分 野 | ネ タ | 内 容 | 備 考 |
---|---|---|---|
ジャンピングトーイ | 吸盤を使って、上に飛ばすおもちゃです。作用反作用などの実験ができます。 写真で確認 | 1個50円 300個単位で購入可能 〒130東京都墨田区吾妻橋1丁目10番2号 マルコー産業株式会社 Tel 03−3622−5477 Fax 03−3624−7427 |
|
実験レポート作成の指導方法 | 平賀伸夫先生 東京学芸大学教育学部付属竹早中学校 | 理科の教育1998/vol.47 通巻555号 p42 | |
カブトガニ 長浜まちなみ水族館 | 一般の町並みに水槽を置いている。そこにカブトガニがいる。 | 愛媛新聞 平成11年(1999)1月23日 インターネットHPでも紹介 画像で”仮想ダイビング”が体験できる瀬戸内シーサイドネットワーク |
|
コンピュータを使った実験 | 音の実験−−−コンピュータがオシロになる 周期律表−−−理科の教員ならディスクトップに欲しい |
音の実験 元素の周期律表 |
|
お天気てるてる坊主 | 塩化コバルトを塗った布を使って、てるてる坊主を作る | 塩化コバルトを塗った絵もおもしろい。 湿度によって色が変わる。 |
|
ストロー笛 | ストロー笛の奏者 神谷徹さん | 兵庫県宝塚市 神谷さんへの連絡方法知っている方、教えてください。 ストロー笛コンサート |
|
飴の笛(メロディポップス) | トロンボーンのようにして音が変えられるお菓子 | 100ショップで発見。音の授業で使える。 |
|
砂糖の大結晶 | 砂糖の大結晶の作り方紹介 | 杉原和男先生 京都パスカル | |
人間の感覚の不思議 | ○ひじの曲がる所がわからない | 右手のひじの曲がる部分がどこか確認してもらう。そして、目を閉じてもらい、手の先から順に指先を動かす。ここがひじの曲がる所だと思うところで、声を出してもらう。すると、誰がやっても、ひじの曲がる所よりもかなり手前で声を出してしまう。これは、その辺の神経がひじの曲がる所よりも手前にいくつかつながってあるため、手前をさわってもひじの曲がる部分のように感じてしまうからである。(テレビ伊藤家の食卓より)
|
|
人間の感覚の不思議 | ○一万円がはさめない | 目を開けて1,2,3で1万円札を人差し指と中指の間から落としてもらう。人差し指と中指でつかもうとするが、誰もつかむことができない。
目で落ちるのを確認してからつかもうとするため、つかむまでに0.2秒かかるため、つかむ時には1万円が20cmも落ちている。そのためつかむことができない。
ところが、目をつむって、1,2,3で落ちる1万円を人差し指と中指でつかもうとするとつかめる。
これは、耳だけで反応したため、つかむまでの時間が短くてすんだからつかめたわけである。時によっては、目からの情報が行動を起こすまでの時間をかけることになるのである。(テレビ伊藤家の食卓より)
|
|
人間の感覚の不思議 | ○手が短くなる不思議 | 両手を壁に向かってつきだし、壁に両手をぴったりとつける。そして、右手を直角に曲げて、ひじの部分を下から数回たたく。ふたたび、同じように壁に突き出すと、手が短くなったように感じる。人間の関節には、すきまがあるため、たたくことで、筋肉が縮み、関節のすき間がなくなるため、短くなる。(テレビ伊藤家の食卓より)
|
|
人の骨格ペーパークラフト | これは安い。 | 子供の科学 1999年2月号 西村書店 電話025−223−2488 「ボーニー」くん リベットなどを一切使わないで、身長160cmの人体骨格標本ができあがる。新潟大学医学部の牛木教授が開発。 |
|
桜の花の落ち方 | 最近、桜の花が丸ごと落ちている理由 | 桜の花が花びら1枚ごとに散るのではなく、花1個として散る
場合があり、これはスズメが花の蜜を吸うためだと、NHKニュース
(1999.4.11前後)で放映された。ニュースの内容はくちばしの細長い
ヒヨドリが蜜を吸う場合はくちばしが細く、上手く花の正面(?)から吸
うため、花びらも落ちないが、スズメのくちばしは太くて短いので、
花の正面から蜜まで届かないので、花を付け根からもぎ取り、裏側から
蜜を吸うためらしい。スズメも偶然にも桜の蜜を吸う方法を見つけ、そ
れが広まったのであろうという解説であった。
|
|
天気予報がなぜ177なのか?(NHKクイズ日本人の質問より1999.2.21) | 110番台になると、110番とか119番など緊急用に使われているため、少し離れた177となったらしい。 | なお、177の意味は、次の通りである。 1 7 7 テンキ ナレ ナレ これで、忘れることはなくなる。 なお、日本で初めて「177」を電話番号として持っていたのは、大隈重信である。 |
|
火星探査機PLANET−B のぞみ | ペーパークラフトが作れる | http://www.planet-b.isas.ac.jp/paper.html | |
宴会で盛り上がる化学手品 | ビニール袋を使った芸 | ポリエチレンのビニール袋に水を入れ、頭の上に持ってもらう。とんがった鉛筆を水が入ったビニール袋に1本ずつさしていく。すると、水がもれない。 <ポイント>しわになっていない所に鉛筆をつきさす。 <理由>ポリエチレンは、熱を加えると縮む性質がある。そのため、鉛筆を突き刺した時に摩擦熱が発生し、その熱によりポリエチレンが縮むため、水がでない。 |
|
科学者の言った言葉 | 小森栄治先生が好きな科学者の言葉 | 小森栄治先生のホームページ | |
