※1号〜5号、8号は現在使用されていません
協会6号 | 新政酵母・・・秋田県の「新政酒造」より分離。発酵力が強く、澄んだ穏やかな香りで味がまろやか。吟醸酵母のはじまり。 |
協会7号 | 真澄酵母・・・長野県の「宮坂醸造」より分離。芳香あり、発酵力強く、酒質優秀、近代酒質の基調。 |
協会9号 | 熊本酵母・・・熊本県の酒造研究所より分離。華やかな芳香あり、7号より酸が少なく短期もろみになりやすい。吟醸向き。 |
協会10号 | 小川酵母・・・東北6県の酒造場で、特に性質の優れた酵母を選定・分離。酸が少なく、軽快な酒質。吟醸香高く、長期もろみになりやすいが、酵母の「耐性」が弱い。 |
協会11号 | 7号の変異株。・・・7号よりやや酸味が多く、もろみ末期で酵母が死滅しにくい。りんご酸が多い。 |
協会12号 | 宮城酵母・・・宮城県の「佐浦醸造元」(浦霞)より分離。芳香高く、低温でもよく発酵する。酒質優秀。 |
協会13号 | 9号と10号の交配種。 |
泡なし酵母・・・酒づくりの合理化に伴い、発酵段階で泡が出ないのでタンク容量を有効に使え、生産性が向上する。だが、発酵度合いがつかみにくいので杜氏にはあまり好まれない。601号、701号、901号、1001号などがある。それぞれ6号、7号、9号、10号の変異株。 |