〜デューク高沢 vol.08〜


・カメラ  デューク高沢

8年前に、初めて8ミリビデオカメラを購入して以降、現在、私が使用している小型ビデオカメラで、3台目になります。3台目はデジタルビデオ、いわゆるDV方式。今や家電量販店に行くと、DVカメラがいろいろと展示されていて、デジタル記録なので、テープに信号を劣化させることなく記録でき、画質は今までのVHS・ベータ・8ミリとは比較にならないほど良い。しかしながら、今ある民生機のほとんどに、なぜないのか?と、不満に思う点もある。まずひとつは、レンズの光学倍率です。ほとんどの機種は10倍であるが、はっきりいってチン足りんであります。よくデジタルズーム60倍とか100倍などとあるが、あれは、もともと光学10倍望遠の映像に構成される色の粒子ひとつひとつを縦横に引き伸ばして拡大処理をして擬似的に拡大しているように見せているだけ。つまり子供だましでであります。そのためデジタルズームは、倍率を上げるほど、色の粒子がはっきり見えるようになる。これでは、まるで意味がない。8ミリカメラでは、光学望遠で最大24倍レンズという製品もあったのに、なぜDVカメラができないのか? いやぁ、素人をだますにも、こればっかりはいただけないっす。(笑) さて、もうひとつの不満点は、シャッタースピードであります。以前使っていた8ミリカメラは1万分の1秒までシャッタースピードが上げられましたが、DVカメラは4千分の1秒が主流。これも全然足りません。1万分の1秒のシャッタースピードだと、新幹線の車内から、反対側をスレ違う車両の行き先表示がはっきりと見えます。4千分の1秒では無理。一瞬のスキをも見のがさない高速シャッターは、私、デューク高澤にとって、カメラ選びの重要項目のひとつであります。というわけで、今出ているDVカメラには、自分の要求するものを満たしてくれるものがありません。といいつつも、自動焦点の反応速度や電池の持続時間など、飛躍的に良くなったところもあるので、多少の不満こそあれ、いい時代になったものだと思う、今日この頃であります。


・コナミ  デューク高沢

さて、今回の日記は何のネタにしようか考えていたところ、本日、いい感じのネタが入荷。某コナミが新しく出したゲーム「ダンスマニアックス」というものである。ダンスダンスレボリューションというものが過去に出ていたが、今度は、センサーの取り付けられた場所に手を通すというもので、ルールは従来のダンスダンスレボリューションと同じ。それで、やってる人を見てたが、まったく意味不明・用途不明の様相を呈しております。百聞は一見にしかず。とにかく、やってる姿はアホそのものである。こんなんでお金を払って喜んでゲームしてくれる人がいるうえに、百ン十万円もの値段で機械自体売ってるのだから、ずいぶんとボロい商売である。素人に対していかにハッタリをかまし、お金を使わせるか。商売とはそういうものだとは常々思っているが、いいかげん度が過ぎるハッタリに少しは気付いてほしいものである。まぁ、自分にはどうでもエエことですが。(笑)


・雷雨  デューク高沢

うだるような夏の暑さもひとしお感じるようになるこれからの季節、日本では日中から日没にかけて雷雨が頻繁に発生するようになる。暖められた地表の上昇気流が水蒸気を高くまで押し上げ、高度1万メートルにも達する入道雲ができあがると、すさまじい降雨とともに、落雷が発生する。積乱雲はその発達とともに、雲の上部と下部が+極と−極とで巨大な電池のようなものになり、これらが放電するときの現象を雷と呼んでいる。ムチャクチャ高い電圧かかってそうだなーと、ガキの頃に思っていた落雷が、数値であらわすと約10億ボルト! 君の瞳は100万ボルトどころの騒ぎではない、そんな瞳の100倍である。そのときに発生する熱は摂氏3万度に達するといわれる。まさに、地球上で発生する最高電圧と最高温度を誇る驚異の自然現象である。とにかく、生き物にとっては物騒なことこのうえないもの。そんなものが何の役に立つのだろうか? 小学校の理科実験で使った方位磁石と、そして太陽を見ると答えが出てくる。N極が北の方角を差すのは、地球には北から南に向けて磁束が流れているから。両の極で磁場が発生しているからだ。では、なぜ地球に磁場が発生するのか? それは地球自体が帯電しているからだ。電荷を持つ物体が回転をすれば、回転軸を中心に磁場が発生する。しかしながら、どんなに帯電している物体とて、やがて電荷を失ってしまう。その電荷を補うためのものが落雷なのである。こうして地球には誕生以来46億年間、年中無休で磁場が発生し続けている。では、磁場を発生し続けることに何の意味があるのか? それが地球の生命と太陽に大きく関わってくる。太陽が核融合反応により放出するエネルギーは、必ずしも生き物に有益なものばかりとは限らない。紫外線・ガンマ線などの放射線も含まれている本来の太陽風は、地球の表面に到達する前に、大気の層で遮断される。だが、大気の層だけですべてが遮断できるわけではない。そういった大気が遮断しきれない強力な放射線を防いでくれるのが、地球から発生している磁場なのである。南極で発生するオーロラは、この太陽風と磁場が衝突する時に発生するもの。 雷の例にしても、自然体系には本当に一切の無駄がないように思える。自然とは人が理解するにはあまりにも精妙すぎる。


