リカーショップSATAKEV オリジナル清酒
純米吟醸酒「加茂川」は、通常のお酒づくりとは「手間」のかけ方が違います。
「加茂川」のタンクです。(画面右端)
純米吟醸酒「加茂川」の醪です。(醪日数10日め頃)
醪(もろみ)を布袋に流し込みます。
ステンレスタンク内に布袋を吊り下げます。
こうして滴り落ちる雫を1斗ビンに集めます。
大変な手間と時間をかけて1斗ビンにお酒を集めていきます。「袋で吊る」とは言え、搾ったお酒は
やはり多少濁ります。濁りが下に沈殿するまで待ち、上澄みを手作業で瓶詰めします。こうして「袋
吊り 上槽 無濾過」の純米吟醸酒「加茂川」が出来上がるのです。
平成11年12月8日付で西条市の名水ブランド推進協議会より第4号の名水ブランドに認定されました。
清酒部門では純米吟醸酒「うちぬき」に続いて第2号となります。
平成12年4月15日よりオーダーメイドラベル加工「Arte di Sabbia」発売開始!純米吟醸酒「加茂川」
のブルーボトルがよりいっそう引き立ちます。西条市の清らかな水をイメージしています。
ここからは平成12年度の加茂川の袋吊りの様子です。このような大きな容器の上に木の棒を渡し、布袋
を吊り下げています。容器自体を少し前向きに傾斜させ、垂れ落ちる雫を斗瓶に集めていきます。
漏斗を使って斗瓶にお酒を集めています。斗瓶のかわりに口をあけて寝そべっていたい・・・と思うの
は私だけでしょうか・・・?
いつもお世話になっている「石鎚酒造梶vの越智 浩 氏の厳しい酒質チェック。彼のアイデアと行動力
は酒類業界に新しい風を吹き込んでいます。これからもよろしくね!
酒造りに夜昼なし!私が寝ている時も彼らは働いています。写真は袋吊りのときですが、発酵段階では
夜も30分ごとに起きては「生まれつつある酒」をチェックしているそうです。頭の下がる思いがします。
日本酒は温度に敏感です。特に生酒ともなれば、なおさらのこと。純米吟醸酒「加茂川」はこうして冷
蔵庫のなかで厳重に温度管理されています。| 純米吟醸酒「加茂川」 | |||
|---|---|---|---|
| 原材料名 | 米・米麹 | 使用酵母 | アルプス、K−9混合 |
| 日本酒度 | +3.0 | 粕歩合 | 43% |
| 酸度 | 1.5 | 醪日数 | 34日にて上槽 |
| アミノ酸度 | 0.9 | 製麹方法 | 蓋麹 |
| 仕込水 | 石鎚山系自湧水 | 上槽方法 | 袋吊り(雫) |
| 使用米の品種 | 兵庫県産山田錦(全量) | アルコール度 | 16.8度 |
| 精米歩合 | 麹米50%・掛米50% | 杜氏 | 野間好定 |
| 価格(いずれも消費税込) | |||
| 1.8 L(生酒) | 1.8 L | 3,300円 | |
| 720ml (生酒) | 720ml | 1,650円 | |


