〜デューク高沢 vol.17〜


・年号  デューク高沢

 未成年者の喫煙・決められた時間外の入場、ゲームセンターの店員をしていると、時折遭遇するこんな場面。普通に注意をしても、年齢を偽る者がいます。やみくもに年齢を追求してもラチがあかないときの必殺技として、「昭和何年生まれですか?」というものがあります。即答できない場合は、十中八九ウソをついてます。また、回答した生年と述べた年齢が見事にズレているという知恵遅れな回答もまた、天然のギャグとして味わいがあります。(笑) さて、年号で生まれた年をたずねたところで、今一度注意をしますと、やむを得ず退散してくれます。今年16才・18才・20才になる人は、それぞれ昭和何年生まれか? 今年は昭和で数えて何年になるか? 年をごまかす人に、即答できる人はほとんどいないようです。これを利用しない手はありません。とまぁ、年号というものには、意外な有効活用があったりするものです。


・戒名  デューク高沢

 よく、葬式などで、お経を唱えるお坊さんに対してお金が支払われます。結構な金額になるそうです。戒名料とよばれるものでありますが、この戒名料とは何なのか? 仏教では人が死んだ後の世界では、その人の名前は現世での名前とは違うものになるそうです。これを名付けるのが戒名というもの。どこの宗派か忘れましたが、墓地の墓石に刻まれる見なれない名前がこれです。墓石ではなく、細長く平べったい木の板に書かれてるかもしれないです。この名前をお坊さんが考えて名付けてくれるときの手数料みたいなものが戒名料です。本来ならば生前に付けてもらうものなのだそうですが、今では、人が亡くなった後、葬儀の時にこういった手続がなされるようです。と、ここまできてふと疑問が沸いてきます。この戒名とはどのようにして名前を考え決められるのか?なんとなく興味がありますが、この戒名に関するお話について、ブッダ良先生ほか、その筋に詳しい方、御存じありませんか?


・原爆  デューク高沢

 日本では、毎年、原爆の投下された8月9日・12日に被害者の慰霊式典として核兵器のない世界平和を訴える行事が毎年行なわれていますが、被災体験者の高齢化にともない、その歴史を語ることができる人々が年々減ってきています。このままでは、悲惨な歴史も、時とともに埋もれてしまうかもしれません。いくら写真資料があっても、その時代を知らない世代には、いまひとつピンとこないと思います。しかし、歴史を広く世に伝え、後世に語り継いでゆくための有効な手段が、今の世の中にはあります。ズバリ映画化することです。人に対して原爆が使われたという、これほどまでに残酷で、悲惨で、いかなる脚本にもまさる現実の物語が、何故、映画化されないのでしょうか? 私はこのことに前々から強烈に疑問に感じております。さて、最近、アメリカで作られた映画「パールハーバー」なるものが上映中のようです。物語のあらすじだけは聞いたのですが、とりあえず見に行く気がまったくいたしません。アメリカ国内でも、反日感情を煽ってしまうことを懸念する声がありましたが、全くもってその通りだと思います。太平洋戦争の歴史を学んでいない人が、いきなりこんな映画を見てしまった日には、ほぼ間違いなく日本を嫌いになることでしょう。そんな考えが頭をよぎって、ますます見に行く気がモゲました。アメリカは日本に原爆を落としたことを忘れてもらいたいのでしょうか。そうはいきません。原爆を落としたというツケを、アメリカはいまだ日本にキッチリと返していません。日本は、ハリウッドで広島と長崎で起こった原爆投下の歴史を映画化し、アメリカで商売する権利があってしかるべき。興行収入は、被災者への損害賠償と生活補償にあてる。こういうことがあってもいいじゃないですか。世界唯一の核兵器被爆国であることは、日本だからこそ世界に通用できる特権を持っている。


・映画化  デューク高沢

 広島に投下された原爆を題材にした映画をひとつ思い出しました。「はだしのゲン」です。原作である同名の漫画を映画化したものです。広島で暮らしている主人公の少年ゲンが原爆により家族を失い、生き残った母と、被災地で出会った死んだ弟そっくりの少年とともに、その後を生き抜いてゆく物語です。私が小学校5年か6年の頃に見たアニメ映画なので、もう16〜7年くらい前になるでしょうか。前向きに生きてゆこうという結末で映画は明るくしめくくられた記憶があります。その後、原作のほうを読んだのですが、映画では結末となった話のさらに続きがあり、相当長くて、かなり暗い話が延々と続いたような覚えがあります。当時、アニメーションという形で描写されていたのですが、映像化できないものは無いくらいに進歩した、今のコンピューターによる描画技術をもってすれば、あの原爆の恐ろしさをほぼ忠実に再現できるのではないでしょうか。たしかに、悲惨で暗い歴史でありますが、語ることを禁忌にすべきことではないと思います。後世に語り伝えるならば、願わくば、映画史上最高の傑作といわしめるくらいの日本映画として、この歴史を題材にした映画を出してほしいです。