・チケット  デューク高沢

2年後に、韓国と共同でこの日本でもワールドカップなる世界的規模のサッカーの試合が催されることになる。そのチケットの特等席が8万円という金額が設定された。なんちゅ〜かアホである。日本では、この手の試合観戦・音楽コンサート・ライブなどの入場券というものはとにかく高いのが、もはや常識となっているが、そんな日本の常識を世界に掲げているのだから、特上級のアホっぷりである。日本円の8万円とは、発展途上国であれば半年分の所得にも相当する金額である。どんなに世界一流の選手達が集って、試合をするとは言え、観戦するだけで8万円というものには、どうにも私は納得できない。日本の熱狂的なサッカーファンなら8万円でも惜しまず、いや、明日の生活費を惜しみながらでもチケットを買うでありましょう。さて、話題にしたワールドカップのほかにも、アホみたいな値段のついたチケットなら前例はある。高田延彦とヒクソン・グレイシーが試合をしたときの最前列チケットが18万円もしたようだ。はっきり言って、これもアホである。試合内容は、到底18万円分のものとは言い難い。まぁ、芸能人御用達のチケットでしょう。チケットは会場となる場所によっても値段が変わる。東京ドームは、空調維持で費用がかかるせいか、割高である。ライブコンサートにしろ、プロレスの試合にしろ高い。新日本プロレスは定期的に東京ドームで試合をしているが、これのスペシャルシートは3万円。しかし、最近の新日は、いかにも脚本の用意されているかのごとき茶番で、3万円の価値はなし!3万円のうち2万4千円はドブに捨てているようなものです。日本武道館だと、ちょっと安くなる。プロレスだと後楽園ホールがもっとも安くていい感じ。ライブコンサートなら、赤坂ブリッツが都心では安いです。なお、プロレスもライブコンサートも、団体・アーティストによる値段の違いがかなり顕著で、国内アーティストものはCDアルバムも高いが、チケットも高い。外国アーティストだと比較的安値である。プロレスなら新日本プロレスが高くて、全日本プロレスが安かった。私が買ったチケットの場合だと、比較的安い部類に入るものばかり。例にあげると、Mr.BIGの日本武道館ライブコンサートが一番後ろで6500円。ハロウィンというヘビメタのバンドが赤坂ブリッツで6000円。プロレスでは、全日本女子プロレスの試合が東京大田区体育館で4600円。全日本プロレスの日本武道館での試合が一番後ろで4000円。日本のロックバンドでも、以前話題にしたセックスマシンガンズのチケットはとても良心的で、赤坂ブリッツで3500円、渋谷公会堂で4000円、日本武道館の前列ですら4500円、後楽園ホールでは2800円。楽しいライブのうえに安いため、あっという間に完売する。こうして書き連ねてみると「良いものを安く」というチケットは、一応日本でも存在する模様。しかしながら、高くてもチケットがどんどん売れるのが世の中なのである。コーラの自販機がマズイものばかりなのに、あちこちにあるかの如し。それが人の世である。(笑) なにはさておき、8万円もするチケットは、さっさとやめて欲しいものである。


