前ちゃんの中学校数学の部屋

　この言葉は、みんなが必ず一度は口にしてきたことかもしれません。数学の学習は、基本的に「問題を解く」ことです。「問題を解く」とは「問題を解決する」ことで、式の計算をしたり、グラフを書いたり、方程式を解いたり、作図をしたりすることにより、みんなは自然に「問題を解決して正しい答えを出すという能力」を身に付けていっているのです。この能力は社会のどのような場面で必要なのかというと、例えば人間関係のトラブルや、仕事上のトラブルなどの問題が発生したとき、その問題を解決するための答えを出すのに必要です。問題を解くことは「どうしたらうまくいくのか」を考えることにつながります。これは社会で必要な力なのです。

◎　家での学習方法  特に数学の場合は問題集より教科書です。◎

   １　教科書の例と例題を、答えをかくして解きます。答え合わせをして間違えた例と例題だけをもう一度答えをかくして解きます。間違えがなくなるまでこれを繰り返します。例と例題は途中の計算も書いてくれているので、答えをかくして自分で解いて、自分の答えと比べることで間違いに気づきやすくなります。すべて答えを見ないで解けるようになったら・・・

   ２　教科書の問をひととおり解きます。答え合わせをして間違えた問題だけをもう一度解きます。間違えがなくなるまでこれを繰り返します。すべて答えを見ないで解けるようになったら・・・

   ３　教科書の練習問題を解きます。答え合わせをして間違えた問題だけをもう一度解きます。間違えがなくなるまでこれを繰り返します。すべて答えを見ないで解けるようになったら・・・

   ４　教科書の章末問題を解きます。答え合わせをして間違えた問題だけをもう一度解きます。間違えがなくなるまでこれを繰り返します。すべて答えを見ないで解けるようになったら・・・

   ５　80点以上取れます。

   ６　これらのことを自主勉ノートで実践すると自主勉ノートと数学の学習の両方ができて一石二鳥です。演習帳とレッスンは学習の確認で使いましょう。

    7    ◎　ＨＰ「前ちゃんの中学校数学の部屋」を利用する。◎

関連ページ　数学通信