レポに挑戦 ページ 5

おかげさまでページが増えました。ありがとうございます(^^)。

W L K J

6月20日のNAC5に剛君がゲスト出演
〜裕子さんからレポが届きました。 〜

ほんっとに近くで剛君を見れました♪
もうひとりのメンバー..は来られなかったようで、つよちゃんが7時から 30分いて、「fly」や、夏コンの話しをしてくれました。

コマーシャルや曲の合間に「こんにちは」「元気?」と紙に書いて こちらに見せるたび歓声がスゴクて、照れまくってました(笑)
いいともで書いたという「おっぱい」?(それをごまかした犬?も) 書いて見せてました。(わたし、いいとも見てなかった..)

終始照れて、机につっぷしたり、手で顔をおおったりして 「かわい〜いっ!」の声があこちから.. (でも、彼には聞こえてないよね)

最後は椅子のうえでひざをかかえるようなポーズで 両手でバイバ〜イ☆

わたしは木村ファンですが、メンバー全員大好きですから ひとりだけでもあーんなに近くで見られて幸せでした(^o^) もう、2度とない近さだったと思います(ガラスはあれど..)

徳島テレビ祭レポ パーティ編
〜Kaoriさんからパーティ編のレポが届きました。 〜

徳島テレビ祭レポ 最後はパーティー編です。

立食パーティーでグラス片手にメモる訳にいかなかったので記憶の範囲で 書きました。一字一句そのままではないけれど大体の雰囲気を 感じ取っていただければと思います。
あっ、でも決して作り話はしないことはお約束します(^^)。

このパーティーの目玉は何と言っても「『眠れる森』の謎が徳島で明かされる」 と銘打たれた『眠れる森』トークショーだったのですが・・・。

パーティー半ばで♪カムフラージュ♪をBGMに6人が再入場。
例によって喜多Pが席に気配り、ステージ左から進行役の白井佳夫氏(映画評論 家)、亀山P、野沢氏、美穂ちゃん、トオルくん、中江監督、喜多Pの順に着席して 約30分のトークショーが始まりました。

最初は・・・授賞式のインタビューと同じようなことを言っていたと思います。 あまり記憶にないので省略(^^ゞ。なので覚えているところから。

白井「あなたは最初から犯人と知ってて演じてたんですか?それとも途中まで知らな かった?」
トオル「えっ?(ちょっと憮然として・・・気を取り直し)最初から最終回までのプ ロットを渡されていたので知ってて演じましたが。」
白井「(大袈裟に)えーっ!最初から全部できてたんですか? じゃあ、自分が犯人役と解ってたんですね、 どう見てもあなたは可哀想な女性を救う”白馬の騎士”に見えたのに。犯人で あることを最後まで隠さなきゃならなかった、やりにくくありませんでしたか?」
トオル「ええ、最初はやり辛いなと思いましたが、途中から本当に実那子のことを愛 してる気になったので演じてるうちに気にならなくなりました。」
白井「中山さんも難しい役でしたねぇ。どうでしたか?」
美穂「最初は難しいかなと思っていたのですが・・・」
白井「すいません。もっと大きな声でお願いします。」
美穂「(変わらぬ大きさの声で)最初は難しいかなと思っていたのですが演じている うちに楽しくなってきました。」
白井「タイトルバックと竹内まりやさんの曲がよく合ってましたね。それに回を重ね るごとに歌詞とドラマのシーンがかぶさってきて面白かったです。」
亀山「音楽にはこだわりました。始まりはどうしてもアイルランドの森の 鬱積したイメージを出したかったんです。それに竹内まりやさんが応えてくれまし た。彼女もプロットを全部読んで創ってくれたようです。」
白井「U2もいいところで使われてましたね。」
亀山「あれはボクの希望で実現しました。アイルランドの森の雰囲気を出すにはイギ リスのグループがいい。 U2は学生時代よく聴いていましたし、どうしてもアレでいきたかった。それに木村 君の第1回の登場シーンの帽子をかぶった姿がU2のボーカルと似ていてうまく はまりました。」
中江「タイトルバックでは登場人物・・・本上まなみちゃん、ユースケくん、あと誰 だっけ?あっ、陣内さんの最期を倒れたり飛んだりで現してるんですけど(陣内さ んは死ななかったじょ)ストーリーを知ってる者としてはバレないかギリギリの冒険 でした。」
白井「錚々たる役者陣で演出しづらくはありませんでしたか?」
中江「えー、はい。いえ、別に・・・そんなことはなかったです。」
白井「あったということですか?」
中江「(喜多Pとトオルくんを交互に見て)いいえ、ありませんでしたよ(笑)。や りやすかったです。本当です。(意味ありげに笑っている)」
白井「キムタクはどうでしたか?共演者として、仲村さん。」
トオル「えっ?」
(白井再度同じ質問)
トオル「ええーっと、・・・ボクはあまり木村君と一緒のシーンはなかったから・・ ・、いや、あったか。ありましたね。」
(中江監督と顔を見合わせ笑う、結局答えず)
白井「中山さんは、キムタクはどうでしたか?」
美穂「木村君は出演者というよりスタッフ側に立ってドラマを一緒に作ってるって感 じで見ていて気持ちがよかったです。」

