四国八十八箇所「阿波国・発心の道場・3」
(ふみょうざん・くまだにじ)
・本尊;千手観世音菩薩
・徳島県阿波市土成町(3706)
田園に悠然と建つ、江戸時代に建てられた四国霊場最大(13.2m高)の仁王門がありました。
第八番 普明山 熊谷寺
ご朱印
奉納
千手観音
熊谷寺
正式には「千手千眼観世音菩薩」といい、
千の手とその一つ一つに眼を備え、慈眼が
広く及ぶことを象徴しているそうです。
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このお寺は紀州熊野権現が授けた金の観音像の神秘な由来があるそうです。
第九番 正覚山 法輪寺
(しょうかくざん・ほうりんじ)
・本尊;涅槃釈迦如来
・徳島県阿波市土成町(JCC3706)
(霊場にただ一つ寝釈迦を本尊にいただくお寺です。)
水田の中にある静かで風情あるお寺でした。(規模は小さいが、ささやかな庶民の小さな願いを受け入れてくれそうな、やさしいお寺の感がしました。)
江戸末期の火災を免れた山門は簡素ながら長年の風雪に耐えてきた風格を見せていました。
ご朱印
奉納
釈迦如来
法臨寺
健脚祈願のお寺で知られ、本堂にはそのわらじがたくさん奉納されています。
第十番 得度山 切幡寺
(とくどざん・きりはたじ)
・本尊;千手観世音菩薩
・徳島県阿波市観音(JCC3706)
「男のやくよけ坂」を登りました。
坂道を登って山門から、さらに遍路泣かせの
333段の階段を上って、本堂へやっとたどり着
きました。(最終行程が、三十三段の女厄除坂
と、四十二段の男厄除坂の段取りになっていま
した。)
大塔は国の重要文化財で、もとは二代将軍徳川秀忠が
大阪の住吉大社の神宮寺に寄進した塔を、明治の神仏
分離で廃寺となった際に、切幡寺が購入したそうです。
(全国唯一の二重方形塔婆で、国の重要文化財)
ご朱印
奉納
千手観音
切幡寺
第十一番 金剛山 藤井寺
(こんごうざん・ふじいでら)
・藤の花の名刹
・本尊;薬師如来(国宝で四国霊場最古の仏像とされ、久安4年/1148年の年記があるそうです。)
・徳島県吉野川市鴨島町(JCC3705)
また藤井寺のお薬師さんと呼ばれ、人々の病気を治してくれるそうです。
ここの境内には、大師お手植えと伝わる古木の藤がありました。
仁王門を通り、石段越しの本堂へ参る。
ご朱印
奉納
薬師如来
藤井寺
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四国八十八箇所「阿波国・発心の道場・3」