人間の行動の中で、予測可能で定型化しているパターンがあります。その中で、お互いが破滅的な結末を迎えるようなパターンを「ゲーム」と呼んで、それについて分析していきます。破壊的な結末を迎えるゲームですが、このゲームを演じるには理由があります。
- ゲームは生活時間を構造化する手段
- 悲惨な言い争いをするゲームでも、それを演じている間は儀式のように時間を構造化することができます。
何もしないよりは、何らかの刺激が欲しいのです。
- ゲームは愛情やストロークを得る為の歪んだ手段
- 本来は肯定的なストロークが欲しいのだか、ゲームをすることで、否定的なストロークを得る事で満足したい。
- ゲームは基本的感情生活を守る為に演じられる
- 常に不満な感情で生活してきた人は、その不満な感情でいることの方が、満足した感情でいることよりも安心してしまう。
このため、ゲームを行ってわざと不満な感情を作りだしてしまう。
- 自分の構えへの確認
- 各個人が得た構えを確認する為にゲームは行われます。
いつも、嫁さんと最後は不機嫌になってしまう喧嘩をしてしまっている私はなんとかしてこのゲームから抜け出したいのですが・・・。