白井「制作で苦労した点は?」
喜多「12話のミステリーでいかに視聴者を離さないかということに気を配りまし た。本当に釘付けにできるか不安でした。1つの謎をあまり引っ張りすぎても視聴者 は離れていってしまうので謎は長くても2話で解決するようにしました。」
中江「途中で視聴者が仲村君犯人説に傾いてしまったので、じゃあいっそのこと1度 真っ黒にして犯人だと思わせようということなりました。そしてまた新たなタネをま いて、 あれっ?やっぱり犯人じゃないのかというように。」
喜多「そのために初めのプロットに2、3の謎を追加しました。」

白井「ドラマの中に森がたくさんでてきますね。森の撮影場所はどこですか?」
喜多「森は5ヶ所で撮影しました。山梨、埼玉、御殿場・・・」
亀山「タイトルバックの森はほとんど山梨県。勝山村というところがあるんですが、 そこで撮りました。仲村君がうずくまるところ、木村君が走るところも。でも山梨 はやめにしました。何時間もかけて行ったのに天候不順で何もできずに帰ってくると いうこともあったので、もっと近場にしようということになって。」
喜多「あとはほとんど埼玉」
中江「所沢の・・・」
喜多「森林公園です。」
亀山(中江だったかも)「すぐ横にアスファルトの道が通ってるようなところです。 機材も運びやすいし。」

白井「1つ気になってるんですが、キムタクは死んだんですか?」
中江「えっ?はい、あれは・・・お亡くなりになりました(笑)。亀山さんはあれは 演出ミスだというんですが、花束が落ちたり、首がガクっとなるいかにもっていう死 に方にはしたくありませんでしたし、自分としては救いを残しておきたかったのであ やふやをふまえた確信犯とでも言いますか・・・」
野沢「このドラマは主人公の女性の自立を描いているので木村君には死んでいただく しかありませんでした。」

白井「ラストなんですが、船上の犯人からカメラが引いていくと東京湾が映る。 何とヘリコプターからの映像だった。アレはお金がかかったでしょう。 誰のアイデアなんですか?」
中江「誰なんでしょう?」
白井「台本のト書きに書いてあったんですか?”カメラが引く・・・ヘリからの映 像”と」
野沢「いいえ、書いてなかったと思います。」
白井「じゃあ演出家、中江さんのアイデアなんですね。」
中江「えっ?そうかな、誰なんでしょう。」

白井「中山さんは一人になったけれども”白馬の騎士”と思われていたが実は犯人 だったという仲村君も生きている。これは続編を作る気じゃないかと思うのですがど うですか?」
喜多「このドラマはテーマは一人の女性が不幸を乗り越えて力強く生きていくという ことでした。目的は果たしてしまったので、続編は作れといわれれば作りますが、そ れを決めるのは上の方なので・・・どうでしょうか?(と言って亀山Pを見る)」
白井「中山さんはどうですか?続編について」
美穂「私はもしまた同じメンバーでお仕事ができるのでしたら別の作品がいいです ね。」

