製HRO
暇つぶしとボケ防止を兼ねてアメリカ製ビンテージラジオで遊んでいます。
American Vintage Radio