ストーリーの解説


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第1回未来から来た少女
第2回幸福な世界
第3回三つのホクロ
第4回それぞれの正義
第5回争いの後で…
第6回切り裂かれた絵
第7回ライバル
第8回あやうし少年野球団
第9回勝敗の行方
第10回遠すぎる家
第11回こわれた家族
第12回あたたかい食卓
第13回未来からの逃亡者

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第1回 未来から来た少女 TOP

☆あらすじ☆

中山忠夫と唯は、30世紀の未来のミレニアム帝国からタイムマシンでやって来たアスラと出会う。
アスラは、清原という少年を捜していた。
清原少年は、20世紀以降の人類を99%(原作では、90%になっている)死滅させてしまった
病気の生みの親だとアスラは言った。
アスラは、清原少年の病気を治し、未来の歴史を変えるためにやって来たのだった。
そのアスラを阻止し逮捕するため、また清原少年を保護し30世紀へ送るため
ミレニアム帝国のフレイヤ中佐、シグルド軍曹、ロキ大尉達がやってきた。
アスラは、清原少年の友達である忠夫と唯に協力を求めた。

☆気になる所☆

この話の冒頭で、唯が、撮ったプリクラの写真…この写真の顔と
忠夫に、そのプリクラの写真をごみ箱へ捨てられた時の顔を覚えていて欲しいそうだ。
この顔が、すべての事件の始まりなのだそうだ。

唯は、忠夫から見ると、いつも笑っているようにみえるらしい。
だから、忠夫の口癖は「笑いながら言うな!その顔を変えろ!」だった。

忠夫と唯の両親は24時間営業のスーパーで働いていて家には殆ど帰ってこないらしい。
忠夫は両親から家の事を全て任されている。
しかし…なんとゆう親だろう…小学6年生の子供に家の事を任すとは…(^^;;

30世紀の社会は、悩みの無い世界…(詳しくは虹色定期便外伝を参照して頂きたい)
でも、唯はその悩みの無い世界を、うらやましく思った…
その理由は、笑ったような顔だった。
唯は、何とか顔を変えようと努力しているらしい…が、今は諦めかけている。
なんか、この辺が冒頭で言ったすべての事件の始まりのキーのような気がする。

ロキ大佐の話によると、タイムマシンの実験で、かなりの人間が命を失っているようだ。
これは、試作マシン『スレイブニル』の暴走事故の事だろう。
(詳しくは、虹色定期便外伝を参照して頂きたい)

30世紀と20世紀との交信は、『ブラックホールタイム』が起こると交信が出来なくなるらしい。
推測ではあるが…時々20世紀と30世紀との時空ののずれか、ゆがみが生じるのではないのだろうか。



第2回 幸福な世界 TOP

☆あらすじ☆

アスラ達は、清原少年の家に行った…が、清原少年は家出してしまっていた。
清原少年は、「死ぬ」と書き置きを残していた。
清原少年を探すアスラ達の前にフレイヤ達が立ちはだかる。
一時は捕まりそうになるが逃げ延びるアスラ達。
清原少年は、『絶望のキルケウイルス』に感染していたのだった。
そして、そのウイルスの生みの親なのであった。
キルケウイルスは、脳神経を脅かし、感染者のやる気をなくさせる
恐ろしいウイルスなのだ。
30世紀の社会は一部のウイルスに抵抗力のある人たちが
支配する世界になっている事をアスラが唯たちに説明した。

唯達は、アスラに清原少年探しに協力することにした。
そして、清原少年を見つけるアスラ達…そしてキルケウイルスのワクチンである
『キルケアサシン』を投与し、清原少年は正気を取り戻した。
…だが、清原少年はキルケウイルスの生みの親ではなかった。
そのことをフレイヤ達から聞きアスラは俄然とする。
アスラは、決意した必ずウイルスの生みの親を見つけだし歴史を 変えることを …

☆気になる所☆

第1回のあらすじでもちょこっと書いたが、人類の99%が死滅したと、このドラマでは
言っているが、原作では、90%となっている。
どっちが、本当なのだろう…。

忠夫達がカレーを食べている時、唯が「食べない?」と勧めたが
ちょっといやな顔して首を振った所をみると…30世紀にはカレーは無いのかも…(ォ

忠夫は、唯の行動を許そうとはしないのだが、結局…唯の言うことをきいてしまう。
なんと、なさけない兄なんだろう(…と人のことは言えない…(謎))

キルケウイルスは、蜂の習性に似た生態系をしているらしい。
だから、女王…すなわち生みの親のウイルスが死ねば他のウイルスは死に絶えると言うことなのだそうだ

キルケウイルスのワクチンである『キルケアサシン』は
ミレニアム帝国の医学センターがレジスタンスに襲撃された時に盗まれた物と考えられる。
(詳しくは、虹色定期便外伝を参照していただきたい)
この薬は、感染者が少しでもやる気が起きないと効力が無いのだそうだ。

30世紀の世界のウイルスに抵抗力のある一部の人々によって支配されている
何故、このような制度になったのかは虹色定期便外伝読んでみてください。

アスラは、ミレニアム帝国の名門貴族の一員…母親はアスラが乗って来たタイムマシンの設計者
…と、ゆうのは外伝でわかっているのだが…父親はさて誰なのだろう…
気になるところである。(フェンリルダッタリシテ...(ォィォィ

