悩みと共に(抑うつ 神経症 気分変調 うつ病 摂食障害)

すんだひとみ
澄んだ眸
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不眠

規則正しい生活

 1日を24時間の周期で過ごすのは、人間に限らず、地球上に生きている生命が 46億年かけて培ってきた基本ルールです。しかし、人の場合は無条件にこの リズムが刻まれているわけではありません。
 人間の体内時計は25時間が一日です。このため、何の刺激のない部屋 (光や音の変化を作らない部屋)で生活すると、人は1日を25時間で生活します。  きっと季節の変化で太陽が照っている時間が変化することに対応して、 休めるときには休むようにするためにそのような仕組みになっているのでしょう。
 この状態は、リセットしてあげないと、1日に1時間ずつ生活の時間が遅れて、 ずるずる夜型に移行してしまいます。

 1日を24時間に補正しているのは、明るい光です。 もし、規則正しい眠りを期待するのであれば、朝目覚めたときに、窓のカーテンを開け 外の光(直射日光) を浴びてください。それと、昼間の適度な運動をすれば、 少なくとも体はぐっすり眠れるようになります。
 でも、心が眠れないことにこだわっていると周りを警戒する意識が強く 働いているのでやはり眠れないかもしれません。
 明かりを手にする前の人類は体内時計の調整を母なる自然に任せていました。 でも、明かりを手にした人類はそれと同時に明かりをコントロールし、自分自身で 体内時計を管理することが必要になったのです。
 嘆いていても、時代を戻すことはできません。地道に自分のやれることに取り組むこと が大切です。

昼間することがない
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