留守電を発明した人 | 留守電を発明した人は日本人のラジオ技術者 | なんとする留守番電話を発明した人は、日本人のラジオ技術者だった。確かテレビでは1951年にラジオ技術者が引っ越しをした。すると、以前そこにすんでいた人は借金をしていたらしく、催促の電話が夜中にまでかかった。これではたまらないということで、電話がかかると、電磁石の原理で受話器が上がり、テープレコーダーから声が出るしくみの装置を作った。それを、展示会で発表したところ、たくさんの企業から賞賛の声をかけられたということらしい。
特命リサーチ2000X(1999.4.11) 【ニューヨーク5月19日共同】日本人が発明、米でヒット商品初代留守電 米博物館へ 日本人が発明、アメリカで発売された初代の「留守番電話」が5月18日、スミソニアン協会の米国歴史博物館(ワシントン)に寄贈された。発明者は1995年に73歳で死去した橋本和芙さん。いまや当たり前の留守番電話であるが、原型はこの橋本さんが57年に日本で特許をとった「電話児童応対装置」パイオニアと協力して60年に米国に進出し「アンサホン」でヒット商品となった。米国特許も得ている。 (2000.5.20 愛媛新聞) |
|
マヨネーズで真珠 | 福井県今立町酒井理化学研究所の酒井弥さんの発明品。TV番組の「コロンブスのゆで卵」「あるある大辞典」で紹介 | (準備物)・広口の大きなビン(梅酒をつけるための)・消石灰・マヨネーズ・味の素・和風だし(かつおぶしの粉)・エアーポンプ(魚を飼うときの)(方法)・広口の大きなビンに、消石灰(小さじ1杯)、マヨネーズ(小さじ1杯)、味の素(ひとつまみ)和風だし(少々)を入れます。・エアーポンプを入れ、空気を送り込みます。・40分くらい待つと白濁してきます。・核になるようなものに糸をつけて、この液の中につるしておきます。・毎日小さじ1杯の消石灰を加えながら4日程度待つ。 | |
超能力授業入門 | 田中玄伯先生の超能力授業入門 | なんと、ルーピックキューブを1秒で完成させてしまう。こんなことができるのか!科学的な探求心が何年もかけて完成させたすばらしい超能力マジック | |
手の上で燃えて消える綿 | 綿火薬または硝化綿と言われる | 手品で、紙がススも煙も出さずに一瞬にして燃え尽きる、あれです。実体は紙や綿の繊維「セルロース」を混酸で処理した「ニトロセルロース」です。作った綿火薬を小豆の大きさに軽く丸め、手の平の上にのせて火をつけると、一瞬にして燃え、後には何も残りません。参考ホームページ | |
マイクロロボット | ギネスブックにも載っているマイクロロボット | 光に向かって自立走行する世界最小のマイクロロボット「ムッシュ君」。ギネスブックに登録され次々と世界記録を塗り替えています。理科教師なら欲しいグッズの一つ。東急ハンズで取り扱い中セイコーエプソン | |
ミラクルフルーツ | 味覚を狂わす不思議なフルーツ | たけしの万物創世記でも取り上げられた「ミラクルフルーツ」は西アフリカ原産の潅木の小さな赤い果実です。酸味を甘く感じさせる不思議な性質があります。横浜国立大学の栗原良枝教授が長年にわたり研究説明・苗木販売・フルーツ販売 | |
日本列島の地殻変動 | GPS連続観測システムが捉えた地殻変動 アニメーションGIF | 宇宙技術を使ったハイテク測量、すなわちGPS測量の実用化により、高精度で、全国的にきめ細かく、そして連続的な地殻変動の観測が可能となりました。国土地理院では、現在、全国で約900点のGPS連続観測局(電子基準点)からなる観測システムを運用しています。この観測システムは、通信回線を通じて時々刻々と送られてくるデータを即時的に解析することが出来ます。すなわち、リアルタイムに近い状態で全国の地殻変動のようすがモニタリングできるようになったのです。もちろん、このようなモニタリングは、地震や火山活動の調査研究に計り知れないほど、大きな貢献をします。それと同時に、世界的に見ても地震活動や火山活動の活発な、いわゆる変動帯に私たちの日本列島があることも改めて実感させてくれます。日本列島がダイナミックに変動しているようすをご覧下さい。日本列島の地殻変動の様子を拡大してアニメーションにより視覚的に見ることができる | |
元素記号の覚え方 | 縦と横にわけて元素記号の覚え方を紹介 | 工学院大学の渡部先生のホームページ | |
メタノールとエタノールの違い | 炎の色が違う | 化学式を見れば、エタノールの方が炭素が多いので炎の色がよりオレンジ色になる。炭素が多くなると、炎の先に飛び散り光るからである。これを手がかりにすると、他の物質の炎も予想を立てられるようになる。強い酒(焼酎、ウィスキー等)に火をつけると、どちらのアルコールが入っているのかわかる。メタノールは、戦後すぐの混乱期に酒に混ぜて、失明した人がいるように、毒性がある。<参考文献:理科教室1999.3 No.528 p.34> | |
メダカ | 八幡浜市近郊のメダカ生息地 | メダカがとれる場所を発見<場所が知りたい人、集まれ> メダカと間違えてカタガヤシを飼っている人はいませんか?メダカ情報(所さんの目がテン) | |
つまようじボート | つまようじにシャンプーをつけて、水に浮かべると動く | つまようじの先にシャンプーをつけて、水に浮かべると動きます。つまようじを曲げると曲げた部分が、かじの役目をして曲がりながら動きます。シャンプーをつけることにより、表面張力が小さく変わります。それが、動く理由です。(テレビ伊藤家の食卓1999.6.1放送より) | |
