悩みと共に(抑うつ 神経症 気分変調 鬱病 摂食障害)

症状

うつ病になると

• ほとんど毎日ゆううつでしかたがない。
• 何をやってもつまらないし、喜びも感じない。
• 食欲がない、または極端に食欲がある。
• 眠れない、眠りすぎる。
• いらいらして、動けない。
• 疲れやすい。
• 自分はどうしようもない人間だ悪い人間だと思う。
• 考えが進まず、週聴力や決断力が落ちる。
• 死にたくなる。
• 仕事や家事、学校などに行きたくない。

などの症状が出ます。
(死にたいと思っている人は絶対思い留まって下さい。＞死にたい )

　多くの人はここで勘違いをしてしまいます。
「気分が落ち込んでいるだけだから大したことはない」
なんてね。
　確かに、ひとつひとつを見ていくと、どの項目も「大きなストレスを受けたときに普段の生活でおこること」と 誰もが体験したことではあります。

　その落ち込みと大きく違うのは
「この状態が2週間以上続いている」
「本人がとても苦しんでいる」
ということです。
　よくよく考えてみましょう。 3連続徹夜は死ぬほどつらいことです。それが2週間も続くということがどういうことか。 眠れない日が2週間も続く生活にどのように耐えればいいのでしょうか？ 自分自身がそういう状態になることを想像することができるでしょうか？

　このことは、周囲の人はもちろん。うつで苦しんでいる人自身もはっきり意識していただきたいと思います。 どんなしんどいことでも、慣れてしまえばなんとも思わなくなるのが人間ですから。

病前性格

　うつ病になりやすい人がいます。

• 真面目
• 責任感が強い
• 仕事熱心
• 几帳面
• 正義感が強い
• 人との争いを嫌う
• 他人が自分をどう見ているか気にする

　一見して心やさしく。それでいて、きちんとした人です。
「丸い心の中に四角のこだわりをもって、それをあまり表面には出さない人」
と言い換えることができるかもしれません。

　こういう人は、仕事を断るのが下手です。断るよりは自分でやってしまえと考えてしまいます。 自分の中に溜め込むのには慣れていますから。そうやって仕事や不満を自分の中に溜め込んでいくと、だんだんしんどくなってきます。