意識
合気道
ふとしたきっかけで合気道の本を見てみると以下のような説明がありました。
右手(利き腕)をまっすぐ前に伸ばしてください。そして右手のひじのところに重い荷物がかかるところを想像してください。普通の人はその重い荷物を支えようとして力いっぱいふんばったり、握りこぶしを作って歯を食いしばり、力瘤を作って耐えようとします。そして、視線は力のかかるひじに注がれます。体は前かがみになり万全の体制で臨んでいます。
あなたもそのような状態を想像して右手に力を入れてください。左手でその右手をさわってその感覚を覚えておいてください。

http://en.wikipedia.org/wiki/
Aikido
向きを変える
今度は姿勢をまっすぐに戻し、口はぽかんと開けてください。
右手をまっすぐ前に水平に伸ばし、手のひらは開いて上を向けてください。
そして中指と薬指と人差し指をまっすぐ水平方向に向けることだけに意識を集中してください。
その状態を保持して、左手で右腕のひじに過重をかけてみてください。
簡単にまがりますか?
触ったときの感じは、先ほどのふんばっていた感じと比べて同でしょうか?
腕に余分な力がかからず、それでいて先程の時よりも筋肉が硬くなっていることに気づきましたか。
私はこの事実を知って、必死に何かにしがみつかなくても、物事を自然に処理できる能力を自分の体が無意識に持っていることに気がつきました。