第三十五番 医王山 清滝寺
第三十六番 独こう山 青龍寺
四国八十八箇所「土佐国・修行の道場・4」
(いおうざん きよたきじ)
本尊;薬師如来
高知県土佐市高岡町
(どっこうざん しょうりゅうじ)
本尊;波切不動明王
高知県土佐市宇佐町(JCC3904)
四国山脈を貫通して愛媛と高知を結んでいる、
国内でも有数の長さを誇る「寒風山トンネル」
(5,432 m)を通り、清流「仁淀川」に沿いお参
りしました。
急な石段とその上に建つ本堂
大師堂
本堂前には三十三観音が安置されていました。
美しい三重塔
厄除けの薬師如来像
(高さ15m)
大師堂
鐘楼とつつじの花
ご朱印
奉納
薬師如来
清滝寺
余談ですが、直ぐ近くに甲子園常連校の明徳義塾があります。
元横綱「朝青龍」はモンゴルからここに相撲留学していました。
そしてシコ名の由来はこのお寺にあるようです。
唐から帰国する弘法大師を、宝剣で荒波を切って難を救った不動明王。
これを表すのが波切不動明王で、漁師から絶大な信仰を得ているそうです。
ご朱印
奉納
波切不動明王
青龍寺
この山で修行をした弘法大師が、金剛杖で土を突いたところ、清水が滝の如く湧き出し、
それが寺名となっているそうです。
唐の名刹を再現したとされる札所です。
大師は帰国に当たり祖国に同じ寺を建てようと、約束の地へ飛んで行けと独鈷を
投げたそうです。それが刺さったのが当地の由。
標高は150米程ですが、車でもなかなか険しい山道を経て境内に着きました。
弘法大師は唐に渡ったとき、唐の都・長安の青龍寺で恵果和尚より真言密教の
奥義を授かったそうです。
ここ四万十町では、日本の清流・四万十川の中流域を見ることができました。
第三十七番 藤井山 岩本寺
(ふじいさん いわもとじ)
本尊;不動明王、聖観世音菩薩、
阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩
高知県四万十町(JCG39004L)
本堂天井の絵
ご朱印
歴史の歩みによって、本尊が五尊もある珍しいお寺でした。
奉納
五仏宝殿
岩本寺