悩みと共に(抑うつ 神経症 気分変調 うつ病 摂食障害)

すんだひとみ
澄んだ眸
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安心

呼吸

 ここまでできたら、あとは深く大きく呼吸をします。緊張しているときは、肺の上のほうしか使って呼吸していません。これでは、酸欠状態になってしまいます。肺の下側には入れ替わらない空気がどんより溜まっている感じになっていると思います。
 肺の中に汚れた空気が残らないよう、息を最後まで吐き出して下さい。
 そして息は鼻から吸って下さい。口は物を食べるためのもので息をするところではありません。
 息を吸ったとき胸が持ち上がり、お腹が大きく膨れれて、これ以上肺に空気が入らないところまで息を吸い込んで下さい。

 しばらく、この呼吸をゆっくり続けて下さい。ただし、呼吸の回数は速くしないで下さい。あまり沢山の酸素を激しく吸い込みすぎると、体内の二酸化炭素の濃度が下がって過換気(過呼吸)症候群になり、意識を失うこともあります。
 肺は自分の意志で動かせる唯一の内臓です。息がゆっくり大きく安定してくれば、内臓の動きもそれに連動して、ゆったりしてくるし、必要な酸素が体にゆきわたることで体や気分はかなり楽になってくるはずです。
自分のペースでゆったりとした呼吸をしてください。そうすると気分もゆったりとしたものに変わっていきます。

表情
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