四国八十八箇所「阿波国・発心(ほっしん)の道場・1」
(じくわざん・りょうざんじ)
・本尊;釈迦如来(仏教の始祖、弘法大師が刻んだとされる秘仏)
・徳島県鳴門市(JCC3702)
(にっしょうざん・ごくらくじ)
・本尊;阿弥陀如来(鎌倉時代の秘仏)
・徳島県鳴門市(JCC3702)
鳴門海峡をまたぐ鳴門大橋(淡路島を望む)
これから出発する人(同行二人)と、八十八カ寺を結願したあとでお礼参りに訪れる人たちが交錯する寺院です。
弘法大師が唐から帰国して8年後(815年)、人々の幸せを願い、八十八の煩悩消滅のために四国霊場開設を思い、
天竺(インド)の霊山を和国(日本)に移すと言う意味で、山号を竺和山、寺号を霊山寺とし、第一番札所に定めたと
一説には書いてあります。
第一番 竺和山 霊山寺
ご朱印
奉納
釈迦如来
霊山寺
ご朱印
奉納
阿弥陀如来
極楽寺
第二番 日照山 極楽寺
(仁王門)
600年近い歴史を持つ(多宝塔)
(石段から本堂を望む)
(大師堂)
その昔、ご本尊の霊験の光が遠く鳴門の沖まで達し、漁業の妨げとなったため、本堂前に小山を築いて光を遮蔽したそうです。
山号の「日照山」はその伝説にちなむそうです。
極楽浄土に住む如来。
「南無阿弥陀仏」を唱えると、その願力によって必ず極楽浄土に往生できるそうです。
お遍路の旅は、鳴門の渦潮見物と、海のうまいもの食べ歩きから始めました。
大師が自ら植えたとされる霊木の長命杉に、身体健康と長寿を祈ってきました。(樹齢1100余年)
第三番 亀光山 金泉寺
(きこうざん・こんせんじ)
・本尊;釈迦如来
・徳島県板野町(JCG37002B)
大師が掘り当てた「黄金の井戸」が寺の由来だそうです。また屋島の戦いに向かう源義経が戦勝祈願し、
接待を受けた武蔵坊弁慶が、返礼代わりに持ち上げたとされる「弁慶の力石」なる源平合戦のエピソードもありました。
奉納
釈尊
金泉寺
ご朱印
金泉寺の多宝塔