白井「どうですか?終わってみて。」
野沢「ちょうどドラマが始まる頃に伊丹十三監督の自殺、代議士の首吊りが相次いで 追いつめられたら死ねばいいという図式が出来上がってしまいました。でもボクはこ ういう時代だからこそ自分が背負ったモノを受け止め力強く生きなければいけないと いうことを言いたかった。 このドラマの成功で視聴者はミステリーに飢えていることも解りました。次回作もミ ステリーでいきます。」
白井「どうもみなさんありがとうございました。」

一同一礼して拍手の中を退場。

白井氏が一般視聴者向けにわかりやすい内容にしたのか 勉強不足だったのか、皆さん「そんな質問?」という感じて困惑の表情が何度も見 られました。特にトオルくんは苦笑の連続だったような。。。 もう少しドラマに精通した人が進行役だったらもっと面白い話が聞けたように思いま す。この点がちょっと残念。

この後、ゲストからのプレゼント抽選会がありました。
京野ことみちゃんからは『ショムニ』のシナリオ。
須藤理沙ちゃんからは『天うらら』のコミック本。
そして美穂ちゃんとトオルくんからは『眠れる森』スタッフジャンパー。
プレゼントの前に「ちょっとだけ羽織って下さい」と言われて美穂ちゃんは ちょっと肩に掛けました。トオルくんは袖を通して抽選して当選者がステージに 上がるまでずーっと着たまま。手渡すときに初めて脱いで肩に掛けてあげました。 この幸運を手にしたのは・・・かわいい10才くらいの女の子でした。羨まし〜い。

私は閉会式までいなかったのでレポできるのはここまでです。
が、ちょうど帰ろうとしたとき 控え室に戻る美穂ちゃんとトオルくんに遭遇、その距離1メートル弱。 2人は10数人のSPとテレビ祭関係者に完全にガードされていたけれど しっかりとお顔は拝めました(笑)。
美穂ちゃんは「頑張って」の声援に軽く会釈を返していました。
実はこの日の美穂ちゃんは真ん中から分けられた髪がオデコも頬も隠していて 顔がほとんど見えない状態でした、終始俯き加減だったし、営業スマイルもナシ。 でも気取らず気負わず芸能人ぽくない自然体なところに好感が持てました。
実はすっかり女優になってしまった美穂ちゃんですが私にとっては『毎度おさわがせ します』のときのアイドルのまま成長が止まってたんです。でも今回、間近に見てそ の美しさに初めて大人の女優さんになったのねって認めることができました。

トオルくんは・・・思ったより顔が小さかったデス(笑)。ファンサービスなのか地 なのか何度も会場を笑いの渦に巻き込んでくれました。
パンフレットのゲストの紹介に受賞のコメントが載っているんですが
『5、6話の放送が終わった頃、女子中学生が「あっ、ここ、犯人の家よ」と自宅を 指さして通り過ぎたというのを家人(奥さん?)から聞き
”輝一郎が犯人とバレてしまってるのか?でもせめて「犯人を演じてる人の家よ」と 言って欲しい。人聞きが悪いじゃないか・・・”』
というようなことが書いてありました。
トオルくん、どちらかと言えば硬派かなと思っていたのですが 『あぶ刑事』の町田刑事(だっけ?)に近い人のようです。輝一郎とは程遠い性格 (笑)。

ただ心残りが1つ。
私と肩が触れ合うくらい近くを何度も通って煙草を買いに行った中江監督に 「本当は『あれだけネタばらまいたのにどうして直季が死んだって解らな いんだ』って怒ってるんじゃありませんか?」 と尋ねたかったんだけど・・・勇気がありませんでした。
SPもついてなかったのに(-_-;)。

それにしても拓哉君、警備が大変だからスケジュールが空いてても呼べなかったで しょうけど(呼んでもこんな田舎まで来てくれないか) せめてメッセージかパンフにコメントだけでも欲しかったです。 そしたらもう少しマシなレポができたかも。。。

これにて私の徳島テレビ祭レポを終わらせていただきます。
拙い文章を最後まで読んで下さった皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m。

徳島テレビ祭レポ −完−

徳島テレビ祭レポ 授賞式編
〜Kaoriさんから授賞式編のレポが届きました。 〜

徳島テレビ祭大賞 授賞式編です。
最初にお断りしておきますが授賞式では残念ながら拓哉君の話題はありませんでした のであしからず。

徳島テレビ祭では6年前から県民の投票で前年1年間で最も県民に支持された番組を テレビ祭大賞として表彰しています。
実は今回初めて私も投票しました、もちろん『眠れる森』に。それでシンポジウムの 整理券が送られてきたようです。
大賞の発表は当日までお預けだったのですがゲストの顔ぶれを見ると一目瞭然。 で、何が何でも行かなくちゃということで3人の子供をダンナに預け 大雨の中出かけたというわけです。

