〜デューク高沢 vol.05〜


・誕生日  デューク高沢

毎週金曜日に、この日記のページを書かせてもらってますが、ふと気がつくと、ちょうど今日が私の誕生日でした。今年で28になります。私と同年代の人は、第2次ベビーブームの世代にあたり、現在の日本の人口を年齢別にすると、ひときわ割合の多い年代にあたることと思われます。今20代後半というと、社会の労働力の中枢に入るところでしょう。友人・知人には、会社を作って社長をやってる人もいれば、結婚して、すでに2児のパパになってる人もいます。子供を育てる立場として十分な年いってるってことですが、年輩の方に言わせれば、たかだか28であります。しかしながら、このくらい年を取ると世の中変わったな〜と漠然と感じるところがあります。自分より20年も年下の人間がこの世にいるとなると、それらとは多少なりとも物の考え方だって違います。無論、10年以上年上の方とでも同様です。世代による考え方の相違がはっきり出るとすれば、現在の日本では、戦前生まれと戦後生まれの人との間で顕著にあらわれるのではないかと自分は考えてます。多感な幼年期に、物に不自由し、いつ死ぬかもしれぬ時代を生きるのと、そうでない人とでは、世の中を見る目が変わらないハズがありません。ましてや20世紀は、産業と工業の急激な発展を遂げた時代です。私の出会ってきた年輩の方々は、妙におしゃべりで、自慢話も愚痴もマシンガンのように絶えず発射されてくるのですが、情に厚い人ばかりです。口では悪いことばかりいっても、面倒見がよかったりします。自分の両親が、生まれが昭和10年代前半。今現在、どんなに長寿の人でも、明治時代後期生まれ。この戦前生まれの世代は、すでに社会人としては引退している方々がほとんどでしょう。そして、あと20年としないうちに人生そのものを引退することでしょう。そのときには、良かれ悪かれ今よりもずっと大きく社会そのものが変わっていることでしょう。今の年輩者が、最後の良心にならないことを願います。と、こんなこと書いてる自分は、ようやく精神に陰毛が生え始めたところでしょうか。(笑) 人生はその一生が勉強であります。


・不審な呪文  デューク高沢

今回は、パソコンに関する不審な呪文のオンパレードといきましょう。(笑) 昨年5月終わりから、動画を取り込むために、比較的安くて大容量のハードディスクを2台ほど導入し、使用していたのだが、つい3日ほど前から、調子が悪くなってしまった。とはいっても、故障ではなく、動画を取り込む時に限って音が途切れてしまうという問題が発生している。ハードディスク内のデータが断片化して、書き込む処理が間に合わないのだろうと思い、断片化を解消してみたのだが、どうもダメ。ハードディスクのデータを消して初期化してもダメ。物理フォーマットしても当然ダメ。どないしても、何やってもダメなので、まさかとは思ってみたが、どうやら寿命が近いということかもしれないらしい。ハードディスクは最近は1GBあたり1000円という相場で、東京秋葉原では売られている。1年前ですら信じられないことだ。安いのはいいのだが、ハードディスクは友人知人の話を聞いてると、寿命で壊れるという話をよく聞く。実際、2台3台と壊れた人もいる。しかし、どうしても気にかかる事がある。自分ちにある2台のMacともに、本体に内蔵しているハードディスクは、かなり手荒い扱いをしているはずなのに、1年半過ぎても、元気でバリバリに動いている。起動時にハードディスクを認識しなければ、電源を入れたまま、コネクタだけ無理矢理ひっこぬいて、強制的に再起動させてやる。そんなアホなことやっても平気で動いてる。(笑) たまたま頑丈なものを買ったのだろうか。で、今回調子悪いといってるのは、2台の外付けのハードディスクで、2台ともいっぺんにダメになってしまった。う〜ん、安物はやっぱりイカンのでしょうか。しかし、安物と言っても4万円〜5万円もするシロモノである。1年かそこらで寿命と言うのは、やっぱり納得できんです。一般常識の通用しないパソコンの世界の一例でありますな。パソコンの話は、いろいろ文句や不満が山ほどあるので、まだまだ沢山掘るよ〜。