前線説明方法 | 前線の様子や季節の気団説明に工夫 | 気団として、ビニール袋に空気を入れ、ふくらませせる。まっすぐな所に寒冷前線や温暖前線の記号を書き、お互いをくっつけて、梅雨前線がどのように動くか説明する。太平洋高気圧が押していく様子をこれを使ってNHKのニュースで説明していた。(NHK1999.6.5 6:22放送ニュースより) | |
世界最小のほ乳類 | トウキョウトガリネズミ | 北海道に生息する、世界最小のほ乳類とされるトウキョウトガリネズミが生きたまま捕獲された。1999年5月17日の事である。シッポを含めた体長は、約4.5センチ、体重は推定約1.7グラムであった。トガリネズミの仲間は、代謝が活発で、約30分ごとにえさを捕らえて食べる。これまで、生きたまま捕らえられなかったのは、このためである。トガリネズミは、モグラと同じ食中目に属し、クモや昆虫を食べる。寿命は、1年〜1年半。トウキョウガリネズミは1906年にイギリスの研究者が発見した。採集地の「エゾ」を「エド」と誤って記したため「トウキョウ」の和名がついた。環境庁のレッドデーターブックでは、「絶滅危惧種」に分類されている。(1999.6.8毎日中学生新聞より) | |
光実験の工夫 | 光の実験でろうそくを使わない方法 | 一般的に、ろうそくの炎を使って、光の道すじを調べますが、高輝度LEDを使った光源装置を製作すると、大きさの比較が簡単であるとか、左右の向きが変わるのがよくわかるなど長所があります。 情報発信元は、次のHPです。高輝度LEDを使った光源装置(理科きょうざいかいはつ研究室) | |
チューリップの種子 | 花の咲く植物は、みな種子ができます | チューリップには、種子ができないと生徒は答えがちです。しかし、種子ができます。 チューリップの種子が見られるホームページは、なんでも理科室(小田泰史) | |
ポカリスェット開発秘話 | 月刊アドバタイジング1996.8より | ポカリスェットは、社長が、海外旅行中に、汗みたいな飲料ができないかと考えたのが、発想の最初だと社内では語り継がれている。乾きの原因である失われた汗と非常に近い成分の飲料ができれば、そして、それがおいしければ一番よいと考えたそうです。たまたま、大塚製薬が点滴のトップメーカーとして、電解質輸液を作っていたので、それを飲料にしたらという発想が湧いたそうです。 なぜポカリスェットの容器の色がブルーなのか? 海の色と、白い波の色を表現しています。よく言われるように、生物はもともと海水の中から進化してきたものです。それに実際、体液と海水の電解質濃度は近く、「体の中に海を持っている」という言い方があります。そんな意味も込めて海の色にデザインしています。大塚製薬 | |
水圧のすごさ | 深海に沈めたカップラーメン容器の変化 | 水圧を視覚的に見る方法として、カップラーメンの容器を深海に沈めて比較しています。東京水産大学実習船「神鷹丸」での実験<1989年 8月29日、日本海隠岐堆にて(資料提供:山田東也氏)>画像(久米 宗男さんHP) | |
気体個別実験 | 個別実験の方法 | 中学理科での気体実験のための実験道具など斉藤さんの理科室HP | |
地震の化石 | 八幡浜市大島で発見 | 地震の化石と呼ばれる岩石「シュードタキライト」が八幡浜市大島の断層で発見されている。震源そのものの断層(震源断層)でしかみられない特殊な岩石で、国内での発見はきわめて珍しい。愛媛大学理学部の小松正幸教授(構造地質学)が現地調査で発見した。愛媛新聞1997.7.3 | |
火星探査機エアバッグ | クラレ西条の繊維 | 米国の無人探査機「マーズ・パスファインダー」の火星着陸に大きな役割を果たしたエアバッグに、愛媛県西条市のクラレ西条工場が生産した高強力繊維「ベクトラン」が使われていた。この繊維は、世界でもクラレ西条工場だけで生産されている。ロープや漁網、スポーツ用品、防弾チョッキなどに使われており、優れた衝撃吸収性などが認められての採用であった。愛媛新聞1998.7.10 | |
小型化高出力の仕組み | ターボエンジン | マッハ3.3を出す世界最速のジェット機(別名 『黒い翼』)は、音速になるとジェットエンジンの前に円錐状のものを伸ばして、音速を超えるときの衝撃波を使って空気を圧縮してエンジンの出力を高めている。 | |
バイブランプの不思議 | 磁界・電流・力の授業に使える | バイブランプ(祭壇用電球)を使うと、電流の流れに対して、磁界の向きが直角であるとき、フィラメントが力を受けることがわかる。中学2年の電気の時間の応用で授業に使えそうだ。 市販のバイブランプは、小型の磁石がつけられている。そのため、その磁石をとって実験する必要がある。カッターナイフなどの刃をゆっくりと根気強く入れていくとのけることができる。 私の購入場所は秋葉原デパートのすぐ近くにある(株)文化無線 東京都千代田区外神田1−14−7野村電気ホール内 tel 03-3251-1393である。1個700円でした。 製造は、旭光電気工業(東京都品川区南品川4−5−11)tel 03-3474-1451 | |