結局…ウイルスの生みの親は清原少年ではなかった事が判明した。
さて、真のウイルスの生みの親(NHKのホームページでは半分ネタばらしをしている)の発動を
見るのが楽しみだ…(3月までまだ遠い…



第3回 三つのホクロ TOP

☆あらすじ☆

忠夫達が通っている塾の経営者が突然代わった…。
その、経営者こそフレイヤ達だった。
フレイヤ達は、塾の生徒全員の爪を採集した。
爪の、細胞からウイルスの感染者を特定するためだった。

その頃、アスラはキルケウイルスの感染者を発見した。
感染していたのは、田代とゆう少年だった。
田代少年は、忠夫達と同じ小学校に通っている。
田代少年は昔、いじめられっ子だった。
その田代少年をいじめから救ったのは小野とゆう少年だった。
だが…その小野少年が田代少年をいじめているとアスラは忠夫達に告げた。
しかし忠夫達は、小野少年がいじめなんてしないと信じて疑わなかった。

ある日、小野少年が忠夫に、一緒に田代少年をいじめようと誘って来た。
その、小野少年の腕にはウイルスの感染を示す三つのホクロがあった。

フレイヤ達は、すでにこの二人が感染者であることを知っているのだった。
アスラは、田代少年をいじめている小野少年が感染者だということをまだ知らない。

☆気になる所☆

キルケウイルスの生みの親は、7歳〜12歳の子供だとゆうことが判明しているようだ。
だから、フレイヤ達は忠夫と唯が通っている塾を乗っ取ったのだろう…
サンプルは、自然と集まってくるから…(ォィ
しかし、月謝が今までの半額ってゆうのは欲のない…(^^;;

ロキ大尉の「20世紀で30世紀よりましなものは食べ物だけだ…」と言うことは
30世紀の食べ物って美味く無いのだろうか…うぅ…想像がつかん…
外伝を読み直して見たがアスラが、お茶の時間に飲んでた物は
確か…サファイアローズを使ったハーブティーだったようだが…

小野少年は、田代少年の甘え心に絶望した…それが感染する引き金になったようだ。
田代少年は、友達だと思っていた小野少年に裏切られ絶望したのであろう…
それは、第4回を見ればわかるであろう…(ソレハ...アタリマエダ..

それは、そうと…相変わらず妹には甘い忠夫君である…
今回も、唯が小野少年が田代少年をいじめているか聞いてようと言った時は
拒否したのに…結局聞きにいってしまったし…。

しかし…忠夫は何故唯の話をする時の表情にこだわるのだろうか…
断るごとに「笑いながら言うな!」を一回は言っている…。
唯は、かなり悩んでいるのに…(第1回のストーリーを参照)



第4回 それぞれの正義 TOP

☆あらすじ☆

アスラは、フレイヤ達のアジトに盗聴器を仕掛けていた。
その盗聴により、小野少年も、ウイルスに感染していることを知る

小野少年は、サッカーの特訓と称して田代少年をいじめていた。
田代少年も、「遺書書いて…復讐してやる」とまで言い出していた。
小野少年、田代少年の病状は、益々悪化しているようである。

塾の作文の時間で、小野少年の書いていたものは…
「弱いもの…やる気の無いものは、いじめによって自分が甘ったれだとゆうことを
気づかせるのだ」だった。

アスラの仕掛けた盗聴器を見つけたフレイヤは
兵隊達に抹殺命令を下す。

アスラは、再び忠夫達と接触する。
そして、アスラの住まいへ行き小野少年達を、どのようにして救うか相談し始める。
アスラは、小野少年は人に優しくする気持ちを取り戻すこと…
田代少年は、いじめられることから抜け出すことが、やる気を取り戻す鍵だと言った。

話は、小野少年(いじめる側)田代少年(いじめられる側)どっちが悪いのかってことになっていった。
弱かったらは強くなろうとする努力をし
それに気づかない者は、いじめとゆう方法をとらず
小野少年が気づかせてあげれば良い…それが友達であり友情なのだとアスラは言った。

30世紀には、悩みや苦しみが無いのだから…友達は必要が無い…
アスラは、30世紀にいる時から友達が欲しかった…。
唯は、アスラを友達だと言った…喜ぶアスラ…

突如…フレイヤの兵隊の攻撃を受ける…アスラ達…
逃げるアスラ…しかしアスラは兵隊に撃たれ川へ落ちる…。
アスラを探す忠夫たち…アスラは死んでしまったのか…

☆気になる所☆

アスラは、フレイヤ達のアジトへ盗聴器を仕掛けていったが…
どうやって忍び込んだのだろう…
ロキがいつも買いに行くたこ焼き屋のおじさんにでも聞いたのかな?(爆)

ロキはマジでたこ焼きが気に入ったようだ…
20世紀で歴史に残ると思うものは、たこ焼きだと思っている。

小野少年の書いた作文…
普通なら…職員室呼び出しものたぞぉ…ってあれは学校じゃなく塾だった…(^^;;

アスラが、「友達が欲しかった…」と言った表情…本当にさびしそうだった。
唯が「わたしたち、友達だよ」と言った時のアスラの表情とぉ〜っても可愛かった(ォィォィ
この場面は、ちょっとホロリときてしまった。(^^;;

忠夫は、「アスラは嫌いだ」と言ってるわりには
唯が、アスラに友達宣言をして、忠夫に同意を求めた時
照れながら、うなずくところ…忠夫はアスラを好きに違いない…(*^^*)
最終的には、恋人になったりして…(ォィォィ

