上;自作ラジオ(R-390AのRFデッキのみ利用しました。)
下;Collins R-390A Receiver
(時々、暇つぶしに聞き比べて遊んでいます。)
・RFデッキのみR390Aとし、IF増幅、AF増幅、電源などを簡単な手つくりのソリッド式で組み合わせたラジオを作って遊びました。
・フロントパネルを透明アクリル板で作り、メカトロ部の動作ができるだけ目に見えるようにしてみました。
・機械の重量は十数㎏に収まり、オリジナルのボートアンカーラジオが随分軽くなりました。
・完成ラジオとしての今後改善すべき問題点;
 1)RF段のAGC機能(簡単な自作IF増幅部のAGC信号との整合が不完全です。)
 2)IF段のゲイン不足(簡単なFET2段増幅では増幅度が足りないようです。)
 3)+B電源の容量不足(R-390AのRF部に約200V×70~80mA程度は必要なようです。)
 
壊れかけたRFデッキを格安で手に入れました。
これを徹底的に分解整備してみることによって、その仕組みや原理を多少なりとも理解できないかと遊んでみました。
メカトロシステムの動きや仕組みは、目と手である程度の理解は進みましたが、設計の詳細までは素人にはほど遠い存在のようでした。
結局のところ、入手した整備マニュアルに沿って、忠実に再現させることで精一杯というところです。
R-390AのRFデッキ
*)全体構成は一応揃っているが、動作不能で音の出ないジャンク品を手に入れました。
  「素人は手を出すな」と言われている?らしい見るからに複雑怪奇なシステムであり、恐る恐るパネルやフレームを外して清掃をしました。
  幸いに音が出ない要因は、+Bで電圧が各部に届いていないこと、その原因はAFユニットに入る大元の電源用コネクターのピンが折れて
  欠損していることがわかりました。配線を修理(コネクターを経由せず直接仮配線)したら見事音が出るようになりました。
  とりあえずはこの段階までとし、更なる遊びに挑戦したいと考えています。
Restoration & Homebrew
Return to American Vintage Radio
本機は第二次大戦後の米軍の主力受信機として、1958年頃からベトナム戦争頃まで使用された受信機だそうです。
そしてラジオが電子化(シンセサイザー式)される少し手前頃、真空管ラジオの最終期頃の機械というこになります。

主な仕様は;
Freq  32Band/0.5~32MHz
Type Double/Triple Conversion
IF   17.5~25MHz/3~2MHz/455KHz
Filter 4 Mechanical/Crystal
Tube 24
主な特徴は;
・コリンズ方式(局部発信の変化周波数を1MHzとし、その前段にクリスタルコンバータを搭載)
・他に類を見ないRF・IFの複雑怪奇な(からくりのような)ギヤメカニズム、1KHz直読デジタルカウンタ搭載
・他社のラジオはバリコンによる局部発信器に対し、PTOとよばれる可変インダクタンス方式
・第一局発、第二局発、校正用発信器は恒温オーブン入り
・ユニット交換でメンテ可能などなど
*)重量はSP-600よりさらに重量級で約34Kgのボートアンカーラジオです。(アメリカの軍人さんには手頃な目方だったなのでしょうか?)
Collins R-390A
暇つぶしとボケ防止を兼ねてアメリカ製ビンテージラジオで遊んでいます。
Solid state HF amplifier
YAESU FT101
Crystal Radio
Amateur Radio Corner
アマチュア無線コーナー 鉱石ラジオ YAESU FT101 ソリッドステートHFアンプ 電気工作遊び雑記帳
American Vintage Radio