ギムネマ | 味覚をだます物質 | 甘みが無味になる。ギムネマ茶という名称で薬局に売っている。これを下につけて甘い砂糖などを食べると、ざらざらした砂を食べているように感じるようになる。そのため、おいしく感じないためダイエット食品として売られているようである。他に、苦みを無味に変える物質も発見されている。これは、カカオの中に含まれているポリフェノールが体にいいということで、このポリフェノールが多く入ったチョコレートが作られた。しかし、苦みが出てしまう。そこで、苦みを無味に変える物質を加えたチョコレートを作り、市販されている。このように、味覚をだます物質が生活に役立ってきている。 参考<朝日新聞 1999.7.11(日)> ギムネマについてのHP | |
教科書(教育出版)でも紹介された不整合 | 愛媛県にお手本のような不整合がある。 | 愛媛県の双海町から海岸線を松山に向かって走ると、海岸から松山に向かって上る坂道がある。その坂道を上りきり、少し下ると左側に日滝工業という会社がある。そこにある露頭がすごくきれいな不整合である。 大きな写真 | |
とうもろこしの秘密 | ひげの秘密 | とうもろこしのひげの数を数えるとタネが何個あるかわかる。 もぎたてが一番甘い。焼く、蒸す、ゆでるの中で一番あまいのは、焼きとうもろこしだ。あまい部分は、1番が真中、2番が茎側、3番が先である。 すぐに食べない時は、ゆでて、冷ましたら冷凍庫に入れると一年間位はおいしく食べられる。 | |
地元で見られる化石 | 四射サンゴや床板サンゴの化石 | 八幡浜市の海岸線を真穴中学校から南に2.7kmほど走ると、須崎観音がある。その駐車場南側の階段を下りた海岸にはチャートによく似た緑色〜青緑色の酸性凝灰岩や火山レキ凝灰岩が露出している。火山レキ凝灰岩のレキとして石灰岩が含まれており、これからシルル紀後期〜デボン紀前期を示す四射サンゴや床板サンゴの化石が発見されている。 | |
塩酸の電気分解 | 電気分解が進行すると色が変化 | 塩酸を電気分解すると、陰極から水素の気体が陽極から塩素の気体が発生する。この時、青いインクを加えておくと、この塩素の気体の作用で色が無色に変化します。 | |
気体実験用シャボン玉 | 水素や二酸化炭素の実験に活用 | 気体の実験をするとき、シャボン玉を使うと空気よりも重いか軽いかが調べられます。また、水素などの気体に火をつけても安全に実験できます。 大きく丈夫なシャボン玉の作り方 | |
野鳥のおもしろ話 | 第28回教育文化講演会(1999.7.30) 「日本野鳥の会」常務理事 市田則孝先生 | (1) ジジュウカラは、一年間に食べる虫の数は約8万5千匹である。この虫を食べてくれるおかげで、緑が虫に食べ尽くされなくてすんでいる。体温が40℃あり、消化がよく、消費カロリーが多い。もし、人間の大きさのシジュウカラがいれば、一日に4万キロカロリーも消費している。(人は、一日に2300キロカロリー位) (2) 鳥の体を通って出てきた種子の方が、発芽率が高い。 まさきの場合・・・・鳥の体を通らなかった種子(32%発芽)に対して、鳥の体を通って排せつされた種子は100%が発芽する。 (3) ツバメの巣について・・・・・昔は、巣を一階にある軒先に作られていた。しかし、一階は車とぶつかることがあるため、2階に巣を作ることが多く見られ出した。しかし、今度はカラスにひなが食 べられる。そこで、人に近い所に巣を作るようになっている。たとえば駅の改札口の上など。 (4) 渡り鳥の不思議・・・・北極星を目印にして方向を見つけている。プラネタリウムの中に鳥をおいて調査した研究者がいたそうだ。 (5) 鳥にもなまりがある・・・・小笠原のウグイスは、『ホーホケキョ、ジーチョン』と鳴く。聴き方によっては、『モーオキロ、ジーチャン』と聞こえる。 「日本野鳥の会」常務理事 市田則孝先生の講演より | |
物質の三態変化の工夫 | ハッカを使って三態変化の実験 | 難波二郎さんYRH00245@nifty.ne.jpから教えていただき、天然ハッカを分けていただいた。 ハッカは融点が44℃と低く、昇華性もあるので、長期に保存するときには、栓をし、冷暗所で保管する必要がある。口に入れても大丈夫であるが、刺激が強いので、あまり口にいれるのはおすすめできない。 <結晶><三態変化>などの実験で使用すると、ナフタレンなどよりも簡単に湯煎で融けるなどメリットがあると思う。問題点は、購入の方法である。 岡山県浅口郡里床町の「東洋薄荷工業(株)」で取り扱っているらしい。 | |
pH試験紙作り | ナスの果皮の色素を使って | ナスの果皮にはアントシアンという色素が含まれている。この色素は、酸性の液ではピンクや赤に、アルカリ性の液では青から緑、黄色に変化する。これで、酸性雨を調査することができる。青いアサガオの色素も酸性で色が変化するため、酸性雨を調査するのに使用できる。 <作り方>ナスの果皮を細かく刻み、ビーカーに入れる。水を皮が浸る程度に入れて10分ほど煮る。煮汁をさましてから、ガーゼなどでこす。色が薄いときには、少し煮詰めるとよい。ろ紙を適当な大きさに切り、10分ほど浸す。ろ紙を自然乾燥する。保管するときには、黒い袋などにいれておく。標準色素表をつくっておくと、目安になる。0.1mol/lの塩酸がpH1になる。10倍に薄めるごとにpH2、pH3・・・・となる。水酸化ナトリウム0.1mol/lは、pH13となる。 理科授業で活用できるものとしては、ムラサキキャベツ、ブドウ、赤シソの花弁や果皮などがある | |
平均寿命 | カラスと人はどっちが長生き? | 1998年の日本人の平均寿命は、女84.01歳 男77.16歳だった。平均寿命が90歳も夢ではないであろうが、実は、は虫類や鳥類が案外長生きだ。ツルは40年だが、ゾウガメ200年、イヌワシ150年、オウム120年、ワニやカラスでも100年だ。実は、人の平均寿命はまだカラスにも及ばない。 | |
