悩みと共に(抑うつ 神経症 気分変調 うつ病 摂食障害)

すんだひとみ
澄んだ眸
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メールでの相談について

1998年の暮れから、じゃマールの人生系に「抑うつ神経症が治りました」の題で投稿していました。その後、このホームページを作ってメールでの相談に応じています。

相談内容

私はお医者さんではありませんから、病気の診断や治療を行う事はできません。
カウンセリングについても、初級産業カウンセラー養成講座を受講して、産業カウンセラーの資格を持っています。 しかし、まだまだ勉強することが沢山あります。
人の気持ちに沿うことはできると思います。 ですが、ベテランのカウンセラーが行う「見たて」や交流分析や認知療法などの技法についてはまだまだ自己研鑚が足りません。
ですから、あなたにとってけっこう頼りない相談者かもしれません。
それでも、メールのやりとりをしているうちに、不思議な事に、自然に治って行く人がいることも確かです。
治って行く人たちはその人の中に徐々に治って行く何かが芽生えて行くように思えます。
私も自分の抑うつ神経症がなぜ起こったか、そして、どうして直ったかについては明確な答えを持っていません。
心の病気はお医者さんや周りの人が何かを与えてくれて治るわけではありません。
確かに病気についての知識はある程度は必要です。私の知っている知識で良ければいくらでも教えてあげます。(あまり大した知識はもっていませんが)
そう言う意味で私は全く頼りない相談者です。

ただ、自分の気持ちの整理をつけたいとか、こんな事を聞いて欲しいといった問題を私はあなたと一緒に考えてあげれると思います。
そうしているうちにあなたの気持ちの整理がつけば、それでいいと私は思います。

残念なことに、私の心の容量は無限ではありません。あなたのことを全部受け止めてあげられない場合もあると思います。
そのような事がたびたび続いてメールを送ることも受け取ることも不快に思えるようになったときは、申し訳ありませんがあなたの意思で止めてください。
そのときは「私の心の容量があなたの心の容量に比べて小さい」のだと思って下さい。

私との交流だけで、不十分な場合でも、あきらめないで下さい。
私より経験豊富で実力を持った方々が沢山います。心療内科や精神科の先生、学校や職場にいるカウンセラーの方々を頼ってみてください。

お返事が届くまでの期間

今、1日平均3通ぐらいメールを受信します。 お返事を書くのに大体1通あたり20分ぐらいはかかります。
だから、1日あたり1時間はメールを書いていることになりますね。
できるだけ早くお返事は返したいのですが、私の仕事の都合で3日ぐらい遅れることがあります。 特に徹夜のある週は、平日にはお返事が書けないことが多く、どうしても休日とか、翌週の月曜日に書くことが多いです。
時々出張や家族との旅行、カウンセリングや交流分析の研修などの都合で1週間程度溜まってしまうときがあります。
おおむねメールの到着順でお返事を書きます。
書かれてある内容が数行とかの短いメールには、できるだけ早くお答えしようとこころがけています。

電子メールでのカウンセリングに関する考察

文章によるコミュニケーション

電子メールは携帯電話やパソコン等を使って、伝えたいことを一旦文章にする必要があります。
カウンセリングルームなどで行われる実際のカウンセリングとは異なり、相手の表情や音声などから感情を読み取ることは不可能です。
通常人が相手に何かを伝えるとき、言葉で伝わる内容は7%程度だと言われています。 残りの30%近くは声の調子で伝わり、その他の感情は表情や態度で伝わるといわれています。 電子メールは口から出る言葉をさらに凝縮しているので、非常に狭いコミュニケーションでしかなり得ません。 カウンセリングで一番大切な感情を読み取ることは非常に難しくなってしまいます。 内容以外でメールで読み取れる感情は文字の変換誤りや文章の構成などから、その人が落ち着いた状態で書いたのか、急いで書いたのかがわかる程度です。

時間に拘束されない。でも、即時性には限界がある。

ご存知のように電子メールは書き手と読み手が同じ時間にインタネットに接続している必要はありません。
私が会社で仕事をしている間に相談者はメールを書き、私が家で暇になったときにメールを見るといったことが可能です。
ただし、大体一日に1回程度の送受信しか行えないので、あるとき起こった事象(例えば相談者が初めて電車に乗れた)とかいうこと)を質問によって振り返る場合では、何回もメールを重ねることで内容は深まっていくのですが、話題の新鮮さは徐々失われていくことになります。メールでの相談ではやはり即時性に限界があります。

コミュニケーションの秘匿性

本人同士が公表しない限り、どのような交流をしているかは誰にもわかりません。顔を突き合わせる必要も無いのでプライバシーはほとんど保証されています。そういった面で対人関係で悩んでいる人に何らかのきっかけを与えるのには有効な手段かもしれません。
完全なひきこもり状態→メールやチャットを使ったコミュニケーション→医療施設や自助グループ、命の電話等→アルバイト→正式な就職の順に至るケースもあります。
実際、メールの相談を受けていると、私にメールでは書ける内容を実際の人間関係では口に出して言えないケースもあります。その実際に言えない人というのがお医者さんだったり、面接している別のカウンセラーだったりする場合もあります。
ほとんどの悩みは、人に言えないことを言語化することで意識化され、意識化されたことが解決の糸口になっていくものです。この誰にも言えないことをメールでは自然と語ることができるようになる面があります。
これは、私のカウンセリングの技法が云々というより、電子メールというメディアを使っていることによる大きな恩恵だと私は考えています。

コミュニケーションの記録性

電子メールは本人が消さない限り、その内容を後から何回も参照することができます。
面接によるカウンセリングでは、話された内容は本人の記憶の中でしか再現できません。
しかし、メールの場合はいつ誰とどんなことをやりとりしたかが明確に記録として残ります。

コミュニケーションの推敲可能性

電子メールは送信する前に自分が好きなだけ推敲を加えることができます。
つい言ってしまったとか思いついたことをそのまま表現することを自由に行えるわけではありません。
(もちろん、そのような人もいないわけではないですが・・・。)
従って、メールに書く作業の中で自分の感情の整理をつけていくことが他のメディアによるカウンセリングよりも多く行われるようです。
私のメールでの相談に対する考えは以上のとおりです。

あなたからのメールを待っています。 ramirezi( アットマーク )dokidoki.ne.jp ※spamメールが多いためお手数ですが文字変換をお願いします。

相談
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