今回は、いじめをテーマにしているが…
アスラの、言ってるように強くなろうと努力しない限り
いじめから逃れることはできない…これは自分自身の経験上からも言える…(謎)

そもそも、いじめている側は、冗談でやっている場合が多い。
いじめた時の相手の反応が面白いからやるとゆうケースもある。
また、いじめているつもりはなくても、相手がいじめととる場合もある。
なかなか、難しい問題である。



第5回 争いの後で… TOP

☆あらすじ☆

フレイヤ達は、田代・小野両少年がキルケウイルスの生みの親かどうかを
必死になって分析していた。

その頃忠夫と唯は、アスラの落ちた川の周辺を
必死になってアスラを探していた
そして、川面に浮くアスラのバンダナを見つける。

アスラは、唯に密かにアスラとの接触手段を教えてもらっていた。
それは、河川じきに立っている木に目印を付けることだった。
唯は忠夫に頼んで、その木にアスラのバンダナをくくりつけた。
だが、忠夫は、こんなことをしても死んでたら意味がないと唯に言ったのだった。

一方、小野少年の田代少年へのいじめは、ますますエスカレートし
仲間を引き込み、集団でいじめるようになっていった。

唯は、自分達の力で何とかしようと忠夫に言うが
アスラが持っている『キルケアサシン』が無ければどうにもならないと
諦めかかっていた。

唯は、この病気は心の病気だから薬がなくても何とかなるのじゃないかと
小野少年にいじめをやめるよう抗議に行ったが
逆に小野少年の中間たちにいじめられてしまう。

忠夫は、河川じきに座り悩んでいた。
脳裏にアスラの『弱ければ、強くなる努力をするべきだ』とゆう言葉が浮かんで来た
何かに目覚めたような顔をし、アスラのバンダナがくくりつけてある
木を見つめる忠夫

家に帰った忠夫は、自分達の力で小野・田代少年のキルケウイルスを
ぶっ飛ばしてやろうと唯に話す。
今まで怒っていた唯は、喜んだ。

フレイヤはは忠夫が感染症の治療をしようといしていることを知り
監視を送った。

忠夫は小野・田代少年を呼び出した。
そして、小野少年が田代少年にした行為を唯にして見せた
少し、動揺を見せる小野・田代少年…
そこへ、死んだと思っていたアスラが現れ二人にキルケアサシンを投与する。
二人とも三つのホクロが消え、病気が治った。
しかし、小野・田代少年ともウイルスの生みの親ではなかった。

アスラが現れたことを 確認したロキ・シグルドは
アスラを追うが逃げられてしまう。

☆気になる所☆

ロキは、たこ焼きを30世紀へ送ろうと考えているらしい。
しかし、この男…マジで絶望感のかたまりのような人間だ。

第5回まで、見て来て、忠夫と唯の性格が少し見えて来たような気がする。
唯は、どっちかと言うと積極性の強い子で
好奇心旺盛…正義感も高い…
忠夫は、やや消極的で、疑い深い
だが、自分が間違っていたと知ると、すぐに改めることのできる性格。

どうやら、ウイルスの生みの親の人間は、全身ホクロだらけになるらしい。
なんか、凄そう…(^^;;;

今回のドラマは、他人を便りにしてばかりではいけない…
やれば出来るとゆうことが言いたかったようだ。
忠夫は、感染症の件はアスラに任せておけばいい
自分には、何も出来ないと思っていた
…でも、やる気になったのは、「弱ければ、強くなる努力をする」だった。

しかし、アスラが復活するシーンは、かっこよかった。
スタッフも結構気合入れて、作ったように感じた。
カメラアングル良かったし…キルケアサシンを投与するシーンも
ニューバージョンだったし…第2回のより出来が良かった…

今回は何故か「笑いながら言うな」とゆう言葉が出てこなかった…
考えてみると、唯が忠夫より優位に立とうとした時に出て来ているような気がする。
今回は、気持ちが、一つになっていたのでそれがなかったのか…
終いには、「こんな時こそ笑えよ」とまで言ったくらいだから…。



第8回 あやうし野球少年団 TOP

☆あらすじ☆

忠夫の友達の秋山少年は、少年野球チームのキャプテンだった。
秋山少年のチームはここの所負けがこんでいた。
秋山少年は、悔しくたまらないのに、チームのメンバーは
負けることに慣れっこになっていったのだった。

夏休みが終わったある日、秋山少年のチームのメンバー全員に
キルケウイルスの感染症状を示す『三つのホクロ』があった。
感染症になっていないのは、秋山少年だけであった。

チームのメンバーは秋山少年のハードな練習に絶えられず
絶望し、退団していったのだった。
その絶望感が感染の元になったらしいのだ
だが…やめたはずのメンバーは、毎日グランドのすみに集合して
一人黙々と練習している秋山少年を見ているのだった。

アスラの考えで忠夫と唯は、メンバーの人間と秋山少年を話し合わせてみることにした。
グラウンドで話し合いを始めるメンバーと秋山少年
その様子を建物の屋上で見ていたアスラをシグルド達が取り囲んだ。
あっさり、捕まってしまうアスラ…
そしてフレイヤ達のアジトのフェンリル将軍の立体映像の前に連行された。

