ユーザさんへの報告?まじめですね。
善後策の検討?一人でできますか?
こう考えている間に時間はどんどん進んでいきます。
さて、私はどうすれば良いのでしょう?
それは、「笑うこと」そう「にっこりとゆっくり笑うこと」なのです。
この状態は、急に飛び出してきた車をよけるような単純な作業をするときは有効なのですが、コンピュータ操作などの複雑な操作をするには熟慮できないので、何もできずにおろおろしたり、新たなトラブルを発生しがちです。
もともと扁桃体は、目前に急な危険が迫ってきたときに自分の体を健全に保持するためにあります。
目前に急に物体が迫ってきたら、それが何かを判断する前に、かわす動作を起こさないと、怪我をしたり、死んだりします。
人が狩猟生活をしていたときには、この扁桃体にも活躍の場があったのですが、現代社会では、人が怒って我を忘れているときとか、過度の緊張でパニックになったときしか活躍の場がありません。
でも、この扁桃体が活躍するときは、あまり良い結果を生まない場合が多いです。
いやな上司が現れたときに、扁桃体の指揮するまま、上司を殴り殺せば、扁桃体は納得してくれますが、その後始末は大変です。
とにかくこのような状態のときは、心に余裕を作って、前頭葉連合野に処理を移すことが急務です。
でも、心に余裕を作る方法なんて、考えてもわかりませんよね。
笑うと少なくとも、一時的にパニックになりかけていた心に余裕を作ることができます。