ちなみに過去6回の大賞受賞作品は
1回(93年)マジカル頭脳パワー
2回(94年)あすなろ白書
3回(95年)ダウンタウンのごっつええかんじ
4回(96年)愛していると言ってくれ
5回(97年)ロングバケーション
6回(98年)ラブジェネレーション   となっています。

さて、授賞式ですが、会場は徳島唯一の地ビール製造所「阿波うず潮ビール」 集まった人は約400人、2日前に中山美穂ちゃんの出演が新聞で発表されるやいな や3500円の前売り券がはけて完売でした。

最初に受賞者全員が入場して壇上で紹介されてからステージ前に用意されたテーブル につきました。
個人賞の京野ことみちゃん(黒い半袖のチャイナドレス姿、スラーっと してるけど出るべきとこはちゃんと出てて、姿勢が良くて、特にヒップラインがすご く綺麗でした)
須藤理沙ちゃん(結構背丈があってスリムでとってもキュート。『救命病棟24時』 の看護婦さんとは全然違ってました。最初は誰だかわからなかったくらい、 で喋ったら声で「あっ、桜井ゆきちゃんだ(笑)」)
あと野波麻帆ちゃん(『愛を乞うひと』で日本アカデミー賞の新人賞、助演女優賞を 受賞した女の子です、お人形さんみたいでした)
それからフジの深夜枠で放送された『美少女H2』に主演して徳島ロケにも来た山口 ららちゃん、かわいい女子高生って感じでした。

そして中山美穂ちゃんと仲村トオルくんと作品賞受賞のスタッフ。
美穂ちゃんは白のロングスカートに黒のジャケット、黒のサンダル。
背中を向けて座ってしまったので表情はわかりませんでしたが座っている間 うつむき加減で微動だにしませんでした。
トオルくんは全身黒づくめ、同じテーブルの中江監督とにこやかに談笑して 一番リラックスしていました。時々顔を上げるとちょうど私の視線とぶつかるのです が目をそらさずじーっと見つめてくれました。(そんな気がするだけ?(^^ゞ)
亀山千広Pはテレビで見るよりダンディー、黒いフレームの眼鏡も青いチェックの シャツもおしゃれでした。
喜多麗子Pは森口博子ちゃんにそっくりの美人。ステージに上がる度に6人の入退場 の順番と立ち位置に気を配っていらっしゃいました。
野沢尚氏は眼光の鋭いキューピーちゃんって感じでしょうか。
中江監督は茶髪のスポーツ刈り、元巨人の角投手に似てますが・・・カッコよかった です。

全員着席の後、個人賞の須藤理沙ちゃん、京野ことみちゃん、野波麻帆ちゃん、 作品賞の『天うらら』『美少女H2』の順に表彰がありました。
そしていよいよ「大賞はフジテレビの『眠れる森』です」という発表で野沢尚氏、中 山美穂ちゃん、仲村トオルくん、亀山千広P、中江功監督、喜多麗子Pの6人が壇上 へ。
亀山Pに賞状、中江監督に花束、その他の人には記念品が送られました。この記念品 15センチ位のハート型の藍色透明のかなり重そうなモノ、これを木の台に乗せてあ るだけだったんです。美穂ちゃんはお隣の野沢氏にそれを教えられ「危ないデス ねぇ」と小声で何度も繰り返していました。なのに・・・
表彰の後、6人へのインタビュー。1人目の亀山Pが話している途中、後方でゴト ン、ゴロゴロという音。
見ると美穂ちゃんのハートが落ちていて、それを隣のトオルくんが急いで拾って自分 のジャケットで拭いて美穂ちゃんの台に戻してあげていました。
美穂ちゃんは亀山Pから「もう、美穂ちゃん!どこまで喋ったか忘れるじゃない」と 突っ込まれ申し訳なさそうに何度も頭を下げた後、しばしトオルくんと顔を寄せ合っ てにこやかに会話。ビーバップコンビはとても仲が良さそうでした(^^)。
でも美穂ちゃんの笑顔が見られたのはこのときだけ。
後は終始憂いの漂う女優さんでした。
野沢氏への質問の次に美穂ちゃんには「出演の感想は?」という質問。
「すばらしい作品の一部として存在できたことを光栄に思います」
トオルくんには「撮影中の苦労話は?」という質問。
(後ろを向いてしばらく間をおいてから)「んー、苦労といった苦労は・・・。
まあ、いつも落としたハートを慌てて拾って、服で拭いて、元に戻す・・・といった ことが・・・してこられて幸せです。」
(美穂ちゃん俯いてしまいました。結構撮影中もドジやってたみたいですね。)
ここで場内大爆笑、緊張したムードが一転和やかに。