・電話線  デューク高沢

先日、家に何やら不審なアンケート用紙が届いた。電話サービスに関する意識調査というものである。アホみたいに設問が多くて面倒臭いけど、とりあえず適当に書いてみた。電話会社に対して抱いてる印象や、サービスの良し悪しについてなど。アンケートはどうでもいいとして、日本の電話料金というのは、どこも時間従量制である。これが実に気に入らない。どんなに安くなっても、時間あたりで金額を請求されるのである。はっきり言ってこれが解消されないかぎり話にならんです。テレホーダイというサービスも、夜中のみで接続が集中して電話回線上で交通渋滞を起こしているだけで、。ほとんど意味なし。今やこの国でもインターネットの環境が家庭内に徐々に浸透してきているとは言え、その圧倒的大多数が電話回線を経由しているのである。パソコンの性能は、1年としないうちにどんどん高性能化してゆくのに対して、通信網が依然として電話回線じゃ、さながら農道を走るフェラーリ。どんなにマシンの性能がよくても、走る道路が悪かったり混雑しているようでは、ほとんど意味がないです。ISDNとて、回線が混んでいるようでは、アナログの電話線と対して変わらんです。この通信網の整備状況や環境のことを「インフラ」といいます。日本の場合、このインフラが大きく出遅れています。この国では、放っといてもみんな電話を使うし、通信にしても電話線を使うから、なんぼでもお金が入ります。それと、インターネットの登場するはるか前から、ほとんどの家庭に電話線が通ってしまっては、専用線の整備など、ますます手間ヒマかかってやれん、てとこでしょうか。なんべんもいうようでくどいですが、狭い国土に超過密。ゆえに、直したくても直せない道路事情に通信網。世界に冠たる技術立国の、なんともお粗末な事情であります。そういうわけで、電話サービスについてのアンケートでは、どのメーカーも「よくない」と書きました。(笑)


・福岡  デューク高沢

去る2月6日〜9日の間、福岡に遠征に行ってきました。初めての九州大陸上陸を果たしたのですが、福岡に滞在中に2・3印象に残ったことがあるので、そのことについて書いてみようと思います。まず、食事のおいしい店が多いです。特に味噌汁がおいしいです。関東圏だと赤味噌が主流ですが、福岡では白味噌。赤味噌は家で毎日飲んでますが、福岡出身の8号さんいわく「泥水」(それはいえる)。こちら(千葉)で普段から赤味噌の味噌汁を飲んでいた自分にとっては、味噌汁ですら悶絶の美味でありました。というわけで、味噌をお土産に買っていきました。(笑) 次に印象に残ったのが、路上での車の運転が荒いこと。なんちゅ〜か、あつかんしいです。強引な割り込みや車線変更など、多数見られましたが、現地案内のOOTさんいわく「これが日常です」との事。そして外観といい中身といい、妙に不審な改造を施した自動車をやたらと見かけます。そして、太宰府天満宮のそばからちょっとした山道を登っていくと、夜中だというのに、そんな不審な車が沢山ありました。まさに頭文字D。レイ兄貴の「この走り屋気取りが〜!!」とか、チュンリー陽子さんの「走り屋くさいんよ。うざいんよ。きしゃないんよ。バカやないんか!!」などの毒舌が今にも爆発しそうな雰囲気であります。(笑) OOTさんも車にはうるさい人で、男魂寮の寮民みやう〜さんもバリバリのスポーツカー(MR2)に乗っているし、柳川市にあるゲームセンター「アミューズメントラージ」の店長さんも、スターレットをバリバリに改造しているし、滞在中、口を開けば車のことばっかり話していたような気がします。もうひとつ印象に残ったのが、久留米市のとある食堂でメシを食べていた時に、日本語でも英語でもない言葉が、店内のラジオから発せられていたことです。発音から察するに韓国の言葉でしょう。福岡から船で1時間もすれば韓国に行けるというのだから、韓国はちょっとした御近所でもあるようです。というわけで、私にとっての福岡の印象は「グルメと車とハングル語の里」ってとこでしょうか。余談ではありますが、観光で太宰府天満宮にお参りに行ったときに、学問の神様に「ミキ姉貴に少しでも知恵が付きますように」とか「ミキ姉貴が風呂に入りますように」等とお祈りしてきました。天神さまにとっては、全くもって迷惑極まりない参拝者だったことでしよう。(笑) ところで、一部で話題になっている男根寮についてのお話は、私のホームページで追って詳細を語ろう(動画で公開しよう)と思います。一言忠告するならば、興味本位で遊びに行くと、穴があきまっせ〜。掘られまっせ〜。


