悩みと共に(抑うつ 神経症 気分変調 うつ病 摂食障害)

すんだひとみ
澄んだ眸
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食べ方(摂食障害)

安全

 今は、店で売っている食べ物はほとんど安全です。  一昔前に「買ってはいけない」と言う本が売れましたが、それにに掲載された食品でも食べてすぐおなかを壊すものは何一つありません。だから、人のほうは食べ物を何も感じないまま口の中に入れることが可能になりました。
 何を食べても大丈夫なことはとても幸せな事なのですが、反面、自分の持っている本能的な感覚をたよらなくても生活は可能です。そして、感覚を鍛えなくても生活できるようになりました。
 本能が無視されてもそれできちんと体が維持されれば良いのですが、やはりそう言うわけにはいかないみたいですね。
 過食をしている人に限らず多くの人は、本能である味覚や嗅覚をちゃんと納得させているのでしょうか?食べ物の味をちゃんと味わって食べているのでしょうか?

感覚

 本能が納得しなかった食べ物をただただ機械のように飲みこんでも、食べ物は胃までは溜まるけど、腸以下の細胞が受け付けないような気もします。それで吐くのであれば、あなたの体は自分に不必要なものを拒否できることになります。ですから、食べることに無防備であることよりは、適正に機能しているかも知れません。
 でも、もっと考えないといけないのは、何が本当に必要なものかを見分ける感覚が鈍ってきていることだと思います。
体が本当に求めているものは、一時的な安心を得るための安い食べ物なのか、ダイエットによる食事制限なのか、運動することなのか、それとももっと別な何かなのでしょうか?この問いに答えを見つける感覚がだんだん鈍くなってきていると私は思うのですが、あなたはどう思いますか?
食べ方(摂食障害)
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