それから中江監督、喜多Pへのインタビューと続きました。
インタビューでは制作側の方はみなさん「いいスタッフ、俳優さんに恵まれいい作品 ができた」というニュアンスのことを話しておられました。
(詳しくは忘れました、すみませんm(_ _)m)

『眠れる森』チームが席に戻るのと同時にシンポジウムのゲストも入場、テーブルに ついてパーティーの開宴。
地ビール(美穂ちゃんはオレンジジュース)で乾杯・・・拍手。
この時気付きました、顔も名前も知らなくても俳優とスタッフを見分ける方法に。
役者さんは男女を問わず普通のヒトより顔が小さいデス(笑)。

ここでゲストは一旦退場。会場は一般客のお食事タイムとなりました。
この後前出の6人による『眠れる森』トークショーに続きます。

徳島テレビ祭レポ シンポジウム編
〜徳島にお住まいのKaoriさんからシンポジウム編のレポが届きました。 〜

18日に開催された徳島テレビ祭というのに行って来ました。
シンポジウム、テレビ祭大賞授賞式(『眠れる森』が受賞)、そしてパーティーでの トークショー。残念ながら拓哉君は出席してませんでしたが、ドラマファンとして 興味深い話がたくさんありました。拓哉君&『眠れる森』関係を中心に思い出せる 限り書いてみましたのでお付き合い下さい。まずはシンポジウム編。

「ドラマの向こうに現代(いま)が見える−女性の時代の番組制作」というテーマで 開催されたシンポジウムには12名のプロデューサーや脚本家が参加し2時間半に わたって行われました。
錚々たるメンバーが来徳したので参加者のお名前書かせてもらいます。

志賀信夫:放送批評懇話会理事長
白井佳夫:映画評論家、「キネマ旬報」元編集長
浅野加寿子:NHKプロデューサー『企業病棟』『あぐり』
浅野妙子:脚本家『ミセスシンデレラ』『ラブジェネレーション』
井上由美子:脚本家『ひまわり』『きらきらひかる』『タブロイド』
亀山千広:フジプロデューサー『あすなろ白書』『ロンバケ』『踊る大捜査線』
貴島誠一郎:TBSプロデューサー『青い鳥』『グッドニュース』『ダブルキッチ ン』
合津直枝:フリープロデューサー 舞台『奇跡の人』映画『MISTY』
櫨山裕子:脚本家『金田一少年の事件簿』『ハルモニア』
星田良子:共同テレビディレクター『ヴァンサンカン結婚』『29歳のクリスマス』
宮村優子:脚本家『甘辛しゃん』
三輪祐見子:テレ朝プロデューサー『名探偵明智小五郎』『家政婦は見た』

現代は女性が元気であらゆる場で女性の活躍が目立っていて、ヒットするドラマも 女性を描いたものが多いという理由でこういうテーマになったそうです。

亀山P「今は男性は絵になりにくい時代で弱い人を命を投げ出してまで助ける 高倉健が演っていたような男がいなくなった。『ロンバケ』の瀬名君は困っている南 をいつも先回りして助ける現代版高倉健だったが、あのタイプの男を主役にして ドラマは作れない時代。あのドラマはあくまでも山口智子主演である。」 とおっしゃってました。
(星田Pが山口智子さんと懇意にしていらっしゃるそうで「”結婚して落ち着いてし まったので今は仕事にに向けるパワーがでない。もうしばらく休養したい”と ご本人がおっしゃっているので皆さんもう少し待っていて下さい」 という話がありました。)
その星田Pから「『踊る大捜査線』が大ヒットしたのは主人公がある種、女性的だか らか?」と言う問いに
亀山P「青島君が男でありながら子供の嗅覚を持っているからヒットしたと思う。 息子が初めてのデパートに連れていってもちゃんと玩具売場にたどり着くのと同じで 青島君も事件の臭いを嗅ぎ分ける能力を持っている。彼は少年のつもりで描いた」 との答え。