・猛暑  デューク高沢

 今朝、長年愛用しているパソコンの電源を入れ、起動までの待ち時間に洗顔をしてから部屋に戻ったら、なんか様子がおかしい。ハードディスクが一生懸命動く音がしながら、画面が止まっていた。マズイ!と思い強制リセットをかけたが症状が変わらず。とりあえず、電源を落とそうと思ってスイッチを押したがまったく反応なし。仕方なくコンセントを引っこ抜いて電源を落とし、そのまま仕事に出かけた。帰ってきてから、電源を入れてみても、やっぱり同様の症状が起こる。1ヶ月ほど前に買ったハードディスクが早くも死亡した様子。このまま修理に出すのもいいけど、試せることはできるかぎりやってみようということで、再度電源を投入。とりあえず、Macのハードウエアに詳しい私の師匠のところに電話して、症状について述べたところ「電源入れて放置してみたらどうか?」とのことで放置してみた。どうやら起動まではなんとか行ったものの、あいかわらずハードディスクの音が鳴り続き、画面は止まったまま。と、ここで、やみくもにマウスをクリックしてみところ、5分ごとになにやら操作を受け付けてくれる模様。これはチャンスと思い、死亡していると思われるハードディスクのアイコンをクリックして5分。ディスクの初期化を選んで5分。データは吹っ飛んだものの、ハードディスクはなんとか死のふちより生還しました。どうやら夏場の暑さのため、高温の状況下で不調をきたしていたようでした。というわけで、さっそく冷却用のでっかいファンを板ばさみにするようにハードディスクの上下に設置し、パソコン本体はフタを全開。そのままハードディスクを本体から外に出して無事解決。これで猛暑も怖くない。不審な外観仕様のサマーバージョンMac完成であります。結局、修理はまぬがれました。やはり、悪あがきをしてみるものです。(笑)


・選挙  デューク高沢

 参議院選挙が近付いております。多くの人がこのページを読むころには、選挙の結果が出ているころでありましょう。今の小泉内閣の支持率からして、おそらく自民党の圧勝になることと思われます。各々の政党がテレビでCMをやって、それぞれの政党が存在を訴えるさなか、保守党だけは非常に影が薄いように感じます。が、ふと気付くと、保守党の党首って扇千景さんなんですよ。現職の国務大臣(国土交通大臣)であります。小泉首相の唱える構造改革を支持するのであれば、自民党の単独政権よりは、保守党との連立政権のほうがより良いと私は思います。さて、千葉県には保守党からの候補者がいないので、私、デューク高沢、比例代表では保守党に一票いっときます。ともあれ、選挙が終わって、どうなることやら。


・結果  デューク高沢

 参議院選挙はやっぱり自民党の勝利でした。それと存在感の薄かった保守党が、たったの1議席というのも予想通り。1人か2人であろうと、党首自身予想していたあたりがこれまたせつない。(笑) しかしねぇ〜、自民党からの立候補者で政見放送に出て来た面々を見て引いてしまいましたヨ。大仁田厚がホントに出馬してたなんて、しかもよりによって自民党公認とはね。さすがにこれにはまいりました。なんかイヤ〜な予感がするな〜と思ったら、ほんとに当選しました。プロレスラーが政治家になって悪いとは言わないけど、残念ながら大仁田は議席数を稼ぐための捨て駒にしかならんのではないかと思います。出馬するよう大仁田を説得した自民党のオッサンもオッサンで、なりふりかまわない姿勢がモロ出しであります。やっぱ知名度と人気で政治家は選ばれるのかね〜。今回の選挙は、小泉内閣の支持率が自民党への票というかたちで結果が出ました。が、はたしてこれで小泉内閣の構造改革も順風満帆にいくかといえば、そうも思えないのが私の考えであります。とりあえず、話は続きます。