光ファイバーの応用 | 光ファイバーが耳かきに使われていた | 四国を代表するテーマパークであるレオマワールドのウエルカムプラザの土産物店に光ファイバーの現象を応用した耳かきが売られていた。価格は300円〜400円であった。耳の中がほのかに明るくなると説明書きがあった。耳の中に外の光がファイバーの現象で送られるというものである。昔、電球の光で耳の中を照らす耳かきがあったが、この光ファイバーを応用した商品は、なかなかのアイデア商品であると思った。 | |
爪の寿命 | 手と足の爪の寿命は違う | 爪はカルシウムでできているのではなく、ケラチンというタンパク質でできている。手の爪は半年で生え替わる。これに対して足の爪は手の爪の約倍である1年〜1年半で生え替わる。だから、手の爪を2回切る間に、足の爪を1回切る程度でいい。(あるある大辞典1999.8.22より) | |
風船による対流実験 | 空気の対流を風船で確認 | 扇風機を使って空気の対流を作り、そこに風船を入れると、風船が動き楽しい遊び場に変身する。画像は後ほど。(レオマワールドで発見) | |
アルソミトラの種子 | 入手先 | アルソミトラの種子を扱っている会社 〒611 京都府宇治市折居台3−2−115(株)智光 TEL0774-24-1543 FAX0774-24-6588 石坂 均さんGHH01464@nifty.ne.jpより | |
流星の電波観測 | 流星の出現をアマチュア無線機を使って観測できる | 50メガのアマチュア無線機(テレビでの周波数は53.749MHz)を使って、流れ星の観測ができる。流れ星が出現したときには、電離層が瞬間的に濃くなり、160キロ離れた場所からの音が聞こえる。これを観測すると、星が見えない昼間でも流星観測ができる。愛知県立千種高校は鈴木和博さんの指導を受けながら、8月(1999年)に観測をしたらしい。 (NHKニュース11 1999.8.24 23:25放映) | |
エネルギー変換 | 電車は、ブレーキをかけると発電して運動エネルギーを電気エネルギーに変えている。 | 電車は、ある程度まで電気エネルギーを使って動くが、ある程度の速度になると慣性力で走る。駅に近づくとブレーキをかける。そのブレーキをかけることで、発電が起こる。つまり、運動エネルギーを電気エネルギーに変えているのである。 | |
光ファイバーの応 | 光ファイバーが微小な損傷監視 | ヨットレースの最高峰アメリカ杯の挑戦艇選抜シリーズでは、風が強く、強度の高い船が求められる。日本は、航空機、人工衛星、F1などの技術を応用し、アルミ箔をハチの巣状に組んだ心材を多層のカーボンファイバーとエポキシ樹脂の複合材料ではさんだ。軽く、強度は上がったが、釘などを一切使用せず、接着剤で固められているため、強い力を受けると層と層、部材と部材の間などで接着部分がはがれ、故障や事故の原因となる。そこで、船の異常をできるだけ早くキャッチしなければいけない。そこで、NTTがビルや堤防などの構造診断用に研究していた光ファイバーセンサーを活用した。光ファイバーの端からレーザーのパルス光を入射し、反射してもどってくるまでの時間や周波数の変化を測る。重要な部分や大きな力がかかる場所に光ファイバーを張りめぐらし監視する。変形やはく離があれば、光が伝わるキョリが変化し、場所や程度が見極められる。0.003%の変形でも検出できるらしい。 (朝日新聞1999.8.26より) | |
サイレントシャウト | 脳に直接音が響く玩具 | 音の実験をするときにおもしろい商品があります。小森英治先生もhpで紹介されています。詳しくは、こちらを NTT商品情報(バンダイ サイレントシャウト) 小森理科資料室(蓮田中学校・理科の部屋) また、トーキングバルーンというおもちゃもあるようです。 | |
サヌカイト | サヌカイトを売っている場所 | 高松市と坂出市にまたがり、瀬戸内海に突き出る五色台がある。香川県自然博物館では、香川県で出土した化石や石器、鉱物などを集めている。溶岩台地の五色台は讃岐安山岩(サヌカイト)の山地としても知られる。たたくと澄んだ音を響かせるのが特徴で、産出量が少なく、希少価値が高い。 扇誉亭(香川県)のホームページによると、東京オリンピックの開会を告げたのはサヌカイトの音色だったそうです。休暇村ではサヌカイトを土産物として販売している。小さめのものなら千円から手に入る。新宿の紀伊国屋書店1階の鉱物ショップでも扱っているが、買うならやっぱり・・・。 ちなみに私は、香川の瀬戸内海国立公園屋島に家族サービスで行き、扇誉亭で8500円で手に入れました。(2002.3.31) | |
バナナの秘密 | バナナが朝食にいい理由 | バナナには、しょ糖、ブドウ糖、果糖の3つの糖が含まれている。この順に消化吸収される速度が違うため、エネルギーとして長時間使用できる。そのため、朝食の時、バナナと牛乳のジュースを飲むといい。 バナナの選び方 1 丸いもの(角張っているものはうまく熟成しない) 2 へたが黒くなっていないもの 3 バナナの正しい置き方は、山型にして置く。 4 熟成してシュガースポット(黒い斑点)が増えたもの→免疫力増強 保存方法 1 エチレンガスが出るため、バラバラにしてビニールで包むと熟成を遅らせることができる。 2 15℃で保存するのがよい。冷蔵庫には入れない。 <あるある大事典より> | |