また制作現場にも女性が増えていて、プロデューサーと脚本家が男女ペアで組む機会 も多くなってきたそうです。
そこで脚本に関しての男女の感性の違いから熾烈なバトルが起こり 台本の変更もしょっちゅうだとか。
亀山P「女性は男に言って欲しいセリフを脚本にするが、男は恥ずかしくてそんなセ リフは言えない。『あすなろ白書』で木村君が石田ひかりちゃんを後ろから抱いて 「俺じゃダメか」と言うシーン、台本はペラペラ喋りっぱなしだったが、 ”男はこんなときそんなに喋らないよ”と脚本の北川悦吏子さんに言うと、 ”じゃあ亀山さんならなんて言うの”と返され、”俺じゃダメか”って言ったら それがそのまま採用された。」
浅野妙子さん「『神様もう少しだけ』のラストは教会の中にウエディングドレス姿 で倒れている(死んでいるかどうかわからない)ヒロインを見つけた金城君が 立ち止まって一筋涙を流す。。。で終わらせたかったけれど、金城武君が ”どうしてもできない、ボクならじっとしていられず絶対に駆け寄る”と言ったので ラストが書き加えられた。」
(残念ながら『ラブジェネ』の話はありませんでした。)

志賀氏から「考えさせないドラマ(セリフで説明しすぎ)が多くなり視聴者が退化し ている。」
との発言には、自分の創りたいドラマが作れないのが現状というのが大半の意見。

貴島P「したいようにすると解ってもらえないのではないかという不安から 余計なカット・セリフを追加してしまう。バラエティのテロップもそう。『愛してい ると言ってくれ』はバリバリのハッピーエンドだったのに8:2の割合で 解ってもらえなかった。
花嫁衣装か子供を抱いているシーンを見せなければハッピーエンドと解らないのか? 今はもう諦めている。わかってもらえないよりは、喋らせちゃえという感じ。」 という話を受け、
亀山P「『眠れる森』では視聴者に理解してもらうためにナレーションを多用した。 例えば第1話、中山美穂ちゃんに「私の記憶はどこか曖昧で・・・」と言わせること で視聴者に”そう、記憶は曖昧なのね”と思わせることに成功した。これを他の女優 に言わせていたら”それで?どう曖昧なの?”ということになっていただろう。で も、解りづらいだろうということで随分セリフも加えた。
が、ラストは失敗、演出ミスだ。
あれはもう1カット木村君の顔を最後に映して死んでることを解らせるべきだっ た。12回ものミステリーを作ったのに終わっての反響が木村君は死んだんですか だけでは寂しい。」とのこと。
民放ドラマはスポンサー宣伝戦略でもあるのでプロデューサーといえどもあまり冒険 はできないのだそうですが、
シンポの最後は志賀氏の「日本のドラマは感性に頼りすぎていて外国人には解らな い。今後は視聴率にこだわらない特定少数の視聴者のための質の高いドラマ作りを してほしい。」という言葉で締め括られました。

〜宇多田ヒカルのオールナイトニッポンSUPA!DUPA!スペシャル
木村君登場シーン速攻レポ(1999年4月12日放送分) 〜

CHIKAさんからレポ頂きました(^^)。
宇多田ヒカルちゃんと木村君のトークです。 ちなみに、22時の番組開始から約1時間30分経過の頃の登場でした。 (さすがにスマスマとはダブらせなかったのね〜(^_^;)。)