将軍は、アスラを30世紀へ送る前に野球チームがどうなったか見ることにした。
チームのメンバーは、これまでやって来た秋山少年への不平不満をぶちまけていた。
ある少年が「偉そうにするな!みんな対等じゃないか!」と言った。
その言葉に対して秋山少年は、「おまえら、何もしないのに偉そうに言うな!」と言い返した。
実は、始めは対戦相手を探す等のしごとを順番に回っていくようにしていた。
…が、いつのまにか秋山少年がやるようになり
他のメンバーはやらないのが当たり前になっていたのだった。

そのことで、ついに取っ組み合いの喧嘩になってしまったのだった。
それを、見ていた将軍たちは、秋山少年に同情していた。
「上に立つものの気も知らず、下の者は好きなことを言う」と将軍は言った
それに対してアスラは「上に立つものこそ下の者の気持ちを考えなければいけない」と言い返したのだった。

もめ合っている、チームを止めようとしている忠夫
そこへアスラを探しに行った唯が「アスラがいない」と帰ってきた。
忠夫は、アスラが逃げたしたと思い込んでしまったのだった。

その頃、アスラはタイムマシンで30世紀へ転送されようとしていた。

☆気になる所☆

今回のテーマは、上に立つものの立場のようだが…
このテーマについては、小学生にだけに問われる問題でもないような気がする。
会社組織にも言えることでもある…

私の、勤めている会社でも、独裁者気分でリーダーをやっている者がいる…(グチッテモ..シカタナイガ...
自分の言うことは絶対命令だと思っているらしい…(^^;;;;

上に立つ者は、下の者達を引っ張って行かなくてはならない使命がある。
そのためには、下の者の気持ちも考えなければならない。
確かに、下の者も上に立つ者を信頼して、ついていかなくてならないのだが…

今回の秋山少年の場合は、下の者の気持ちを無視して
自分の考えだけを チームのメンバーに押し付けてしまったのが原因かと思われる。

ところで20世紀の夏が終わろうとしている頃
30世紀では夏が始まろうとしているらしい…
『罪深き白夜』によって、季節が狂ったらしいようだ。

ロキの『たこ焼き評論家』ぶりも、かなり板が付いてきたようだ。
たこの入っていないたこ焼きを食べて激怒するくらいだから…

フェンリルは、アスラが幼い時…肩車をしたことがあるようだが
やはり、フェンリルはアスラの父親なのだろうか…

タイムマシンは、満月の日には、ほぼ正常に動作するようだ。

今回は、なんか演出が1話〜5話と比べてかなり変わったような気がする…
監督でも代わったのだろうか…
雰囲気的に…ウルトラセブンの演出に似ていると思うのは
私だけなのだろうか…



第9回 勝敗の行方 TOP

☆あらすじ☆

アスラは、30世紀へ転送されようとしてた。
…が、いきなりフェンリル将軍は転送の中止命令を出した。
将軍はアスラの作戦を実行させて、もし成功したならば開放してやると約束した。

一方、秋山少年と退団していったメンバーの喧嘩は、まだ続いていた。
その喧嘩を止めたのはロキとシグルドだった。
ロキ達は秋山少年のチームと退団したメンバーの代表の武藤小百合のチームと
試合をして負けたチームは勝ったチームの言うことは何でも聞くゆう提案をしてきた。
チームの構成は、自分の気に入ったチームに入れるとゆうものだった。
チームのメンバーは全て小百合の方へ行き
秋山少年の方に入る者は誰もいなかった。
秋山少年はキャッチャーさえいれば勝てると言うので
ロキは忠夫をキャッチャーに指名した。
忠夫達はロキ達から事情を聞かされて、これがアスラの作戦だとゆうことを知った。
忠夫はキャッチャーを引き受けたのだった。

試合が始まり先攻は武藤チームだった。
秋山は、もの凄い速急で三者三振した。
攻撃でも、秋山はホームランの連続で1回に3点とったのだった。
だか…次の回に武藤チームがとった作戦は、バント攻撃だった。
守りがキャッチャーしかいない秋山チームにとってはどうすることも出来ない攻撃だった。

その光景を見ているフェンリル達とアスラ…
アスラの狙いは、この試合を通じて野球とゆうものは9人の力が一つになってこそ
初めて成り立つとゆうことを気づかせることだった。
フェンリル達は、そううまくはいかないと思っていた。
秋山少年は、一人では何も出来ないことを嫌とゆうほど思い知らされ
逆に、小百合達は秋山少年が苦しんでいるのを楽しんでいるだけにしかすぎない
20世紀の小学生は、なんて醜いことだと感じていた。

フェンリル将軍は、心の美しい人間が正しい方向へ導いてやらないと
醜い争いを起こしてしまう…自らの力で築きあげることはできるはずがないと言った。
だが…アスラは、あの野球チームは絶対気づいてくれると信じていた。

試合の方は2回の表で既に16点も入っていた。
大量得点に喜ぶ武藤チーム。それを見ていた唯はたまらず叫んだ「かわいそうよっ!」と
その言葉に、一瞬武藤チームの空気が変わった。
打席に入った少年も、申し分けなさそうに打っていた。
唯はいたたまれなくなって、小百合のクローブを取り守備につこうとした。
小百合は唯を引き止め私が守備につくと言い出した。
そうしないと、野球にはならないと小百合は気づいたのだった。
それをきっかけにして、一人また一人と秋山少年のチームに移っていた。
気がつくと、いつのまにか練習試合に変わっていったのだった。