放射線計測 | はかるくん | 放射線測定装置を貸し出してくれる。 財団法人 放射線計測協会 319-11 茨城県那須珂郡東海村白方白根2番地の4 TEL 029(282)5546 FAX 029(283)2157 簡易放射線測定器貸出(環境政策課、原子力安全係 TEL 089-941-8565 小学生以上の愛媛県内在住者 無料で貸し出ししてもらえる。個人での申し込みは1台まで、団体での申し込みは10台までとし、最長1カ月まで貸し出すことができる。平成14年12月18日から実施 | |
真空放電の実験 | 古テレビを誘導コイルとして利用 | 古テレビをつかった真空放電の実験 | |
軸足と利き足 | 軸足の見つけ方 | 人には、必ず軸足と利き足がある。目隠しをして100回足踏みをすると、軸足の方向に曲がってくる。本人は同じ方向を向いて足踏みをしていると思っているが、実際は違うのである。<所さんの目がテンより> | |
砥部衝上断層 | 見学のポイント | 国の天然記念物である砥部衝上断層とは、伊予郡砥部町岩谷口・大南付近の砥部川で見られる断層である。西南日本を南北に二分する中央構造線の一部が露出したものである。
「天然記念物衝上断層」の看板付近にある駐車上から砥部川の河床に下ると、手前にレキ岩(久万層郡)、その向こうに砂岩・泥岩(和泉層群)が見られる。古い和泉層郡が新しい久万層群の上にずり上がっている断層になっているため、逆断層と言われている。なお、その後に断層面にマグマの貫入があり、火成岩が見られる。まとめると、砥部衝上断層は、中央構造線の一部で、逆断層なのである。 大きな画像 | |
キャンプで火 | キャンプ道具で火をつける方法 | その1 電池とスチールウールを使う方法 電池の+と−にスチールウールをつなぐ。すると、スチールウールが赤くなって火がつく。(米村先生出演のテレビ番組より) その2 蚊取り線香と懐中電灯を使う方法 懐中電灯の反射板の部分を取り出し、中央の穴から蚊取り線香を出す。そして、うまく太陽に向ける。すると、蚊取り線香の先端に火がつく。その火を新聞紙などにつけるとうまく火がつく。反射板の穴から指などを入れると1440℃近くになるから注意すること。(伊藤家の食卓より1999.11.2放映) | |
電磁誘導 | 電気を体で感じる実験 | エレキギターはなぜ音が出るの?をテーマにしたサイエンスショーが総合科学博物館で行われていました。その時、電磁誘導を説明するために、長さ30cmほどの鉄棒に約1万回コイルを巻き、その両端に金属板をつけた道具が出てきました。この金属板を左右それぞれの指で持ってもらい、鉄棒に磁石を近づけると電気が流れることが体で感じられるようです。当日は、若い女性が実験に参加されました。無理に出なければ授業でも活用できそうです。(1999.11.9 愛媛県総合科学博物館のサイエンスショーより) | |
ベンハムのコマ | 白黒の縞模様から色が出る。 | 白黒の縞模様の円板を回すと、縞が円を描いてそこに色が出る。白と黒だけなのに色がでるとは不思議である。これは心理的な主観的な現象に違いないというこおtで、これを「主観色」といい、あるいはその円板の発案者の名前をとって、その色を「ベンハム・カラー」という。 この現象が最初に学術誌に登場したのは1894年、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」(11月24日)である。それはスペクトル・コマと題する短い雑記事の一つであった。 (色彩の心理学 岩波新書134 金子隆芳著 p.65) | |
1円玉を通り抜けるビー玉 | 質量の違いにより、エネルギーに違いが出るため、次のようなマジックができる。図のようにビンの口に1円玉を置く。そして、紙で作った筒をかぶせる。最後にビー玉を上から落とす。すると、1円玉がはじかれて、ビー玉がビンの中に入る。筒をはずすと、一円玉はビンの口の上に置かれた状態になっている。 (TBSニュースステーション1999.12.5より) | ||
宙に浮くシャボン玉 | 気体の性質調べに活用できる | 透明な水槽にドライアイスを入れる。すると、水槽の下には二酸化炭素の層ができる。そこに、シャボン玉を吹き込むと、二酸化炭素よりも軽いので宙に止まったシャボン玉ができる。 | |
雪のように降る結晶 | 子どもが身を乗り出して熱中する実験 | 科学の祭典からの情報です。水15ccに塩化アンモニウムを7g入れます。これを試験管に入れて、湯浴や加熱して全部溶かします。次にこれを自然に冷やすと、あら不思議、こんぺいとうのような塩化アンモの結晶が降り始めます。この実験の後、子供達からミョウバンやホウ酸では、どうなるかという質問があり、今週実施する予定です。予備の実験の結果から紹介すると、ミョウバンでは雪は降らず、ホウ酸では綿のような雪が、ガラス表面から降ります。祭典では60センチくらいのパイプでしていました。 (情報提供者は横須賀さんyokosuka@ma2.justnet.ne.jp) | |
シャープペンの芯を金メッキ | @銅と亜鉛の合金つまり黄銅(真鍮)でメッキ | ビーカー(50ml)に1mol/dm3硫酸銅(U)水溶液を50mlいれる。直流電源3Vの+と銅板をつなぎ、−をシャープペンの芯とつなぎ、硫酸銅水溶液にすばやく5〜6回浸す。銅メッキされたシャープペンの芯を純粋で洗浄する。 Aビーカー50mlに1mol/dm3硫酸亜鉛水溶液を50ml入れる。3Vの直流電源の+と炭素棒電極をつなぎ、−とシャープペンの芯につなぎ、硫酸亜鉛水溶液にすばやく3〜4回浸す。以上の操作により、亜鉛メッキする。 B銅メッキの上に亜鉛メッキしたシャープペンの芯を洗浄後、あらかじめ約230℃にセットしておいたホットプレートで加熱する。表面の色が金色に変化したらピンセットでつまみ上げる。 (化学と教育1999年47巻12号) | |