・落花生  デューク高沢

地方にいる友人知人から、ときおり地元の名産品をいただくことがあります。香川の讃岐うどん、福岡の辛子明太子などなと。とても嬉しく思うのであります。当然ながらお返しをしようというところですが、ここでちょっと困ったことに直面します。千葉には、これらの特産品に対抗できるほどの強力なものがないのです。千葉の名物と言えば、落花生が挙げられます。味はなかなかのものですが、食すのに手間がかかります。殻をむいて、さらに実を包んでいる表皮をむかなくてはいけないので、ゴミもちらかります。殻の開け方もコツを知らないと、ひと苦労です。こんなシロモノで贈って喜ばれるかどうかというと、ちょっと悩むところっす。(笑) ほかに「クジラのたれ」というものもありますが、これは味で好みがはっきり分かれそうなところ。「ならば地酒を贈ろう」と考えますが、自分は酒を飲まないため酒の味が分からないのです。 これは、思わぬところで大きく遅れました。千葉の名産品をちゃんと学ばなければと、痛感する今年で高沢歴28年目を迎えるデューク高沢であります。


・氏名欄  デューク高沢

 どこの地域でも今では、家庭から出るゴミは透明な袋や、その地域指定のゴミ袋を使用するのがきまりとなってます。しかし、この指定ゴミ袋、前々からどないしても気に入らん点があります。千葉市指定ゴミ袋の場合、氏名なる記入欄があるのですが、かなりの錯乱具合であるとしか思えません。自分の出したウンコにいちいち名前を付けて投棄するという慣習など、人類史上、地球上、どこをどうさがしてもあり得ない話であるように、自分の出したゴミにわざわざ名前を付けるという行為は、まったくの無意味!なんちゅーか無駄! あのゴミ袋の氏名欄は、誰も書かないのだから、さっさとなくしてほしいものです。多分、作り直すのも面倒臭いから現状放置のものと私は察しております。まぁ、どうでもいいか。(笑)


・北朝鮮  デューク高沢

 北朝鮮の金正日総書記が、韓国の金大中大統領を招いて会談を行い、朝鮮戦争以降分断された2つの国が少しずつ和解しつつあるようですが、北朝鮮は日本には植民地時代の補償をしてほしいなどと申してきました。ヤバイと思いつつも前々から言いたかったんだけど、北朝鮮にはかなりの出遅れ具合を私は感じてます。植民地補償の発言は、5年前のコメ援助を仇で返す行為と見ます。日本は、すでに、ポツダム宣言以降、戦争裁判が行われ、賠償金も支払い、戦争責任のツケはすでにチャラになったのに、北朝鮮は、ネチく過去の事でヨモヨモぬかしております。実に、あつかんしいです。それと、日本側も拉致疑惑問題追及が、あまりにもネチいと思います。行方知らずの人を軽視するわけにはいきませんが、歴史を利用して、日本のコメも金もいただこうなどという、カツ上げまがいなことをしようとしている相手に、こっちの話なんぞ素直に聞いてくれるわけがないのだから、もう少し順序を考えたほうがいいでしょう。だいたい、日本だけでなく中国も食料支援をしているのに、年間百万トンの食料不足をかかえているという報告がどない考えてもおかしいと思わないかねぇ。うぅ、おかしい〜おかしい〜。近隣諸国からの援助があるにも関わらず、この国が依然食料不足に悩むのはなぜか?自国で農業生産を行う能力はないのか? 前々から疑問に思い、考えてみましたが、支援により送った食料のほとんどは、都市部の市民と軍隊でほとんど食い尽くしたんじゃないすかね。金正日総書記を支持する人々とは、すなわち首都平壌に住む中産階級であり、そして国内情勢・対外情勢に対する重要なコマとして、有事のために軍隊の信頼が必要であります。地方の人々は飢餓に苦しむことがあっても、まずは都市部の人々の信頼が必要になる。多少の人々は見殺しにしてでも、支持層にそれなりの暮らしの保証をしなければ信頼が揺らぎかねない。特に軍隊からの信頼を損ねることがあれば、どんなにエライ人であろうが、問答無用で政権を乗っ取られることもあろう。農業技術よりも軍事力なのだ。飼い犬に噛まれることがなきよう、情報統制をし国内安定を人々に装おってみせたり、国内でそれなりの策を講じてきたのでしょう。しかしながら、そろそろ限界がきたようです。そこで、外交策に乗り出したのかもしれないです。軍隊の信頼が必要と考えているからこそ、公の報道機関の場で「私の力は、まずは軍隊から始まる」と発言したんでしょう。このオッサン、とうとう馬脚を現わし始めました。南北会談には意義があることとは思いますが、まだまだこれからが問題であります。とりあえず、金正日のあのキシャない人民服はやめましょう。背広を着ましょう。外交の場で背広を着ないところなんて、北朝鮮くらいのものです。さすが国連非加盟国は遅れ具合が違います。なんだか、まだまだ言い足りないような気がするので、ネチネチと話は続くかもしれないです。(笑)