その光景を見て驚くフレイヤ
フェンリル将軍は、20世紀の小学生も捨てたもんじゃないなと感心する。
そして、アスラは、開放された。

みんな楽しく練習しているグランドへキルケアサシンをアスラは放った。
ウイルスに感染していたメンバーから三つのホクロが消えたのは言うまでもない。

納得がいかないのはフレイヤだった。
将軍に言い寄るフレイヤ。将軍はフレイヤ達にやる気を起こさせるために
わざとアスラを開放したのだった。

☆気になる所☆

今回は、協力しあうことの大切さがテーマになっているように思える。
このテーマについては、会社組織で生活していく上でも大切なことである。

私の会社でも、何もかも自分一人でやってしまおうとして一日中
空回りしている者がいたりする。

ところで、今回タイムマシンが登場してきたが…
ちょっと、セットがちゃちかったのが、残念…
ケミホタルをつなぎ合せてコイルを作っただけの物だった。
まあ、これはこれでいい味はだしているのだが…(^^;;

この番組も…とことこん『たこ焼き』にこだわってきたようだ。
必ず『たこ焼き』が登場するシーンが組み込まれているのだから。

今回も、演出が今までのとは一風変わっていたようだ。
最後の三つのホクロが消えていくシーンは、なかなかのカメラワークで
田頭勉さんのBGMもマッチしてて凄くさわやかさを感じてしまった。



第10回 遠すぎる家 TOP

☆あらすじ☆

忠夫の友達の木島宏美は、家での生活に嫌気をさしていた。

忠夫の両親が経営しているスーパーへ宏美が働かせてくれと言ってきた。
事情聞く忠夫に宏美は、帰る家が無いと言った。

宏美は、母親の美子に反抗するため夜の11時までゲームセンターで遊んでいて
補導されてしまったのだった。
美子は、激怒し家を出て行くように言ったのだった。

行く当ての無い宏美は、今日は野宿すると言うので
忠夫達は、宏美を泊めることにした。

忠夫達の部屋で、宏美の愚痴を聞いている時、気になる台詞を聞いてしまった。
その台詞が『絶望』だったのである。

シャワーを借りたいと言う宏美に、唯も一緒に入ると言いだした。
三つのホクロが体についていないか確かめるために…。

宏美と唯が部屋を出ていった後、窓からアスラが入ってきた。
忠夫は宏美がウイルスに感染していると言おうしたが。
アスラは、母親の美子が感染している可能性があると言った。

一方、フレイヤ達は疑問を持ちはじめていた。
ウイルスの生みの親は小学生が発生源だと思われていた。
だが、大人の感染者の発見により生みの親は大人ではないのかと
フレイア達は思いはじめたのだった。
何故かと言うと宏美は感染していないし、父親の宏も感染していない
それに、その父親がロキそっくりなのだった。
フレイア達はロキの先祖だと思い込み、美子が生みの親ではないかと
思いはじめたのだった。

忠夫たちの部屋で床に入る宏美…
そして、昔を思い出しはじめる
宏美が小さい頃は、夫婦の仲が良く母親も優しく色々教えてくれていた。
だが…父親の仕事が忙しくなり家庭を構っている暇がなくなり
夫婦の中も冷めはじめ、母親は宏美だけを構いはじめた。
宏美は、母親は宏美の成績のことばかり気にして、宏美自信の気持ちは
全然わかってくれていない、勝手なんだと思い込んでいた。

ロキ達は、木島家の住んでいるマンションを見張り続けていた。
アスラに、美子の治療をさせないために…
だが、美子がウイルスの生みの親なのかどうかはまだわかっていない。
アスラも、美子を治療すべくチャンスを伺っていた。

☆気になる所☆

今回は、家庭内の問題をテーマに物語が展開されいてる。

仕事一途で家庭について全く関心を持たない夫に絶望し
唯一の希望だった娘に反抗され…絶望してしまった木島美子は
キルケウイルスに感染してしまった。

今回は、初めて大人の感染者の登場で、益々ストーリーが難しくなってきつつあるようだ。

しかし、宏美と唯のシャワーシーンを是非とも見たい物である(爆死)
宏美の体に三つのホクロがあるか探す唯の姿を想像してしまうと(ムフフ...
誰か、CGに描いてほしいものです。(ォィォィ

宏美の父親の会社はリストラの真っ最中のようである。
それも、肩たたきをせねばならない立場らしい…

ロキがフレイアと通信中にたこ焼きを買いに行ったシグルドが
帰ってきてたこ焼き屋が閉まっていたと報告するシーンは
思わず笑ってしまった(^^;



第11回 こわれた家族 TOP

☆あらすじ☆

フレイヤ達は木島美子がウイルスの生みの親であるのか
まだ断定できていなかった。

一方忠夫達は宏美をアスラに会わせることにした。
アスラは宏美に母親が感染症にかかっていることを告げ
それを治療するためには、宏美の協力が必要だと言ったのだった。

宏美は母親がどうなっても良いといって協力を断った。
宏美は母親が自分のことを 飾りとしか思っていない
自分勝手だと言った。
それを聞いたアスラは自分勝手なのは宏美の方だと言ったのだった。
少しは母親の気持ちも考えるべきだと…