地震の話 | 太平洋側で起こる地震は秋と冬に集中する?! | 日本の太平洋側で起こる地震は、秋と冬に多く発生する。
逆に、夏にはあまり発生しない。最近、GPS観測により、秋から冬に近くの移動が大きいことが分かってきた。近い将来、地震が秋と冬に多く発生する理由が解明されることであろう。 (2000.1.26朝日新聞より) | |
半導体の話 | 日本が半導体技術で革新を起こすか! | 半導体を作るには、レーザー技術がとても重要である。しかし部品の消耗が激しいのがこれまでの課題であった。これまでのレーザーは高電圧を特殊な気体に流していた。そのため、部品がすぐに消耗してしまっていたのである。そこで、、高電圧を電子レンジで作られているマイクロウエーブにすると消耗がなくなる。シミュレーションで確認すると、不可能という結果となった。企業は、及び腰で取り組もうとはしない。実際に試してみなければできない。しかし、最近の若い技術者は、頭の中だけでだめだと判断してしまい、実際に試してみようとしない。
それではだめだ。実際に確認してみないと。今の技術者はチャレンジする意識が薄れている。
マイクロウェーブを使ってレーザーを発生させると、阻害物質が発生する。チャレンジは、シミュレーションの段階で阻害物質が発生する。その阻害物質は、気流によって除去されるようにされていたが、その部分の計算がされていなかったために、不可能というシミュレーション結果が出たらしい。 東北大 近江教授 <HNK総合テレビ 2000.1.27 8:00ニュースより> | |
ケナフのホームページ | 総合的学習で使えそう | 川之江市川之江町 三木特種製紙は、紙の非木材原料として環境保護の観点から注目されているケナフを普及促進させようとしている会社。ケナフのパイオニア企業として知られる。ホームページには、ケナフを使った紙づくりや栽培の方法なども詳述されている。また、ケナフの種の無料提供やケナフ商品割安販売なども実施している。 三木特種製紙のHP 2000.2.3 愛媛新聞で「おもしろサイト」のコーナーで紹介される。 | |
エネルギー保存の法則 | エネルギー保存の法則を利用して振り子を一瞬で止める方法 | 揺れている振り子を一番高くなった時(そのとき、位置エネルギーが最大、運動エネルギーが0)、持っている手をその振り子の垂直線上に移動すると止まる。これは、運動エネルギーが0になっているため、その瞬間に振り子の支点の位置が変わることによって振り子が一瞬で止まるのである。 伊藤家の食卓H12.2.22より | |
青色発行ダイオード発明者の言葉 | アメリカカリフォルニア大学工学部教授就任が決まった中村教授の言葉 | (1) 常識を疑う。 (2) 人のまねをしない。 (3) 体で学ぶ。 H12.2.14NHK朝のニュースより | |
簡易放射線測定器(はかるくん) | 選択理科や総合的な学習で活用できそう | 放射線計測協会(茨城県那珂郡東海村白方白根2−4 tel(029−282−0421) にお願いすると、無料で貸し出していただける。4年ほど前に選択理科の時間に活用したことがある。 | |
電気まとい | 電気くらげはよくありますが・・・ | 発泡スチロール球とアルミの皿を使って、電気まといが作れる。(たのしい授業2000年1月号No.220より) | |
一粒300m | グリコキャラメル一粒で300m走れるとは。 | グリコキャラメルには、実際に一粒で300メートル走ることができるエネルギーが含まれています。グリコ一粒は15.4kcalです。身長165cm、体重55kgの人が分速160mで走ると、1分間に使うエネルギーは8.21kcalになります。つまりグリコ一粒で1.88、約300m走れることになります。 (グリコのホームページグリコ−なぜ?なに?コ−ナーより) | |
四角形の竹 | 四方竹とは | 高知県の四万十高校の池上栄一先生から、高知の南国市にある白木谷には、丸ではなく四角形の竹(四方竹)ができるという話を聞きました。高知では、有名な話らしい。なんでも、その竹を別の場所に植えかえると、普通の丸い竹になるとか。平成12年の10月か11月にはNHKでも紹介されたとか。 珍しさもあり、料亭などでは食材として活用されているそうです。 | |
落体の法則 | 重さが変わっても落ちる速度は同じ(ガリレオのピサの斜塔から鉄玉を落下した実験でも有名) 5円玉と卵を図のように糸でつなぎ、途中に鉛筆を置く、5円玉を上にして手を離す。卵が落ちるように思うが、実際は5円玉にも重さがあるので卵と同じ速度で下に落ちる。そのため、鉛筆に5円玉が巻き付き、卵が落ちない。この実験を見せた後で、前時に学習した落下の速度は重さに関係しないを考えさせる授業も考えられる。 (2000.12.5伊藤家の食卓より) | ||