・Macintosh  デューク高沢

現在、国内に普及しているパソコン市場ではMacintoshとWindowsでおおまかに分けられると思います。パソコン初心者の友人・知人からパソコンを買うときに、どっちがいいのか聞かれることがありますが、「使う目的で選んでください」と、いつもアテにならない回答してます。(笑) windowsの方が機材をそろえるにもソフトを買うにしても種類が豊富で値段も安いです。操作性ならMacintoshが良いです。でも、Macintoshって、本体やその周辺の機械そろえると、どないしても値段が高いんすよ。私も、Macintosh使っているんですけど、こればっかりは納得いかんです。ノートパソコンでPowerbookという機種があるんですが、50万円くらいしてました。なんちゅ〜か高いです。どこ行っても探しても、同じような値段でいて、安く売ってません。当然、値引きもしません。しかし、東京だと、これが不思議とアホみたいに速攻で売り切れるんですよ。おまけにメーカーが沢山作らないから、小売店ではどこも品薄。なのに、2週間待ちの商品入荷に予約が殺到。まさに理解不能であります。(笑) Macintoshユーザーはとにかくお金に糸目をつけずに買ってゆくものらしいっす。こんな状況を考えると、以前、サラリーマン良太郎先生のおっしゃっていたトヨタクラウンは値引きしないのに売れるという話を思い出します。「安い車がいいんだったら日産へ行ってください。ウチは高級車ですから高いです。」 MacとWinの違いは、車で例えれば、クラウンとシーマの違いでしょうか?(笑) 「安いのがいいんでしたらWindowsを買ってください。Macは高級機種なので高いです。」 そういうのもあるせいか、WinユーザーとMacユーザーは、マニアの狭い世界でネチくののしりあいしてるみたいです。それはどうでもいいのですが、とにかく高い!そんな感じのMacintoshなのです。でも、一時期に比べて最近では全体的に値段が安くなりました。iMacなどの型落ちの品物は、なかなか手ごろな価格で安売りもしています。しかしながら、Windowsマシンはさらに、その下の安さを行きます。なんちゅ〜かWindowsはネチいです。Macよりも普及しているのはダテじゃないです。まだまだ、このあたりの話は言い足りないっす。ネチく次回へと続きます。


・Macintosh2  デューク高沢

先週にひきつづきWindowsとMacintoshのお話を書きます。今回は、双方の具体的な違いについて。MacとWin、共にマウスによる操作がありますが、そのマウスについているボタンがWindowsのほうが1コ多いです。俗に「右クリック」と言われてますが、これのあるないが良いか悪いかは、いかんとも評価しがたいところです。慣れたほうが使いやすいってとこでしょうか。さて、ここから専門的な話になりますが、他にMacとWinでの違いというと、Macintoshのほうが柔軟なシステムであると感じてます。Windowsの場合、システムを初めから組み込む場合、必ずフロッピーディスクを使用し、フロッピーディスクのシステムから起動する必要があります。が、Macintoshの場合は、システム一式のファイルが揃っていれば、システムデータの記録されているどの媒体からでもマシンのシステムを起動することができます。ハードディスク以外による起動ですと、MacはCD-ROMから立ち上げるのが普通ですが、MO(光磁気)ドライブ、Zipドライブ、Jazzドライブからの起動ですら可能です。もちろんフロッピーディスクからの起動もできますが、現在圧倒的にCD-ROM主体となっているため、ほとんど使われていません。そのため、iMacでは全種にフロッピーディスクがありません。PowerMacG4全種も同様です。逆に、これのせいで困ってるMacユーザーがいるのも事実ですが。(笑) とにかくハードディスク以外からの起動に柔軟であることで、万一のシステム異常の場合でも、ファイルの一部入れ替えによって、容易に復旧したりすることも可能なのであります。ここらへんは、WindowsにはないMacintoshならではの特徴でしょうか。また、機器を増設すれば2台のモニタを使用して、2つのモニタ分の面積で、1つのシステムを立ち上げて画面表示することも標準で対応しております。(これはWindows98でも可能になりました) さらに、マシン同志のネットワーク接続機能も標準装備されており、必要な機器が搭載していれば、画面上の操作補助説明に従ってネットワーク構築もできます。余談ではありますが、現在発売されているMacOS X sever(マックオーエス・テン・サーバー)というシステムでは、ハードディスクのないマシンをネットワークを使用して起動するというネットワークブート機能というものがあります。このOSはネットワーク機能に特化したもので、個人で使用するには用途がほとんどありませんが、今年の夏、いよいよ正式にMacOS Xが発売されるとのことで、まだまだMacは話題に事欠きません。なんか、ほめてばっかりですが、Macも良い事づくめとはそうそういきません。ということで、次はMacとWinの長所と短所について書いてみようと思います。なんちゅ〜か、ネチくつづきます。(笑)