優しかった頃の母親を思い出し涙を流す宏美…
そして、アスラに協力することを承知した。

忠夫たちは、なじみの運送屋へ今日中に届けて欲しい荷物を 頼みに行った。
送り先は宏美のマンションだった。
もちろん荷物の中身はアスラだとゆうことは言うまでもなかった。

父親の宏は泊りがけでゴルフへ出かけていった。
そこへ宏美が帰ってきた。タイミングよくアスラの入った荷物も届く
宏美は母親に最近悩みがあるのではないかと問い掛けた。
昔は悩みがあったと母親は言った。
一つは夫の宏のことだった。
仕事ばかりして家族のことを全く考えてくれないことが悩みだった。
もう一つは、宏美のことだった。
美子は、宏美に精いっぱい愛情をそそいだつもりなのに
宏美は逆ってばかりなのが悩みだった。
でも、家族がバラバラになったから美子は気が楽になったと言った。

激怒する宏美…家族がバラバラになって幸せなわけがないと怒鳴った。
宏美は母親から本当の気持ちを聞こうとした。
心を開き始めていた美子にアスラがキルケアサシンを
投与しようとした時宏が帰ってきた。
宏の姿を見てロキと間違えで驚くアスラ…思わずキルケアサシンを落としてしまう。
宏は、アスラにキルケアサシンを渡した。
それを受け取ると慌てて家を飛び出していった。

木島家から逃げる所をロキ達に見つかり追いかけられるアスラ
…が、フレイヤの命令でロキ達はアスラを追うのをやめ、木島家の監視を続けるのだった。

一方、宏美は宏に美子の様子がおかしいことを告げる
…が宏は、今まで変わりがないと言ってゴルフへ行ってしまった。
途方に暮れる宏美…

アスラ達は、閉鎖されている工場に逃げ込んでいた。
忠夫たちはアスラから重大なことを耳にする。
それは、宏の腕にも三つのホクロがあったのだった
つまり、宏もウイルスに感染していたのだ。
フレイヤ達はそのことをまだ知らない。

☆気になる所☆

アスラが宏美に会う時のアスラの登場シーンは、ちと笑ってしまった。
抱え込み宙返りをして着地(それも決めポーズ付き)して
いきなり「こんにちはっ!」と挨拶…なんか不自然すぎて…
アスラは、抱え込み宙返りで登場するのが好きならしい。
いじめをテーマにした話の時で味をしめたのだろうか…(笑)

今回の、たこ焼きシーンはロキが寝ている時に
シグルドがたこ焼きを買ってきてロキを起こすが
たこ焼きごときで起こすなと怒ったが
たこ焼きだけはしっかり受け取っていた…とゆうものだった。
最近、ロキとシグルドのたこ焼きコントに気合を感じる私であった。

今回は、家族の絆をテーマに話が進んでいるが…
最近は、このような家庭が増えつつあるのだろうか…
確かに、私の勤めている会社の結婚している方達も
だんな、嫁とも好きなことをしているようなのだが…



第12回 あたたかい食卓 TOP

☆あらすじ☆

中山兄妹と宏美は宏の勤めている会社を訪れていた。
宏を治療するためだった。

一方、フレイヤは宏がウイルスに感染していることを知ったが
宏を 治療しようとしている忠夫達を気にせず
あくまでも母親の美子をマークしていた。
フレイヤ自信、美子がウイルスの生みの親だということを信じて疑っていなかったのである。
フレイヤ自信、一人の母親としての勘だった。

そのころ宏美と宏は、近くの公園に出いた。
話があると言う宏美に宏も話があると言い出した。
宏の話は、美子と離婚したいという話だった。
宏は一日中編み物をしている美子の姿を 見ていると
逃げ出したくなる気分になると言った。

宏美は、宏に美子が病気だということを告げた。
その原因は宏にあると言ったのだった。
宏が美子のことを構ってあげなかったからだと…
だか、宏は否定した。
宏は、自分がちゃんと働いて給料さえ持ってかえればそれでいいと
美子は思っているのだと言った。
そして、宏美もそう思っているのではないかと言ったのだった。
宏美は、その言葉に対して反論できなかった。
宏は、自分は働くだけの機械じゃない人間なんだ
宏美も美子も少しは自分の気持ちを、わかってほしいと言った。
少し落ち込む宏美…。
宏美は、自分は宏の気持ちを考えなかったかもしれない…
でも、家族がうまくいかないのは家族全員が反省しなければいけないと宏に言った。

その時、アスラが「あぶないっ!!」と叫んだ。
振り向く宏美と宏そして中山兄妹…
そして、目にした者は階段から落ちてくる一台の乳母車だった。
忠夫が止めに走ったその時、乳母車を止めたのは宏だった。
乳母車を階段の下まで下ろし赤ん坊を抱きかかえる宏
そこへ、その赤ん坊の親達が現れ礼を言って去っていった。

宏は自分の手を見つめながら幼い宏美を抱きかかえ美子とあやしている
自分を思い出し心を開き始めた。
すかさずアスラは宏にキルケアサシンを投与し治療に成功した。

フレイヤは、宏が治療されたことを知り
今度は美子を治療しに来るアスラに警戒するようロキ達に言った。

木島父娘は、夕食の買い物をして家に帰った。
宏美は、美子に今夜は、宏が夕食を作ってくれるんだと言った…が
美子は、あまり欲しくないと言ったのだった。

心配そうに見合わせる宏美と宏…
そこへ、電話のベルが鳴った。
電話の主は忠夫だった。
忠夫は宏美になにかを伝えたようだった。

すき焼きかが出来上がり宏美は無理矢理食卓へつかせた。
宏は慌てて美子の好物のシラタキを玉子の入っていない器に
よそおうとしたのを見た宏美は「お父さん玉子っ玉子っ!」と指摘した。
宏は照れながら「玉子が先か…」とシラタキを鍋に戻し
玉子を軽快に片手で割った。