砂糖と塩の分子の大きさ | 分子の大きさを調味料で実感 | 料理の「さしすせそ」は調味料を入れる順序を示したものです。 「さ」は砂糖、「し」は塩、「す」は酢、「せ」しょう油、「そ」は味噌などのその他の調味料です。 豆に味付けをするとき、同じ量の砂糖としょう油を用意します。一方は、砂糖を入れ、しばらくしてからしょう油をいれます。もう一方はしょう油と砂糖を同時にいれます。3時間煮て、豆の中の塩分量と糖分量を測定したら、砂糖を先に入れたほうのほうが、もう一方の1.5倍の糖分を含んでいます。見た目にも砂糖を入れた後にしょう油を入れたほうがツヤがあり、おしいそうです。 そのわけは、砂糖の分子が大きく、しょう油に含まれている塩を先に入れると、小さな塩の分子が豆の中にぎっしり入り込み、大きな砂糖の分子は入る隙間がなくなってしまうからなのです。たとえると、砂糖の分子は体の大きなお相撲さん、塩は小さな子供です。塩が先に入ると、砂糖は入れなくなってしまうのです。 | |
乾電池の電気代 | 家庭用の電気代と乾電池の電気代の比べると | 乾電池の価格は知っていても、その電気代を考える人は少ない。一般の家庭用の電気代は、1キロワット時あたり約30円になります。ところが乾電池の場合は、単一形の電気量は、多く見積もっても0.015キロワット時程度で、価格は150円前後になります。これを1キロワット時に換算すると約1万円になります。家庭用の電気の330倍以上です。便利な乾電池ですが、電気代で比べるとずいぶん高いものです。 | |
こんな反射もあります | ぜんていどうがん反射 | 反射というと、ひざをたたくのがよく知られています。伊藤家の食卓の中で、ぜんていどうがん反射という反射が紹介されていました。授業で紹介するのもいいかもしれません。 <やり方>二人が向かい合って、両手を前にまっすぐ出して手を握ります。一方の人が目を閉じて好きな方向に首を回します。何回か回ったところで、もう一方の人が、首の回転方向とは逆に手を回します。すると、首がなぜか手と同じ方向に回ります。(あまりやりすぎると、目が回りますから注意が必要です。) | |
食塩水はアルカリ性?! | 塩化ナトリウムの純物質を水に溶かすと、中性なのに | 食塩、塩化ナトリウムの純物質を水に溶かしても中性。でも、お店で売っている食塩を溶かすと、中性にならないことがあります。炭酸カルシウムが混ざっているものは白くにごります。また、「伯方の塩」などには塩化マグネシウムというにがりが入っています。塩酸にマグネシウムを加えると、水素を発生して塩化マグネシウムができます。BTB溶液を入れておくと、黄色から青に変化します。つまり、アルカリ性になっていくわけです。アルカリ性といっても弱いですが。塩化マグネシウムが溶けていると、アルカリ性になるそうです。 (宮内主斗さんからの情報) | |
洗剤容器笛 | 洗剤の容器を使って鳥の鳴き声を出す笛が作れる | 洗剤の空容器に水を8割ほど入れる。そして、洗剤のキャップを上に持ち上げて、押すと水が出る状態にする。キャップの穴近くに折れ曲がるストローの口を近づけて音が出る位置をさがす。位置がわかったら、手でその位置を固定し、洗剤を押して水の高さを変化させると音程が変化する。うぐいすの鳴き声はホー「ホケキョ」で洗剤を押して水の高さを高くしてやるとできる。音の実験の導入で使えそう。 (2002年1月19日放映の伊藤家の食卓より) | |
割れないシャボン玉 | レストランすかいらーくグループのガスト(愛媛県大洲市)でおもしろいグッズを手に入れました。値段は360円でした。TOUCHABLE BUBBLESという商品名です。残念ながら製造元はわかりません。シャボン玉を作り、数秒経つと、さわってもわれません。水が蒸発すると昔売られていた酢酸ビニルを主成分としたプラスチックの風船のように固まるようです。 | ||
水分子の大きさを実感 | 東京工業大学理学部化学科の市村禎二郎先生の講義から | コップの1/10(18g)の水に含まれている水分子の数は、水1モルの分子数、すなわちアボガドロ定数個(6.0221367×10の23乗)です。では、このアボガドロ定数がどのくらい大きいかを実感してみましょう。米粒を同じ数だけ集めて、われわれが住んでいる日本の本州に積み上げたら、いったいどの程度の高さになるでしょうか?米粒1粒は高さが2mm、幅5mmとして、本州の長さ約2千km、幅百数十kmを考慮して概算すると、約50km(5万m)の高さになります。富士山の高さ(3777m)や飛行機が飛ぶ高度(約1万m)などはとても及びません。10の23乗という数がいかに大きな数であるかが理解できるでしょう。 化学と教育 50巻5号(2002年)416ページより | |
くわがたの歩き方 | にんげんドキュメント 2002.8.2NHK放映 | くわがたの歩き方をじっくり観察してみよう。なかなか分かり難いけど、時間をかけて観察すると、前右と中左と後右が同時に動き、次に前左と中右と後左が動く。これを繰り返して動いている。じっさいに人間3人が並び、くわがたの歩き方を真似てみると、なかなか複雑な動き方をしていることに気が付く。 2002.8.2 にんげんドキュメントの自然観察の番組より | |
カルメ焼き銅製品を調理道具屋さんで購入 | 高松で行われた第38回中国四国中学校理科教育研究会に参加したとき、商店街で銅製のカルメ焼き器を手に入れました。 購入場所は、(有)石崎調理道具専門<高松市兵庫町11−3、tel 51-2281>です。最近はあまり売れないとのことでした。新潟県燕市杉柳にある(株)カンダの製品でした。価格は980円でした。 | ||
バネの共鳴をうまく利用したおもちゃ | 100円ショップのダイソーで、おもちゃのエコーマイクを見つけました。カップにバネを取り付けてあり、声を出すとまるで大きなホールにいるかのようにエコーがかかって聞こえます。これは、グッドアイデアです。 |