<電話のベルの音・・・>
ヒカ「もしもし。」
たく「もしもし。」
ヒカ「もしもし。」
たく「もしもし。」
ヒカ「はい・・・?」
たく「こんにちわ・・・。」
ヒカ「こんにちわ・・・(苦笑)。誰・・・?宇多田ですけど、どちらさま でしょうか?」
たく「木村と申します。」 ヒカ「きむ・・・きむらたくや・・・?」
たく「(笑)。木村拓哉って呼び捨てはないだろぉ〜」
ヒカ「(笑)え?となりのそっくりさんじゃなくって木村拓哉さん?」
たく「そうですよ。」
ヒカ「おぉ〜。」
たく「今ラジオやってるんでしょ?」
ヒカ「うん」
たく「そうなんです。かけてみたんです」
ヒカ「今、仕事中・・・?」
たく「仕事中は仕事中ですよ。ちょっとそちらのスタッフさんからお願いされて、 かけてみちゃったんです。」
ヒカ「お〜、もっとかけて下さい。」
たく「何やってるんですか?」
ヒカ「何やってるって、ラジオ番組を・・・。」
たく「自分のアルバムのあれでしょ?」
ヒカ「あれ?」
たく「アルバムのあれでしょ?番組でしょ?」
ヒカ「いや、何なんだろ〜これ?特番?」
たく「どうなんだろう、これ特番って。って自分でやってて。ちゃんとやれよぉ〜(笑)」
ヒカ「分かってないんだよね・・・。今、何歳でしたっけ?」
たく「えっ?」
ヒカ「今、何歳でしたっけ?」
たく「“今、何歳なんでしたっけぇ??”」
ヒカ「友達と話してて、あれ?分かんないね〜ってなっちゃって。」
たく「何で?」
ヒカ「歳、知らない・・・。」
たく「歳?」
ヒカ「うん」
たく「歳は・・・だって、あれだよ・・・かなりお兄さんだよ。」
ヒカ「そんなにいってるっけ?」
たく「“そんなにいってるっけって”・・・そんな35とかじゃないよ。」
ヒカ「何で言ってくれないのかな・・・。」
たく「26だよぉ。」
ヒカ「あ、そうか、丁度10歳・・・。」
たく「そうそう」
ヒカ「私友達に殺されそうになったんだよ。」
たく「何で」
ヒカ「『私の拓哉を〜』とか言われたの。」
たく「うっそ・・・。」
ヒカ「ラジオ番組を聞いてて、私の事を褒めてるのを聞いてたらしくてその子が。 その子が凄いファンで。“ヒカルったら”って怒られて、殺されそうになった。」
たく「そう」
ヒカ「ちょっと怖かった・・・」
たく「ちょっと怖かった?」
ヒカ「うん」
たく「・・・って言うかこれラジオだろ?」
ヒカ「うん」
たく「普通に話してるじゃないかよぉ(笑)。」
ヒカ「え?だって、普通に話さなかったら・・・。」
たく「まあいいんだけどさ、全然・・・。」
ヒカ「あ、そうだ。私のHPだと私だけが書き込みできるとこあるんだ。」
たく「うん」
ヒカ「そこに『友達とかFAXとかで木村拓哉さんが私のファンらしいんだけど 信じられない』って書いたら、ファンのひとからメールがきて、木村拓哉さんの こういうページがあるんだって。What's upの、えっとね、一言一句を全部書い てるとこ・・・。」
たく「あ〜、知ってる知ってる」
ヒカ「アドレスが書いてあったから見に行ったら、おもしろかった。」
たく「(笑)そんなの、読んでるの」
ヒカ「読んでたんだよ。昨日家で一人で読んでたんだ。すっごいおかしかった」
たく「すっごいおかしかったの〜」
たく「そっかぁ〜。」
ヒカ「うん。」
ヒカ「いろいろ応援してもらってるみたいで。」
たく「え?してますよ」
ヒカ「随分前からマークしてたって・・・。」
たく「マークしてましたよ」
ヒカ「いつくらいから?」
たく「それはちょっと教えられないな〜(笑)。」
ヒカ「何だとそれ(笑)。こえ〜よ、笑ってるよ。」
たく「だから、ラジオで流れはじめてから何だこれ〜って思って。そっから 始まったんだよぉ〜。」
ヒカ「なるほど」
たく「そうだよぉ〜。」
ヒカ「(笑)あ、でも、いろいろほんとに・・・。なんかさ、ふくさん?」