その様子を見ていた美子は「やめてよぉ…白々しい…」といって食卓を離れて
部屋を出ようとした。
その美子を呼び止め「一生懸命する…努力するよ…約束する」と言ったが
美子は宏を睨み付け部屋を出ていった。

宏は落ち込み無心に割った玉子をかき混ぜ始めたのだった。
その様子を見た宏美は美子の後を追った。
美子に声をかける宏美に美子は信じられない…夕べは少しも自分の気持ちを
わかってくれなかったと言った。
その言葉に対して宏美は、それはお互い様だといった。
宏の気持ちを美子はわかってあげようとしたのかと問い詰めた。
少し動揺する美子に宏美は家族が、うまくいかないのは
家族のうちの誰かの責任じゃないみんなが反省しなければいけないと言った。
美子は、しばらく一人にしておいてくれと言ったのだった。

食卓には煮えすぎたすき焼きがあった。
宏美、宏はすき焼きを食べずに美子が食卓につくのを待っていた。
そこへ、美子が部屋に入ってきた。
そして食卓につき肉を一切れ取り食べた。
「どうだ?」と聞く宏に美子は「お肉…固くなったけど…まあまあね」と照れながら言った。
その姿を確認すると宏美は部屋の窓を開けた。
美子が少しでも心を開いたら窓を開ける
これが忠夫が電話で伝えたことだったのだ。
その窓の先にはアスラがキルケアサシンを構えて待っていた。
アスラは、窓が開くのを確認するとキルケアサシンを投与した。

フレイヤのアジトでは、フレイヤ達が将軍に叱られていた。
アスラが美子を治療している時シグルドはたこ焼きを買いに
ロキはトイレに用をたしにいっていたのだった。
フレイヤは、美子はウイルスの生みの親ではなかった事は幸いでしたと将軍に言ったが
将軍は、美子が生みの親なのは間違いないと言ったのは誰だと言い返した。
フレイヤは、ロキ、シグルドを睨めつけたのだった…。

☆気になる所☆

この話を見ていて、ふと気がついたのだか…
今回登場している「宏美」という名前なのだが
父親のと母親の子の一文字とって名づけたのが判明した。(ダレデモワカルッテ...(^^;;;

それから、乳母車の階段落ちは「アンタッチャブル」のパクリっていうのがバレバレでしたねぇ…

今回、父親の宏が勤めている会社のロケ地なのだが
同じ、教育テレビで放送されている番組と全く同じ場所で撮影されているのを発見してしまった。
ただ…何の番組だったのか忘れてしまったのだが…(ォィォィ

今回のテーマの家族の絆なのだが…やはり難しい問題である…
最近の人たちは、本当に自分勝手な人間が増えつつあり
その、性格を持った者同士結婚するのだから
すぐに離婚して当たり前なのである…
…と言うわりには私の身辺で離婚したカップルはいないのだか…(^^;

さて…次回から益々面白くなってくる虹色定期便…
もう既に、第13回〜第14回の原作を読んでしまっている私は
放送されるのを楽しみにしているのであります。



第13回 未来からの逃亡者 TOP

☆あらすじ☆

孫と二人暮らしをしていた後藤正代は
先日、孫を交通事故で亡くしてしまったのだった。
その日以来、正代ばあさんは、外に買い物すら出で来なくなってしまっていた。

それを心配した中山兄妹の父親は必要な物を中山兄妹に届させていた。
その行為に対して正代は、そんなに気を使わないでほしいと言ってきた。
何故かと忠夫が聞くと正代は、生きていたくないと言い出した。
孫に死なれて、正代自身生きていても仕方がないと思いはじめていたのだった。
とりあえず、忠夫達が持ってきた物をあずかる正代の首筋に
三つのホクロがあるのを忠夫達は見てしまった。
正代はキルケウイルスに感染していたのだった。

一方、30世紀のミレニアム帝国で一つの事件が起ころうとしていた。
ある男が、レジスタンスの力を借りタイムマシン実験場に進入し
タイムマシンを作動させタイムスリップしていった。

中山兄妹は、アスラを呼ぶべく例の河川じきの木にやってきた
唯は、アスラを呼ぶ為のスカーフを結び付けようと忠夫をせかすが
忠夫は、乗る気じゃないようだった。
忠夫は、アスラを呼んでも治療は不可能だと思っていた。
正代は、孫の成長を見るのが生きがいだった。
その孫が死んで生きがいが無くなったのだから
ワクチンの効き目はない
新たな生きがいを持つにも高齢だから難しいのじゃないのか…と忠夫は言った。
その言葉に対して唯は、真っ向から反論した
人間は、いくつになってもどんな状況におかれても
夢と希望を持たなければいけないと…
だが忠夫は、あの正代ばあさんが夢と希望を持てるとは思わなかったのだった。
それに、今のままの方が良いのではないのかとまで思ったのだった。
唯は、忠夫からアスラのスカーフを取り自ら気に結び付けたのだった。

