インターネットを楽(たの)しむためには、知(し)っておかなければいけない基本的(きほんてき)なことがいくつかあります。
どんなソフトが必要(ひつよう)なの?
インターネットでホームページをみるには、ブラウザと呼(よ)ばれるソフトが必要(ひつよう)です。代表的(だいひょうてき)なブラウザソフトには「インターネット・エクスプローラー」「ネットスケープ・ナビゲーター」などがあります。現在(げんざい)売(う)られているほとんどのパソコンには、はじめから入っているので、わざわざ別(べつ)に用意(ようい)する必要(ひつよう)はありません。

ブラウザソフトの使い方(つかいかた)ってむずかしい?
ふつうにホームページを見(み)るだけなら、特(とく)におぼえなければいけない操作(そうさ)はありません。ホームページの中(なか)には、次(つぎ)のページや他(ほか)のページに行くための「リンク」と呼(よ)ばれるところがありますので、次々(つぎつぎ)とその「リンク」をおしていけばいいだけです。

次(つぎ)のページや他(ほか)のページに行くことを「ジャンプする」、ジャンプするためにあるボタンなどのことを「リンク」といいます。

「○○へ」とか「もどる」とか書(か)いてあるボタンはもちろん、このように文章(ぶんしょう)の中(なか)で一部分(いちぶぶん)だけ色(いろ)が変(か)わっているところにも、どこかへのリンクがあったりします。マウスポインタを合(あ)わせてみて、ポインタが指(ゆび)の形(かたち)に変(か)わったら、そこにリンクがあるということです。指(ゆび)の形(かたち)に変(か)わったところでクリックすると、リンクしている先(さき)へジャンプすることができます。
ホームページでは、ポインタが指(ゆび)の形(かたち)に変(か)わるところをクリックすればいいのです。
また、ブラウザのウインドウの上の方にも、「←もどる」「次へ→」というボタンがついています。さっきまで見(み)ていたページなら、この2つのボタンで自由(じゆう)に行(い)き来(き)することができます。

 インターネットを楽(たの)しむとき、ホームページアドレスを入力(にゅうりょく)する、キーワードなどを入力(にゅうりょく)する、自分(じぶん)の名前(なまえ)などを入力(にゅうりょく)する、などどいうように、キーボードから文字(もじ)を入力(にゅうりょく)しなければならない場面(ばめん)にしばしばそうぐうします。
文字を入力するときは?
 ホームページ上(じょう)で文字(もじ)を入力(にゅうりょく)するところには、たいていの場合(ばあい)、入力(にゅうりょく)ウインドウがついています。文字(もじ)を入力(にゅうりょく)したいウインドウにマウスポインタを合(あ)わせてクリックすると、入力(にゅうりょく)ウインドウの中(なか)でカーソルが点滅(てんめつ)をはじめます。
カーソルが点滅(てんめつ)していたら、文字(もじ)を入力(にゅうりょく)することができます。
 ただし、キーボード入力(にゅうりょく)には、日本語(にほんご)モードと英語(えいご)モードがあるので注意(ちゅうい)しましょう。ブラウザのアドレス入力ウインドウや、「半角英数字(はんかくえいすうじ)で入力(にゅうりょく)してください」とあるところは、必ず半角英数字(はんかくえいすうじ)で入力(にゅうりょく)しなければいけません。例(たと)えば下(した)のような場合(ばあい)、同(おな)じように見(み)えますがコンピュータはまったくちがうものとして読(よ)みとってしまいます。

正解 http://kids.yahoo.co.jp
間違い http://kids.yahoo.co.jp

 アドレスを打ち込むとき、キーボードが日本語のモードになっていると全角入力となってしまうので半角に変換するか、日本語入力モードを解除して半角英数字で入力してください。

全角と半角を切り替えるには
ウインドウズの場合(ばあい) マッキントッシュの場合(ばあい)
「Alt」キーと「半角/全角」を一緒(いっしょ)におします。 「コマンド」キーと「スペースバー」を一緒(いっしょに)におします。

とくべつな記号をおぼえておこう
ホームページアドレスを打(う)つときは、正確(せいかく)に打(う)たなければいけません。「.」(ドット)と「,」(コンマ)の違(ちが)いだけでもパソコンは思(おも)うとおりに動(うご)きません。

アルファベット以外(いがい)の
記号(きごう)の読み方(よみかた)
: コロン / スラッシュ
; セミコロン \ バックスラッシュ
. ドット @ アットマーク
, コンマ ~ チルダ

注意(ちゅうい)!!
「正(ただ)しくアドレスを打(う)っているのにホームページにいけない」というトラブルの原因(げんいん)に「~(チルダ)」がきちんと打(う)てていないというのがあります。個人(こじん)のホームページの場合(ばあい)、http://www.○○○○○.ne.jp/~△△△/というアドレスが一般的(いっぱんてき)です。この最後(さいご)の「~△△△」を打(う)つときに、「^△△△」と打(う)ってしまっている場合(ばあい)がよく見(み)られます。これは、キーボードによっては、キーに「~(チルダ)」が表示(ひょうじ)されていないことが多(おお)いためです。「~(チルダ)」は、文字(もじ)キーの一番上(いちばんうえ)の列(れつ)の左(ひだり)のほう、「へ」キーと一緒(いっしょ)にあります。「SHIFT」キーと「へ」キーを一緒(いっしょ)におせば打(う)つことができます。