〜デューク高沢 vol.10〜


・自殺  デューク高沢

 日記のネタをどうしようかと考えていると、これがまたタイミングよくネタが飛び込んでくるものです。 今日の新聞を読んでたら、インターネット上の自殺に関するホームページで出会った2人が心中したという記事がありました。今の御時世、インターネット心中なんてものまで出てきてしまったのだ。まったく世の中ずいぶんと進んでるものだと、大変不謹慎ながら、そう思ってしまいました。私は「進んでいることは、必ずしも良いことばかりではない」と常々考えております。たとえばアメリカは、社会的にも、工業的にも、経済的にも、そして学術においても、今もっとも進んでいる国だと言えますが、同時に、犯罪も最も進んでいる国だと思います。理由もなくガキンチョが銃を乱射しまくる事件なんざ、日本では考えられません。もし、お店に銃をもった強盗が来ても、渡す金をレジに別途用意しておくのが当たり前の社会なのである。金は取られても、命が取られなければ幸運。それがアメリカ。なにもかもが進んでいる。アメリカはとにかく進んでいる。さて、まったくあかの他人同士が3週間で心中に至るという事件を、どう解釈すべきでしょうか? インターネットは実に進んだ通信媒体であります。便利であります。便利であり進んでいるものに裏があるのは、人の世の常であります。買い物や調べものにも便利であれば、同じ趣味を持った人との出会いの機会を大きく広げてもくれる。そして、いっしょに死んでくれる人さがしにも役に立ってしまったということにもなる。インターネット心中を、私はそう解釈しております。インターネットは人の世の最先端を行ってます。しかしながら、なにもかもが進んでいるというのも考えものです。だから、私は不謹慎と思われようとも、インターネット心中をあえて皮肉をこめて「進んでいる」と申したわけです。要は、進み過ぎ注意ということです。


・資格  デューク高沢

 私、デューク高澤を知る方なら、すでに御存じの事と思いますが、自分はKSD関東スコアラー同盟という同人誌を、まがりなりにではありますが、一年間に何回か発行しています。ある日、今年最初に作った号をふと読み返してみると、自分が「今年の目標」なるものを書いているページがありました。「未踏の地へ遠征に行く」「友だちを10人つくる」などなど。しかしながら、達成しているのは、未踏の地へ行くということだけでした。(今年2月に福岡初上陸を達成。(笑)) どうも、公言してしまうと、なかなか達成できないようです。ほんと、ウソツキって楽な仕事ですね。(笑) でも、ひとつだけなんとしても今年中に達成したい目標があります。資格であります。今年は、あるひとつの資格を取るために9月になってから、仕事をしつつ学校へ通うという日々を過ごしております。実質、休みなしの生活を続けて2ヶ月が経過しました。というわけで、お金も時間もありませんが、うまく取得できたときには、ひとことばかり、ここのページで報告しようと思う次第であります。(笑)


・免許  デューク高沢

 先週、とある資格を取るために働きながら学校通いしてると書きましたが、想像がついた人もいるでしょう。スバリ、自動車の運転免許であります。9月に自動車教習所に入り、2ヶ月と1週間を経て、こないだの木曜日(11/9)、卒業検定を受けまして、見事合格となりました。2ヶ月間、仕事を休んだり、お金も時間も、教習のために費やし、仕事の真っ最中に勉強したりと、「クソ」がちょっとつくくらいマジメに頑張ってきたこともあり、今は、少しばかり感慨にふけっているところであります。(笑) しかしながら、まだこれで終わりではありません。この後、学科試験を免許センターというところで受けて、これに合格しないと免許証はもらえません。現在、限りなくゴールに近い9合目といったところであります。「ドリフターズ=デューク高沢豆腐店」開店間近であります。ドリフターズといえば、先日引っ越しでドタバタの最中だったレイ兄貴のほうは、現在どうなんでしょうか? 次はレイ君〜


・自動車  デューク高沢

 私の住んでいる千葉県は年間交通事故死亡者数において日本全国でも毎年ベスト5から外れたことがないという、実に不名誉な記録を歩み続けているそうな。こんな現状であるため、自動車の運転免許の試験に関しても他県より難しくなっていると、問題を作成している業者さんから話を聞いたことがありました。しかし、これは「難しい」のではなく、日本語の引っかけを多用した「陰険」な問題があるということで、単純に合格率を低くしているだけの学科試験であることを、つい先日、身をもって思い知りました。(笑) ともあれ、晴れて免許皆伝となったデューク高澤でありますが、免許センターで行なわれた学科試験と合格後のアトラクションを通して、交通安全に対する警察と公安委員会、ひいては道路交通法のあり方に対して、疑問がムラムラと沸き上がってきました。千葉県では、若葉マークの運転者に事故が多い、すなわち初心者に多いということで、教習所を卒業後に「無事故・無違反運動に参加しましょう」というチラシをつかまされました。で、実際、無事故無違反で、どんな特典があるのか? 1年以上だと、それ以前の違反点数は加算されない。2年以上だと、3点以内の違反行為は執行猶予3ヶ月で帳消し。停止処分の前科があっても1年以上無事故無違反であれば、前科なしの扱いとなる。(前科者だと、免許停止処分までの違反点数が低く設定されてしまう) あとは、免許の更新時に有効期限3年のところが5年になる。免許の更新時に受けなければならない説教(更新時講習)が30分ポッキリで済む。(1点でも違反が付くと、タップリ説教2時間コース。)これらは、教習所で聞かされたお話のこと。それでは、千葉県で行なっている「無事故・無違反運動に参加しましょう」という取り組みはどんなものなのか? 具体的にはSDカードというものを作り、無事故無違反でいると、このカードの色が変わりレベルアップするというもので、段階を経て、最終的には10年以上で金色にレベルアップとなる。では、SDカードを作り、無事故無違反でどんな特典がもらえるのか? これがどこをどうさがしてもサッパリ見えないのだ!「ないっ!見えんっ!ちっち!」なのであります。「無事故無違反を1年1年積み重ねて、優良ドライバーの仲間入りを果たしましょう」という呼び掛けが、SDカードの主旨ということらしい。裏を返せば「安全運転、無事故無違反、できて当然、なにもやらんよ」とも解釈できる一方的な交通安全運動なのであります。身の程をわきまえず勘違い甚だしく、このデューク高澤、久々に頭に血がのぼって参りました。(笑) 自動車を運転することには、実に多くの代償が支払われるのは周知の事実。はじめに高額な車両価格ありき。そして、自動車税・ガソリン税・自賠責保険・任意自動車保険・定期点検・車検・車庫証明・それにともなう駐車場の確保・子どもがいればチャイルドシートの義務、高速道路ならば通行料金、車を駐めれば駐車料金。様々なものを支払い続けるのであります。そんな中「無事故・無違反できて当然」だけでは、人をナメてます。警察官ですら酒気帯び運転したあげく、それをもみ消しちまう御時世、教育だけで交通事故を減らそうというのは、砂の上に水をまくようなもの。いつまでたっても効果は上がらないでしょう。日本の自動車交通安全にも新しい考え方を必要とするときが来ているのではないでしょうか? というわけで、例によってネチく話は続きます。(笑)


・情報化社会  デューク高沢

 


・神の国  デューク高沢

 


・DVD  デューク高沢