私はコンピュータシステムを開発する会社に勤めていますが、今やってる自分の仕事は「中学生」でもできる仕事だと思っています。
コンピュータの専門書だって、簡単な入門書は子供にだってわかるように、書いてあります。
そこから、仕事の内容に応じて徐々に知識を深めるなり、広げるなりしていけばいいので、自分で勉強する態度が身についている人は学歴なんか無くても大丈夫です。
新人さんが来たとき、私が気に掛けるのは、その人が自分の考えや感情を表現するタイプかどうかです。
新人に何か新しい仕事を頼んだとき、
「なに、それ、わかんない。」と返事ができれば合格。
「そんなこと、できません。」と言えれば満点をあげます。
「わかりました。」と言う奴は半分合格。
何も言わずに、ただうなずいている人は不合格で補修をつけます。
どうして、こんな評価になるか考えて見てください。
新人に新しい仕事を頼むとき、頼んだほうの私はまずその新人がまともに仕事ができることを最初から期待していません。
最初はその仕事について知らないのが当たり前だしその仕事に失敗したからと言ってそれを責める気持ちは全く無いのです。
たぶんこれは私に限った話じゃなくて、アルバイト等を雇う側の人は皆そう感じていると思います。
問題はその難問を受け取ったとき、新人がどう対処するかなのです。