正代は孫の位牌の前で祈っていた。
突然、地震のごとく家が激しく揺れ、庭先が怪しい光に包まれた。
恐る恐る、正代が外へ出てみると玄関先に一人の男が倒れていた。
倒れている男の顔を見て正代は喜んだ。
その男の顔が孫そっくりだったのだ。

そのころ、唯はスーパーで手伝いをしていた。
そこへ、アスラが現れた。
忠夫はアスラに正代の話しをしたが、アスラは老人を治療する暇が無いと言ったのだった。
その台詞を聞いた忠夫は
「アスラの仕事はキルケウイルスを退治する事だろ!さぼってんじゃないよっ!」と怒ったのだった。
唯が何故、暇が無いのかとアスラに問いただした。
その理由は、30世紀からタイムマシン乗って誰かがやってきたとゆう情報が入ったからだった。
その人は、アスラの味方らしいのである。
だから、アスラは、その人を大至急探さなければならないのである。

フレイア達のアジトでは、ロキとフレイアが
レジスタンスがタイムマシン実験場を襲撃する場面を撮ったビデオを見ていた。
フレイアは、タイムマシンでタイムスリップしていく人物を見て顔色が変わっていった。
ロキはフレイアにフェンリル将軍の司令を伝えた。
その内容は、タイムマシンを無断で使用した者は
帝国一の頭脳の持ち主のバルドル博士だ。
タイムマシンで目指した時代はフレイア達のいる20世紀なのだ。
それに、ミレニアム帝国の重要な秘密を盗みそれをアスラに渡そうとしている。
このことは、絶対に阻止しなければいけない。
即刻、バルドル博士の身柄を確保せよ…であった。
ミレニアム帝国の重要な秘密とゆうのは
最近開発された、キルケウイルスの
新型ワクチンの製造法をファイルしてあるマイクロディスクなのだった。
バルドル博士は、タイムスリップする前にタイムパトロール隊に攻撃をうけ
ケガをしていのとのことだった。
ロキの話しを聞いているフレイアの手は、わなわなと震えていた。
…だか、それを振り切るようにロキに博士の行方を捜すよう命令したのだった。
ロキは、フレイアを意味深な顔で見つめながらたずねた。
隊長とバルドル博士とはどのような関係なのかと…
フレイアは、バルドル博士は私の弟だと答えたのだった。

正代は、助けた男の看病していた。
すると、その男が目をさました。
正代は喜んだ、なにせ一日中眠っていたのだから…
男は、ここは何処なのか…何年なのかと正代に聞いた。
正代は、不思議そうに答えた、ここは日本で虹が崎とゆうところで
今は西暦1997年だと。
それを聞いて男は、なぜかホッとしたのだった。
そうなのだ、この男こそタイムマシンでタイムスリップしてきた
バルドル博士なのである。
バルドルは、自分の着ている物が違うのに気づき
肌身に付けておいた物が無くなっているので慌てはじめた
正代は、その着物は孫の物だと言った。
そして、仏壇の引き出しから何かを取り出し
これを探しているのでしょとバルドルに渡した。
バルドルはホッっとして受け取った。
それは、新型ワクチンの製造法をファイルしたマイクロディスクだった。
そこへ、玄関のチャイムがなった、バルドルは慌てて何処がへ隠れようとした。
正代はバルドルが誰かに追われていることを知り守ることを決意する。
正代が玄関に出ると中山兄妹が立っていた。
忠夫達は、正代が心配でやってきたのだった。
だが、正代は生きていたくないなんて思ってないと言いニコニコしているのだった。
忠夫達はあっけにとられた。
なぜ、元気になったのかわからなかったである。

忠夫達は、今ならアスラから借りたキルケアサシンで治療できると喜んでいた。
そこへ、バルドルの行方を捜しているロキ達に出会う。
ロキは、バルドルとフレイアはグルになっているのじゃないかと言いながら捜索をしていた。
唯は、ロキ達もバルドルを探していることをアスラに知らせようと忠夫に言ったが
忠夫は、知らせる必要はないと言った。
アスラが忠夫達の協力を断ったからなのだ。
アスラは、ひとりでバルドルを探そうとしているのだった。
忠夫は、ひとりでなんか見つけられるわけがないと思っている。

気になる所

ついに、このドラマもクライマックスが近づきつつありますねぇ…

今回も、例のコイル型タイムマシンが登場してきました。
でも、少ない予算で何とか雰囲気を出そうと努力している
スタッフの意気込みを感じました。
コイルを上に移動させながら、タイムスリップする人間が
上下に体を小刻みに動かすことにでタイムマシンの雰囲気をだしている。

今回、忠夫とアスラと唯の気持ちがバラバラで
何をやっても、うまくいきそうにない雰囲気がありありと見える
みんな、自分勝手な言い分(特にアスラ)ばかり言っているような気がする。
アスラは、バルドルとの接触に躍起になり他のことはまるで見えてないようである。

ロキの台詞で気になったのだが
「フレイアの身内たちは、逆らい癖があるようだ。」とロキは言ったのだが
バルドル意外にもフレイアの身内で帝国に逆らっている者がいるのだろうか…(ワタシハ ダレナノカ シッテタリスル...

しかし、キルケアサシンって誰でも使用できるようになっているのには、びっくりした
私はアスラが、例のコスチュームに変身しないと使えないのかと思っていた。
では、毎回毎回キルケアサシンを投与時に変身するのは何の為だったのだろう…不思議である。


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