たく「ふくさん?」
たく「福島でしょ?」
ヒカ「は?」
たく「福島でしょ?」
ヒカ「そうそうそう。いろいろ、つっこみ入れてたけど。これは本物のラジオの 方を一回聞いてみないと。」
たく「じゃあ、今度一度その本物のラジオの方に一回来てよ」
ヒカ「おぉ〜!土日だとうれしいんだけど・・・。」
たく「土日だと嬉しいんだ。じゃあ土日にしとくよ。今度」
ヒカ「おぉ〜!それだったらいつでも出たいなぉ。」
たく「まじ?じゃあ学校ちゃんと頑張れよ。」
ヒカ「おぉ」
たく「おぉ」
ヒカ「おぉ」
たく「学校もよ〜ちゃんと頑張るんだよ」
ヒカ「はい、お兄さん。」
たく「ちゃんとハイ!って返事しろよ。」
ヒカ「はい、は〜い!」
たく「笑」
ヒカ「何でそんなウケテるんだ。」
ヒカ「TVにさ、出れないじゃん。私って、学校あるから、TVに出れないじゃん。 私のキャラっていうか知ってんのかな〜って、この人、って思ってたけど。 初めて・・・歌声以外聞くのって、初めてですか?」
たく「初めて初めて。でも、ラジオでちらっと聞いたことあるけど。」
ヒカ「ちらっと?ちらっと?不思議な感じ。」
たく「じゃあ、今度、もしよかったらきてください。」
ヒカ「うん、ほんとにほんとだよ。私はよく分かんないんだけど、 よくテレビのネタで芸能界の人って今度紹介してやるよとか、今度会おうね〜とか・・・。」
たく「そういうの嫌いだから」
ヒカ「頼もしい言葉・・・。」
たく「頼もしい言葉って・・・、おまえ〜、ちょっとお兄さんを信じなさい。」
ヒカ「はい!信じます。うっす」
たく「じゃあ、この後も頑張って・・・。」
ヒカ「SMAPの曲をかけるんだけど・・・何がいいかな?」
たく「いや〜、あんま、お勧めはないからね〜(笑)。」
ヒカ「(笑)なんだよ〜それ〜(笑)。あ、私もちょっと質問があったんだけど。 友達とかがみんな歌ってて。『ダイナマイト』って、意味がダイナマイトな バディーでもいいんじゃない?って、言ってるの・・・かな?」
たく「(笑)“言ってるの・か・な??”」
ヒカ「だとすると意味が分からなかっただけど・・・。」
たく「ダイナマイトなバディーな方がいいんだよぉ〜。ボーン・キュッ・ボーンって してた方のが」
ヒカ「なるほどなるほど・・・。」
たく「今度是非・・・」
ヒカ「お薦めないの?SMAPの曲で。じゃあ新曲・・・。」
たく「じゃあ、俺は何て呼べばいいの?」
ヒカ「何を?」
たく「“ヒカルちゃん”って呼べばいいの?それとも“ヒカル”でいいの?」
ヒカ「あ、“ヒカル"でいいよ」
たく「それとも“宇多田”?」
ヒカ「うわっ。ヒカルでいいや。」
たく「じゃあ、ヒカルが選んで下さい。」
ヒカ「ちなみに、HP読んでたら、おれをキムタクって呼ぶな〜って言ってたんですけど。」
たく「うん。」
ヒカ「私はなんて呼べばいいんでしょうか?」
たく「“ダーリン”でいいよ。」
ヒカ「(笑)。うわ〜、柄じゃね〜。」
たく「柄じゃね〜。」
ヒカ「柄じゃね〜。」
たく「似合わねぇ〜」
ヒカ「(笑)。じゃあ、ま、なんでもいいや。邦楽の中でほんとに好きな曲って 3つくらいしかないんだけど、その中に入ってる『夜空ノムコウ』、でいいかなぁ〜。」
たく「いいよ。」
ヒカ「いいかい?」
たく「いいぞ〜」
ヒカ「じゃあ、かけます。どうも、合間にありがとうございました。」
たく「は〜い。」

ヒカル「わ〜、何か、友達にまた殺されそう・・・。また話したのって言われそうだよ。 何か、すごいね。これは自慢できるね。ほんとに今度会えるかな?どうなんだろ・・・。 まあ、会えたら結果報告をしようじゃないですか。
<『夜空ノムコウ』がかかる>

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