試射結果

１．リロード弾の射撃結果
（１）ＧＯＬＤ弾頭リロードしたGOLD弾頭での50mでの結果を載せます。距離は50mでリロード弾５発3.5cmでした。プローン（委託射撃）でのグルーピングです。

ＬＹＭＡＮ　ＳＡＢＯＴの現在の集弾は、私の場合ベストで４ｃｍ、大体７～８ｃｍ／５発（５０ｍ、プローン）程度、悪くても１０ｃｍ以内と言った所です。

３発程度なら３ｃｍも十分可能ですが、既製装弾と違い画一して作成できないのでフライヤーが発生し、射手を泣かせます（；_；）。
まだまだ改善点が有るようなので日夜命中精度を上げるべく努力しています。

（２）ＬＹＭＡＮ　ＳＡＢＯＴ

１．実施日：H11-9-18
LYMAN　ＳＡＢＯＴの射撃結果です。
雷管・・・FED209A、火薬・・・IMR4756、ワッズ・・・WAA12R（赤ワッヅ）、お尻・・・詰め物有り、距離・・・５０ｍ、委託射撃です。

５発のBESTは６．５ｃｍでした。全て５０ｍで１０ｃｍ以内には入りますがとても射撃と呼べるものでは有りませんでした。ただしどの弾も着弾の後を見ると横転弾の発生はありませんでした。
通常、委託射撃だと必ず狙った場所に弾が飛んで行くと考えがちですが、委託射撃も立射と同様コツがあり、肩付けガク引きに注意しなければ狙った所に当たりません。
人ごとではないか・・・（苦笑）

同じLAYMAN SABOTでも良い成績を出されている方がいますので、私はまだまだ発展途上と言う所でしょうか。参考までに５発３ｃｍを出された私の知人のLYAMAN　ＳＡＢＯＴ　ＢＥＳＴ　SHOTを載せます。

２．実施日：H11-10-15
LYMAN　ＳＡＢＯＴのお尻穴あけ弾頭＋ワッヅ加工での射撃結果です
雷管・・・FED209A
火薬・・・IMR4756
ワッズ・・・WIN WAA12（白ワッヅで「くの字」構造の柱のクッションを除去、コルスクッションを使用）
お尻・・・詰め物有り（詰め物ポロリ加工）
穴サイズ・・・６ｍｍの穴有り、テーパー無し
距離・・・５０ｍ、委託射撃です。

今回の５発のBESTは４ｃｍでした。弾頭穴開き加工は効果がありそうです。次回からは穴開き弾頭で全て試してみようかと思います。またワッヅの加工に関してもクッション部が「くの字」柱構造になっているので、このクッション部（「くの字」）を除去し円柱のコルスクッションをはさみ込むのも精度向上には一役立ちそうです。

実際にショットシェルを撃つ場合はくの字クッションがある方がパターンが良くなる等のメリットが有るようですが、サボ＆スラッグでは変なクッションが無い方が弾頭を押し上げる時に傾きが生じないので、結果として集弾が良くなるのでは無いかと思います。結果として弾頭のお尻に直付け（お尻に平面がでる）のクッションの方が良いみたいです。

若干バラけているのは恐らく穴の開け方が全て均等にセンター位置に穴合わせができていなかったからではないかと思っています。
予想より結果が良かったので、友人に頼んでセンター穴位置開け冶工具を早速作ってもらいました。

今回隠れBESTショットとして４発ならほぼ１ホール？？に近い射撃ができたのでそれも参考に紹介します。
５発中の４発目で１発だけ大ハズレしましたが、スコープで覗いた時は３発目まではセンターに当たっていたのでかなり興奮しました。４発目で外れたのでがっくり来たけど５発目で再度センターに着弾・・・残念です。勿論これも鋳型からキャストしたリロード弾です！！

３．バーンズサボットリロード弾
実施日：H11-10-15
バーンズ弾頭を入手しましたのリロード弾の射撃に行って来ました。結果は５０ｍ、５発、７ｃｍです。
始めて撃ってワッヅを回収したところ、かなりの確立で赤い羽（硬質プラワッヅ）が根元から折れてました、しかも折れ方が１枚だけとか片羽だけが折れているのが気にかかります。多分バーンズのサボに関してはこのワッヅ部と弾頭の離れを工夫すればもっと命中精度は上がるのではと言うのが率直な意見です。
感覚的には１００ｍで１０センチには絶対に入るという感触を持ちました。
知人の話では羽に金のこで切り目を入れると良いという情報も有りますので、次回は思い切って羽の一部に切り目を入れて挑戦してきます。

弾頭を回収しましたが、かなり銅弾は硬い感じです。回収した弾頭はほとんど変形していませんでした。
猟に使えるか否かの判断は分かれるところですが、基本的には今年から北海道には持っていこうと思っています。

４．LYMAN　サボット　テーパー穴開け加工弾
実施日：H12-3-10
LYMAN弾頭にテーパーの穴開け加工を行った弾を使用して射撃に行ってきました。
集弾的には今までと余り変わらない結果となっていますが、撃った感触では今までの射撃とことなり、安定して結果を残せるような手応えを感じました。
普通ならベスト以外の物がかなり散りますが、今回は平均的に集弾が良かったです。

今回はお尻詰め物無しのワッヅ加工（分離）タイプです。

次回はこれに、お尻詰め物をして自己ベストに挑戦です。

ＬＹＭＡＮ　ＳＡＢＯＴ　ＢＥＳＴ　ＳＨＯＴ
私の知人のハンドロードでのベストショットです

（１）ＬＹＭＡＮ　ＳＡＢＯＴ　で５発３ｃｍ。
（２）バーンズ　ＳＡＢＯＴ　で５発２．５ｃｍ。
何れも５０ｍ・１／２元残しライフリング・委託射撃です。

同じリロードですので必ずやこのレベルまで到達できます。私も(~_~；)　・・・多分・・・

（１）

LYMANベスト

緑：
LYMAN　SABOT
３．０ｃｍ／５発

赤：
ドノーマルバーンズサボ
７．０ｃｍ／５発

（２）

バーンズ試射

赤：
折り目入りバーンズサボ
２．５ｃｍ／５発

	羽が数枚折れています
	弾頭はかなり硬く先しか変形していません
	弾頭は外に広がるように変形しています

	サボット弾の赤ワッヅ
	ＬＹＭＡＮゴミと化した弾頭バックストップで回収左のしろっぽい２つは、お尻に詰めていた詰め物

（４）市販サボットの射撃結果
実施日：H11-9-18
猟に向け市販装弾の射撃もしましたので結果を載せます。
サボット弾：WINCHESTER　SUPER-X　１２GA　３ｉｎｃｈ　ＳＡＢＯＴ　ＳＬＵＧ
距離：５０ｍ／５発
射撃方法：委託射撃（LYMANと同じ照準で発射すると左に１５ｃｍ程度大きくずれました）
結果は３．５ｃｍの集弾でまずまずと言った所です。LYMANに比べ弾頭が軽いので弾速がかなり出ている感じがしました。

市販サボ

５発で３．５ｃｍ

（５０ｍ）

小さな点で着弾しており横転弾は全く無し

win既製装弾

WINCHESTER
SUPER-X

発射後のワッヅを回収しましたが、ワッヅに綺麗にライフリングの後（斜めのスリット）があります。

写真真中：ワッヅ